↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宿屋のおっさん大成功!! 〜勇者召喚に巻き込まれたおっさんの大逆転ライフ〜  作者: ミコガミヒデカズ
第一章 宿屋のおっさんは勇者召喚に巻き込まれた

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/14

設定集01 召喚魔法のルール その1


 【召喚魔法とは?】

 ここではない場所から何者かを呼び出す魔法、それが召喚魔法である。小規模かつ簡易的なものなら魔術師が離れた所にいる黒猫や鴉(カラス)、ネズミなどの小動物を自分の使い魔とする為にその場に呼び出すといったもの。高度なものならば魔界や異界から魔王とか邪神といった強大かつ物騒なものを呼び出すというものもある。



 【召喚にはコストがかかる】

 少し離れた場所から使い魔にしている小動物を呼び出すといったものなら召喚士自身の魔力をある程度消費するくらいで済む。しかし、戦士などと比べ肉体的に貧弱で物理戦闘が苦手な魔術師がボディガードとして同じ世界のどこかにいるミノタウロスを呼び出すとしたらかなりの魔力を消費する。


 これがさらに召喚士がいる世界とは異なる異界から強大な力を持つ存在を召喚するとなったら要する魔力や触媒となる素材を要する。つまり召喚しようもする場所から離れれば離れるほど、相手が強大であればあるほど必要になる魔力や素材は比例して多くなるのである。

 


 【召喚魔法は呼び出すだけ?】


 魔力や素材を消費して何者かを呼び出す召喚魔法、成功すると召喚士の前には何者かが現れる。だからといってその呼び出された存在がすぐに何かをしてくれる訳ではない。地面に描かれた魔法陣の中で佇(たたず)んでいるだけ…、場合によっては術者対して姿勢を崩したり素知らぬ顔をしたりする事すらある。そう、召喚魔法はここからが本番。あくまで召喚魔法はその場に呼び出しただけなのである。



【召喚した、さあ契約の話をしよう】


 呼び出した対象は魔法陣の中にいる。この魔法陣の中は召喚士と呼び出した対象を隔てる絶対的な障壁、中の者は勝手な事は出来ない。ここから術者と召喚された対象との契約交渉を始めていく。


 契約交渉は一言で言ってしまえば雇用条件。術者が言う事を聞かせるのに何をすれば良いかを提示する、時に召喚された側が要求する事もある。あれが欲しい…それはダメだ、これをして欲しい…ならば何々を差し出せ…そういったやりとりを繰り返し契約条件のすり合わせをしていく。その間も魔法陣の維持に魔力や素材は消費されていく…。


 腕の良い召喚士はそのあたりの駆け引きも上手い、同時に魔術師としての実力も高い。術者自身の能力やカリスマが高ければ高いほど召喚された側にプレッシャーをかけられる。その分だけ契約条件が安上がりになる傾向がある。契約条件としてよく持ち出される術者の身の安全、裏切りを防ぐ為に必須の契約といえる。だが召喚士自身の能力が高ければわざわざ条件にしなくても良い、条件として支払う代償がひとつ減りそれだけ安上がりにつながる。ただし、身の安全の保証がなくなる為にいつ寝首を掻かれるか分かったものではない。


 他にも常時付き従うのか、あるいは必要な時だけで良いのか?必要に応じてならば力を行使させられるタイミング…日没後から日の出までとか、満月の夜だけとか…。対して召喚した側も何を出せるかが問われてくる。単純に金銀財宝の時もあれば一定期間に定められた量の生け贄を与えるという時もある。変わったところでは術者の死後に魂を譲り渡すなど様々である。当然、要求が複雑・高度化すれば要求も大きくなる。


 場合によってはタダ同然の条件で召喚に成功してしまえる場合もある。自分が何を言って、相手が何を言っていたかをしっかりと覚えておく必要がある。そうでなければ聖テスコボ学園の生徒達のように何も知らなずにアクイアーリ王国の下に置かれてしまう場合もあるのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。