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モテ期、開眼の章!!!



「おし、リリキャル、お前には救世の勇者命令発動――びんただ」

「なんで!?」

「ヒッピーのおちんこぼれが上と下のおくちくちゅくちゅから漂ってると俺は確信した」



「確信すんな、言いがかりだ!てかお前、あたいの私生活に介入しすぎんだろ!

 それと漂ってないから!」


「うっせ、淫売、俺のペット!

 俺は常々思っていた。

 アソコに白いカラスがいる。そういえば皆が『はい、そうですね!勇者様!』

これ、この待遇必要じゃね?」


「喜べお前は世界最低の、いや、異次元世界全部ひっくるめて最低の勇者だよ!信じられねぇ思想の勇者が来やがった!もうこの世界はダメだ、神に見捨てられてるとしかおもえねぇ」



「わかった、この糞みたいな上級国民思想は糞だけに便所に流して忘れよう淫売の性病メスガキが! だが、お前はコワい。こっちくんな化け物! お前の梅毒やら黄色い悪臭ゼリーが漏れるマンコに近寄られたら伝染るんだよ! こっちくんな!」


「ひどい! 臭くないウチの割れ目ちゃん!

 あああ、はっきりいう、この割れ目ちゃん未使用だから!

 結婚するまで処女でしたのアワビさん思想だから!

 あと、こっちくんな言い過ぎ案件!」


 そうか、そこまで言い張り処女ならば、それはそれでヒロイン候補でいいのでは。

 まぁ、実際ヤバ酸っぱくねっちょり、少しニキビ風味は、こいつから漂ってきてないのは事実――

 とはいえ突っ込んで性病プレゼントキャンペーンは勘弁したい。


「知らんわボケ!

 いつかお前の未使用新品が実証されて、

 その封印が解かれておうちで開封される時期があるのなら――」


「あるのなら?」


「マジもんの肉食化け物ペ・ニス燐って奴を、

 お前の体に教え込んで、

 二度とご主人様から逃亡、

 どっかの元カレsと浮気だの、

 生オナホホホだのできないようにしてやんよ!

 てかマジで他の男に関わるなよ!

 お前の口頭供述を鵜呑みにしてお前に自由権限与えたら、お前はビッチだからみんなに伝染しちゃうからね!」



                 挿絵(By みてみん)



「そこまでがっつくほど男に飢えてねぇ、てかお前思考が完全おにちく!」

「ちがわい! お前がヴィッチなんだ!」



「何を騒いでおるんじゃ騒々しい……」



 天幕の向こうから美女の巫女さん8人ほど連れて、婆長老が現れた。

 そう、コンテナ搬入と中身の移送、

 色々な複雑チェックを受けて、各種武器だのエネルギーチャージャーだの簡易カートリッジだのだの食料含めて補給は終わり、

 今、囲炉裏の前にいた。



 で――



「そんで、何を言い争っておるんじゃ?

 お前の元カレとお前の爛れた関係が勇者様より告発!

 ジェネラル・リリキャル改め、

 蒼紅の無影様専属生オナホホホ性奴隷格下げ敗残娘よ、

 ぺッ!――今からお前の嘘と元カレとの共謀関係、敵に情報流してたかを検証、ありありの事実を見せてもらうんじゃ。

 そこで沙汰があるまで大人しく座っておれ!」


 ついに婆から、

 自分が何と一緒にいたか。

 股を開いて性病粘液垂れ流しているのか、

 ヤリマンヴィッチ永住権ちゃんリリキャル――

 自分の馬鹿さ加減と国を売る脳みそお花畑の汚ペ・ニス燐の大きさしか考えられない――馬鹿レベルの売国奴――その立場を改めて知られる事になったリリ助・サ―・マム・サーの最後の時だった。


