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#802 その・・あのレンに妹か弟がいつ来てくれるのかなあって

#802


「そりゃあ、少しは驚きますよ、でも二人、いえ4人の幸せが優先するに決まっているじゃないですか?」


 ルミナがリリアとカノンがフェニックス隊を離れてしまうことに少しも反対していないことにハルトはかなり驚いている。


「だけどな、二人が旗艦ルミナスを離れると、艦の運用がけっこう大変になるぞ、特に火器管制が手薄になるような」


「ハルトさん、確かにそうなんだけど・・・」

「けど?」


「旗艦ルミナスは最初は私とハルトさんだけで運用していたことを忘れちゃいましたか?」

 ルミナが真剣な顔をしてハルトの顔を覗き込む。


 そうだ、最近はにぎやかで忘れがちだったけど、ルミナは旗艦ルミナスそのものでもあるんだった・・そしてそれは今でももちろん変わらないのだ。


「ルミナごめんよ、おかげでルミナと最初に出会った頃のことを思い出したよ」

 ルミナはハルトの言葉をにこにこしながら聞いている。


「ハルトさん?」

「ルミナ、なんだい?」


「私もハルトさんが大好きなんです、だから・・・」

 ルミナはそこまで言うと急に顔を真っ赤にして、ぼそぼととつぶやくように言う。


「そ、に・・・その・・あのレンに妹か弟がいつ来てくれるのかなあって」

「うん?ルミナ今なんて言ったんだい?」


「な、なんでもないです!」

 ルミナはそう言うとふっと下を向いてしまう。


 ハルトとルミナ、二人の間には優しい沈黙の時間が訪れる。


「そうだ、ルミナ」

 ハルトは沈黙を破って口を開く。


「なんですか?」


「二人がリリアとカノンが不在になるんだから、その間の埋め合わせを考えないとな」

 ハルトの言葉にルミナも真剣に考えてくれているようだ。


「・・・そうですねえ、火器管制はこの際正式にチョコに任せてはどうかなって」

「やはりルミナもそう考えるよな」


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