灯火
灯火が灯る。どこに灯るのか。心にである。身体にではない。
情熱が灯っている。そう周りは言うだろう。しかし、一点に集中している者こそ、努力を積み重ねた先にこそ、心に灯すことができるのだ。動機づけとして。
適性と環境。それをカチリと組み合わせていく。そうしなければ、灯すことはできないものである。
火打石で火を付けていくように。環境を自分の適性を理解し、合わせやすいように調整していく。それが重要になってくるのだ。1つの点のようにして。
どんな強風の中でだって、心に灯された火を消すことはできない。むしろ、望むところだと思って挑んでいくのだろう。瞬間に手を伸ばすようにして。マラソン選手がゴールテープを切るかのようにして。どんな評価が下されようとも気にすることなく。自分のベストを尽くしていく。
あ、の1文字からどんな文章が始まっていくのか。それは分からない。しかし、それでも、紡いでいくのだろう。あを起点にして。
照明が舞台を照らす。ダンサーがダンスを披露する。灯された火に突き動かされるままに。調整を人知れず加えたものを。
不安はあるだろう。けれども、その不安はベストを尽くせるかどうかに変わっている。本人が気づかずに。
外見を磨いていくのなら、同時に心も磨いていく。そのことが大事になってくる。外見を磨き上げたとしても、時を経ていけば、シワが出てくるもの。しかし、心を一緒に磨いていけば表面のシワを気にすることなく、受け入れていけるだろう。
上手く表現できないもどかしさに駆られるとしても、それでも考え抜いた先にあるものを書き出していく。それを書き留めていく。語彙を増やしていく。そのようにして、乗り越えていけるのだから。
アルバイトや派遣、正社員であったとしても、心に灯火があるならば、燃えているならば、問題に対して、良い味方ができるだろう。積極的に問題に向き合うことができる。そのことに上手くリソースを割けるのだから。
失敗の記憶に悩まされるとしても、もう一度と、取り組み続けていくならば、乗り越えていけるもの。前向きに捉えていくならば、それができるものなのだから。
まずはルールを理解すること。理解すれば、上手くプレイできるようになるだろう。暗記したことを実践できるようになるのだから。
一週目を終えたら、次は二週目がある。一週目で上手くできなかったとしても、二週目ならば上手くできるようになるのだから。知っているのと知らないとでは違いが大きいものであるがゆえに。
習慣と惰性は違うもの。同じように見えても、周りからは違って見えている。良い習慣を守っていくならば、自ずと、良い結果へと向かっていくのだろう。
本屋に行って本を買う。それは消費することになるだろう。けれども買った本には自分だけの価値がある。ファンになるかもしれないのだから。
灯火を灯した者は強い。弱みを付け込む隙を与えない。灯火は強みを照らしてくれるもの。消すことはできない強みがそこにある。
心に灯火が灯っている。それは小さく思えるとしても、やがては身体を焦がすほどの熱意を抱くことができるもの。燃え尽きることは無い。何度だって立ち上がっていくものなのだから。
どんなに強い風が吹きすさぶとしても、打ちのめすことはできないものであるがゆえにーー。