 正直処女検査からそれは始まった。

 これでいきなり処女膜から声が出てない系なら、極刑一本道ができあがるだろう。

 助ける気はない。

 処女なら次はキスしたか、xy染色体が唾液成分1億以上の細菌の口蓋付着物などで一発で看破できるらしい。


 ――おわったなメスガキ。

 ヤリマン。

 俺は前世からメスガキが嫌いで、清純地味子としてやってきたお姉さまの処女膜を信じる派なのだ。


 婆、その真実の映像をみる。

 それはリリキャルの頭部、ミミの中まで貫通、

 脳を直接書き換えがないか見るシステムだった。


 今回は、この場でセックスしてたら映像がエルム中に流れる爆弾つきだった。



 ――追われリリキャル・ふぉーえばー。


 そして婆。

 その目つき、

 蔑視。

 侮蔑。

 嫌悪、

 唾棄、

 売国、

 裏切り、

 同胞を踏みにじる屑、

 下衆の極み、

 極刑するべき!――存在の養豚場でオラついてる雌豚の現れ。


 ――まさに哀れな豚。

 飯食って糞するだけの価値しかない存在証明に他ならない。


 だから婆の眼光が猛禽類の如き怜悧に細められ――


 もういつ『裏切り者の内通者だ、黒Gキ土人の臭いが染みついとるわ、収容所にいれて、そのうち、カッ』とか言いながら、自分の喉元親指が通過、そのまま下方向に落とされる構えが来てもおかしくなかった。


「まって、ばっちゃ違うの!

 うちは、

 ううん、私はクレーバー一筋にみせて裏切り者をあぶりだしてたの!

 そこらへんは、蒼紅様も理解できるはずですよね!ね!

 私あいつに処女捧げる程、ヴィイイイッチじゃないはずです!

 調べてくれていいです!

 アイドルヴァージン伝説のレジェンドなんですぅぅぅ」



 雌豚が何か喚く。


 ――俺も補足してやる。

 こいつの破滅に。


「あ、クレーバーは仲間を売ってる売国奴で、間違いないでした。

 奴のサバイバル世界で生きるタフガイとは違う、どうせ俺は殺されない。上手くエルムを売って、向こうで純度の高い薬やりながら、ウクレレで一山当てよ、そんな顔と、皆を見る小馬鹿にした態度。言葉のイントネーションで看破しました。リリキャルはバージンならただ利用されただけの可能性もありますが、女の検査員に全身スキャンと連中の遺伝子がくっついてないか、毛穴という毛穴から髪の毛全部引っこ抜いてでも、ナノマシンくっついてないかEMP爆発の中に放り込んでから調べた方がいいと具申しましょうかね」



「それだけで看破、

 そしてリリ助に対する慈悲!

 さすが勇者様!

 まさにエルム救世の、終焉から原初へ!

 まさにまさに終焉星を原初に書き替えると謳われた伝説の御方!

 あんな馬鹿たれ娘のせいでお怪我はされておりませんか?」


 婆歓喜の絶叫!


「ありがとう。

 だが大丈夫だ問題ない。

 で、あいつは連中のスパイ確定。

 つまりこっちから同盟もちかけ、

 スパイとして送り込んで向こうの待遇よくてスパイ化。

 日本ほどじゃないですけど、スパイ多いのがわかったので、今すぐ原初の原始時代からエルムに仇名すスパイ行為やってる奴は拷問の末四肢切断から始まって、鉛やすりで四肢先端から付け根までごしごし。

