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#811 宇宙大学の学生をターゲットっていうのでどうかなあ?

#811


「そうだ、アリス何かいい考えがないか?」

 ティアナと話していてもらちが明かないハルトはアリスに意見を求める。


「そうですね、フェニックス隊もぼちぼちと知名度が上がってきているので、そろそろ広告を出して一般公募してはどうでしょうか?」


「おおっ、広告か、いいな、で、どこへだすんだ?」

 ハルトはアリスの提案に乗り気のようだ。


「そうですね、あまり範囲を広げるのも大変でしょうから・・・ハルト隊長は若いのと、経験者とどっちをお望みですか?」


「そうだなあ、アリスの虎の穴で研修ができるのであれば、経験不問でいいかなあ」

「っていうことは?」


「どうせなら可能性がある若者大募集でどうだろう?」


「あの旦那様、若者には若い子も含まれるのでしょうか?」

 ルミナは妙なところがひっかかるようだ。


「特に男女を問うつもりはない・・と言うか性別を聞いたらだめなんだろう?」

 ハルトのいうことはもっともだ。


 実際ルミナたちRAIも女の子っぽい姿ではあるが、チキュウ的な性別枠には収まらないだろう。


「ならば、ミーナミ社長達の通っていた宇宙大学の学生をターゲットっていうのでどうかなあ?」

 おおっ、ティアナが建設的なことを言い出したぞ。


「宇宙大学か・・・あそこの学生は卒業したらどこに就職するのが多いんだ?」

 ハルトが尋ねる。


 それまで端末を操作していたアリスが、何やら言いたそうだ。


「ハルト隊長、ミーナミ社長達が何を目指していたか知ってますか?」

 ハルトはうーんとうなってミーナミ達との会話を思い出している。


「ええと、3人と大学院に進学後に、ミーナミは宇宙飛行士、ミーシャは宇宙医療、アミルは宇宙船整備士を目指していたんじゃないかな、それで合ってるか、ノバ?」


「ハルト隊長、よく覚えていますね、正解ですよ」

 ノバがすかさず返事をする。


 そんなミーナミ達3人にノバ、ミーシャ、カノンの3人がナンパされて、気が付いたら交際や結婚にまで進展したのであるから、この宇宙は摩訶不思議で満ち溢れている。



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