 あとは焼き印いれて、最後にさっくり地獄行。

 全てクレーバーの馬鹿が二重スパイに成り下がったからです。

 一匹見つけたら30匹以上。

 常識ですね。

 殺しましょう」


「うむ」


「裏が取れてますから。 

 クレーバーだけでも、この国を麻薬漬けにして、

 エルかユダに売ろうとしてたのは確実、

 だから殺しました。

 けど、問題が――」


「問題ですと?」


 クレバーの残骸の一部をもってきた無影は、小汚い子袋からそれを出し、

 リリ助に渡して無い、

 叩き潰した時に握ってた一部。


「あのメスガキ性病持ち馬鹿が、クレーバーの修復を試みる可能性がないともいいきれない。私は聖者として嘘つきは信用してません。

 もう死んでるのに。

 まだあのヘタレ雄を生き返らせたいのでは。

 そう考えて行動をするべきでしょう。 

 あのバカ娘を信じたいですが、先にも言ったナノ粒子の検査を。

 必要なら奴のおめこつるまんから、鼻毛に髪の毛、眉毛を一度脱毛してから検査、すべて脳内までチェック、それが終わったら強制植毛を。

 そしてこの小汚いエルムの裏切りモノチャラ汚ヒッピージプシー全部ユダ、もしくはエル。なのでいまここで――」


 と、ネオからもらった装置でクレーバーの残骸を一撫で。


 蒼紅が想像したとおり、

 空間に映るはエルの黒スーツ――まさにG鬼土民。

 連中に情報を売ってるクレーバーの馬鹿丸出し屑汚の顔過去映像、

 クレーバーの体に浸み込んだ情報遺伝子一素粒子から完全復元。

 その肉片を婆に渡した。


 画面に写るのは、連中と会話しながら、

 エルムの情報を、

 戦闘軍人の数、

 内部情報、

 計画、

 配備、

 防御網などの目をかいくぐれる道順などを、笑って暴露すするクレーバーのひゃひゃひゃ笑い。

 ひっぴーが余裕で裏切る、前世の敵国に侵入してくる侵略ゴブリンユダと同じ顔してるじゃん!あららー。

 な、映像が展開されていた。


 むろんここにいる人々は、

 メスガキは、

 ばっちゃは、

 それを感情の無い怜悧な眼光で見つめ。



「勇者様、ありがとう……」



 すっげぇ低いブレた憤怒が交じった為だろうの呟き、

 婆も認めるしかなかった裏切り。

 これで派遣組全員が処罰対象にとなり検査が実施。

 誰一人逃げられないよう蒼紅の申請が受理。

 ティノさえも検査にかけられる事案に発展。

 そりゃスパイ一匹でも一日でも生存させとくなら、その国が頭おかしいか、反対する者がいれば、そいつもスパイ。

 極刑当然だからだ。


 さらに、

 既に拘束され正座しているリリキャルにも全員から疑惑の目が向けられた。


「ほら見ろ疑われる。

 俺の価値観間違って無いじゃん、リリスケべヴィッチちゃんよ」


「ちがうの、ちがうの、裏切りじゃないの! ちょっと、性病が疼いただけぇ。

 じゃないわ!

 誰が性病だ!

 勝手に性病疑惑だの創ったのあんたD――」


「あ?」


「すいません、御主人様、綺麗な雌豚です。リリキャルは、貴方の名誉と誇りと女神様の導きで来られた救世主様の綺麗な雌豚奴隷です。

 マジです!

 あ、ばっちゃ。

 今のはただこいつに無理やり奴隷淫紋されちゃって、

 こいつの所有物で、

 心も体もこいつの物扱いになったけど、

 でもでもクレーバーは策略の為の元彼扱いで、本気の付き合いしてません!

 しっぽりからだで抱き締めヒーリングも。

 ううん、もう女神の化身たる私がリザレクション。

 あとでクレーバーを蘇生させて直接情報引き出しが早いとも思うのですが――

 でもでもリザ出来るあたいって、ちょっと女勇者並みに偉大――」



「じゃかましいわ、ぼっけぇ!」



 婆絶叫!


「それは勇者様を救うための女神さまから預けられた力じゃ痴れ者め!

 しかもひっぴーなジプシーな連中を救うなど、ラリったジャンキー麻薬中毒者と同じじゃわ、こん戯けが!

 女神さまの力をあだおろそかに扱うとは何事じゃ!

 しかもこの危険世界でラブ&ピース?

 等と歌って踊っとる売国奴一直線野郎に薬欲しさにリザを使うとか抜かしたか、やはり股を開いたか――あばずれが!」


「ちがう、違うのばっちゃ、そういう方法もあるんだな!ってだけ!

 肉片調査だけで済むならなにもいいません!」


「あたりまえじゃ、こん糞虫が!

 あんな、虚弱のヒッピーベジタリアンなぞ焼却してしまえ!

 くらい言うてみい!!

 そこらの猛者オーガとしたい!

 言うとった頃が既に懐かしい歴史じゃわい!

 あれはもう人生投げて、何も守る気もない下等戦士にもなれん裏切るだけの三級国民地区に住むごろつきの類と同じじゃ!

 しかもアレは、

 複製見本改造野菜を喰う、どうみても蝋のような材料でできた、危険な薬物依存症じゃ!

 通称化学物質のベジタリアン!

 ああ、書くの面倒じゃ、

 もうベジータでええわ!

 あのベジータは敵軍襲撃で戦闘なったら、

 いつも女兵士の裏に隠れ庇護してもらい、

 劣性になったら、

『金か、金が欲しいの?

 上げる、金なら幾らでもあげる!

 地位か、やる!

 名誉も、やる!

 その女もあげる!

 だからユダの皆様、

 僕だけは、僕の命だけは助けてくださーい!

 平和主義のヒッピーデース!

 と、女兵士を雌として、敵軍に売り渡そうとした大馬鹿野郎の指名手配犯じゃぞ!今、肉片で大放送中でエルム中がしっちょる共通スパイぶっ殺し隊が、集まりそうな気運じゃわい!

 二度とあいつを蘇生とかいうな!」


「は、はい!」


 ――さすがにこんな情報出るとは思わなかった。

 マジかよあの糞下衆、最低だな。


 と、夢衛が眼差しを閉ざして静かに静かにまさに清聴。

 口をへの字で眼差しを真横。

 だんまりをキメて。


「あやつに背後から殴られ、

 敵軍の兵士らにその場でご〇姦され、それをニヤニヤ見ておるわ!

 この子ら、後に自殺した仲間じゃないか!

者ども、クレーバーの遺体は完全原子分解!

 奴の原子分解を始めながら洗いざらい敵の全情報を奪い取るぞ! 

 何か隠しちょる。

 エルの大門を開く鍵もしっちょるはずじゃ!

 ここにスパイがいないか既にナノマシンモニタ―を走らせておる、 

 どこぞで通信、思念を送る者は脳みそ爆発じゃ!

 覚悟して生きよ! 

 ほれ、解読班いそげ!

 全部解析するぞ!」



 と、婆の言葉に衛兵が何人か天幕から出ていき――

 リリキャルも捉えられる形で女衛生兵もお付きで引っ立てられ、



「まって、まって、私は悪くないの、

 どうせ捕まえるなら、

 この女を女とも思わない勇者づらした、

 糞の夢衛を――ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!」



 突然彼女の体に電流が走り、

 くっさい臭いが天幕を充満。

 肉の焼ける匂いだ。


 ――ちなみに、俺じゃない。



 それは、巫女の一人、

 ここに来た時、

 初めて見た微笑み黒髪ロングのおねーさま美少女から美女への転換期巫女の錫杖からのようだった。

 

 ――巫女だけど雷系の魔法でも使えるみたいだ。


 柔らかな慈母の笑みで微笑まれた。

 まるで解ってます。

 裏切りスパイには死を、ですよね。



 と、目で語るようで。

 やばい、こっちもとろとろになりそう。


 と、蒼紅も腰砕けでコクンと頷いちゃう。


 それを横目で見てるばっちゃだが。



 ん?

 この世界はいつからハイ・ファンタジーにジャンル変えしたの?

 終焉世界の超文明崩壊科学世界でしょ。

 ジャンルは文芸にしちゃおうかしら。



 ちょっと悩む夢衛だが。



 婆の目は眦上げた猛禽類。

 泣き喚いてお優しくお願いしますううう!

 と、女衛生士に懇願する姿は、河豚みたいな目つきの醜い豚を思い出す。


 で、ばあちゃんもそんな顔。

 だからかな。


 ばあちゃんが空間モニターに映るベジータの亡骸を、ぽい!

 それを守衛が保菌カプセルでキャッチ。回収。慣れてる!

 ひょろぼろガリの、あひゃひゃ笑いの金髪ひっぴー。

 その様はまるで不倫ファンタジーの主人公を見てガッカリする当時のゲーマーの如く。本当によく今までこの苛酷世界でいきてこれたならミスターラブアンドピースのクレーバーは。


 それに皆の顔が、

 蔑み侮蔑唾棄嫌悪の目と顔。

 そのままリリキャルに視線を移動するものもいる。

 特にばっちゃ。


「――ふん、勇者様の御子を授かろうともしない使えん上官雌豚家畜が!」

「超ひどい!」


「やかましい、これで裏が取れてクレーバーとつながっちょったなら、ヤク漬け一歩手前で生きとる性病が証拠のメスガキラりヴィッチくあ!

 まぁええわい。

 もう真偽がバレるまで話したくないわ!

 つれてけ!

 ほんで、

 そのうち勇者様には良き良縁を――」


「わたし、わたしに立候補させてください!」



挿絵(By みてみん)




 そう唐突に立候補したのは、

 先から集団の中で待機してた、

 一緒に帰ってきた金髪碧眼ヒロイン元メスガキ隊長、

 荷物持ちまでしてくれた優しく配慮もあり遠慮もできる――すげえなこのすさんだ時代で!――な、ティナだった。

 ティナは既に全裸で、カプセルキットの中でチェック完了。

 判定無罪。

 いっさい、敵と内通してないことが証明。

 鹿も全裸アピール。

 慌てて周囲のお仕え傍女らが動く。



 巫女さんらが全裸で嫁アピールをしたティナに、む~っと顔をしたのは気のせいか。



「ティナよ、貴様メスガキ部隊のくせに処女だと言い張るか?」


「いぇす・あいあむ! 長老おばあ様。

 信じられないのでしたら長老様が調べてくださっても結構です!

 そこらの巫女の振りしたヴィッチにも負けません!

 新品です!

 勇者様降臨を信じて、待っていた雌の一人です」



 と、両手でグーつくって、大声で絶叫。


 ――金髪おどおど地味子と思ったが、ここが最後の機会と思ったのか、

 凄く頑張った!

 しかも雌と自ら言うすさまじい度量。

 そういう子は嫌いじゃない。


 と、彼女、いきなり着こまされた服装の戦闘姿の茶色の軽装、胸当て肩当て、へそ出しミニスカートに、ハイソックスと革ブーツだが。

 スカート捲って、

 パンツ捲って、


 あ、ちゃんと解説しとくか。

 バックパックに茶色の胸後のプレート、その下は白の胸巻き、とでもいえばいいのかそれら装備してる子。

 サイドには茶色の衣類、多分輝きから何かしらの防具。

 へそを出し、茶色のミニスカート、

 そして黒の太もも食い込みのハイ・ソックスに、

 膝までのプレートブーツ。

 左右の腰にどうみても短剣、

 よりちょっとながい刃が隠されてそうな鞘が装着されていた。



 そして婆はティナの女をチェックチェック。


 息をスーッと吸って、

 吐く勢いで――


「おし、決定! ティナは勇者様の嫁!

 女神様!

 今、ティナというデコイが、勇者様の嫁となりました!」


「勇者蒼紅様、だ、大好きです!」


 と、許可が出たとばかり蒼紅の無影さんにダイブ。

 その威力を消さずに流して一緒に回転。

 蒼紅は、

『ふぅ、今日は夜がサビ残だ』

 意外と息はあってるらしい。

 全員がそう思った。



「んじゃ、勇者様を徹底的に堕としたら、

 子供30人は頼む、

 その子供も全部子宮内成長段階で内部操作、

 雌にする。

 その雌共とも勇者様には全員ファックを頼もう」



 ――この世界が狂気の大気に包まれて住民全員狂ってるのは理解してたけどさ……うん、婆もたいがいだった。

 まぁ、悪くはないか。



 納得しちゃう蒼紅の無影さん。

 で、怜悧な眼光を発光させたリリキャルがモニター展開に顔を出す。


 だが、婆が凄まじい般若のような顔で、

 カプセルの中で肺まで調査液を流し込まれて水没してるリリキャルさん。


「ひぃ!」

 っと叫ぶリリキャル。

 婆がヤバい顔つきになってきた。

 

 ――そりゃそうだ、婆は信頼してこいつを俺のところに贈って従者にした。

 のに、やる気ないえばりっぷりだ。


 そして裏切った可能性が唯一残るメスガキ。

 リリキャルに【ジェネラル】っていってたのは信頼してた証。


 でも生命体として世に遺伝子を継ぐはずの雌が、

 終焉末期で治安ヤバい世界で。

 つよつよ遺伝子を求めずベジータの可能性があった。

 これはもう裏切り事件とか案件だ。



 ――雌としてある意味、ぼろ負け小娘。

 きっとそのうちジェネラルの資格はく奪になるだろう。

 だから僕はこう言わざるを得ない――


「リリキャル、ざまぁ……」


 にやぁ、と笑う蒼紅さん。

 聞こえたらしい。


「おま、今まで誰のおかげでここまで来れたと……」

「ふん、家畜のようにしようとしてた出会ってからの日々は、僕はわすれてないからね。(にっこり)」

「く、覚えてろよ……この、弱小珍助平が!」



 ――うん。

 ノヴァデスで、国旗三つとあいつら糞集団が出た段階で次の年はそこは血の雨か、異教徒の女は雌奴隷にしていいとかいう紀元前脳の集団と同じで、

 G※姦してから、性器きりとり、糞難民キャンプに外人女性を捨てたとか、銃乱射で大量殺人、日本では報道しない怖いから雑魚だから。



 そんな国にいたっけなー。(鼻ほじ)


 状態で過去を思い出す蒼紅さん。


 こいつもどっかの敵軍囚人共の性奴隷として、

 連中に投下。

 群がられてリリ助死亡。

 でも、

 性病伝染するだろうから囚人を相手国に解放してやればいい。

 三日で新手のウィルス兵器として皆殺しにできるだろう。

 あとは蓋をして施設にして、焼却。

 ――完璧だな、おい。


「まさに生体爆弾……それが検査で陽性――決定――薬漬け性病発症リリキャルちゃんの末路ですじゃ」


 婆の頭の中でそれがよぎらなかったといえばうそになる。

 そう、今のモノローグは残念ながら蒼紅さんじゃありません。



「……もしくは勇者様の従者でも永遠にやっておくほうが幸せか」


「え、いやです。性病爆弾として敵国に裸で最低限の透明エロアラブダンサースタイルにして、投下していいのだったら構いませんが。

 下手に横にいて伝染したくないです」


「おま、おま、おまええええええええええええええええええええ!

 何度も言ってんだろ、オボコ! 処女!

 キスもしたことのない新品つるおめこ!

 いるだろ?お前の世界にも、ヴィッチぶってるけど実は処女でキスどころか異性と会話もまともにしてない、手も繋いだことない!

 実年齢、全く経験なし娘!

 それが私!」


「知らんがな」

 そんな顔。

 で、婆。

「何か弁明はあるか? リリ助」

 優しく尋ねてきた訳だが。



「何にもないからとにかくケツの穴から毛先も爪先も全部調べていいから!」




 なんだろうな。

 一度疑われたら、幾らアピールしても信用度は変わるだろう。

 そのまま向こうに寝返らないとも限らないから途中から助け船だして、

 やだ、やさしいとぅんく。

 にでもさせておけばいいか。

 これから絶対、ヤバいことになる。

 そんな気がする。


 ため息。



 ――でも嫁さん貰ったから少し落ち着こう。うん。



「うむ、下らん話でよーわからんかったがわかった。

 それじゃ勇者様、

 さっそく夜伽部屋でパコつかせたいが、

 その前に巫女らと話もある。

 なのでその間、地下に行ってもらいたい」


「地下?

 また闘技場か?」


「いえ、その手前の工房のほうですじゃ。

 メカニックのネオがお主様の力を何倍にも高めることができるマグネッツなコーティングを開発したから施したいといっておった。

 体にエロテクマッサージで塗ってもらってくだされ」



「え、やだ、男に体触られたくない」

「じゃあ、巫女の誰かに」

「喜んで!」

「わ、わたしが、いきます!」



挿絵(By みてみん)



 そう答えたのは――マジかよ――最初に綺麗や、と思った例の黒髪楚々とした超美少女巫女姉様。

 さっきも、む~、の中にいてくれた慈母の笑み巫女。

 目線がよく合う、

 おくゆかしき乙女おねーさん。

 生涯、巨胸か膝枕で甘えさせてくれそう!


【彼女は母になってくれるかもしれない女性だったんだ!】

 という直観、もうそんな気分です!


 黒い髪はひざ下まで延び、前髪の上に金の装飾ティアラぽい物装備。

 胸の谷間見えてるよね?

 の、アラブのダンサーエロ衣装の純白ヴァージョン。


 優しい慈母の眼差しは横に美しく、長いまつげ、黒の柳眉から延びる鼻梁は小さな鼻頭で大人の雌を彷彿させるエロ要素。ぷくりとした唇には申し訳程度の朱が塗られ、女神に奉仕する巫女としては最上級。

 それが勇者の力になるというなら、

 彼女も本懐、

 蒼紅の無影さんは了解以外にありえない!


 ――将来は……幸せ世界でこんな顔にし続けよう。

 毎日が彼女の嬉しなきだ。

               挿絵(By みてみん)

未来予想図・幸せな日々



 だが!

 キュピーンと直感走るはティナ嬢。

 嫁決定でも心はぐぬぬ。

 どう見ても最強ライバルだからだ。


「わ、わたしが、いきます!」

 そういったのは、ティナへの牽制か。

 同じセリフを……


「今後の為にも。今後の為にも。大切な事なので二度言いました!」


 と、顔を真っ赤におねー様巫女様。


 しゅごい、かわいい。

 

 ――おれ、この戦いが終わったら彼女と結婚すんだ。

 いいよ、どんな性格でも。

 受け入れる。

 いいよ、どんな危険を秘めてても。

 受け入れる。

 いいよ、実は超やばいサイコパスでも。

 受け入れる。



 蒼紅さん覚悟完了。



 人生の終焉――結婚!

 星の終焉――繋がったまま!(何を?知らん!)

 も視野にいれての覚悟完了。


 睨みを利かす婆はため息。

 周囲の美女巫女さんらは、

「私も立候補~」と、



 ――あれれ? 俺、結構もててない?

 え、なにこれ前世でもなかったよ?

あした!

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