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信頼

 信頼というのはコツコツ積み上げられていくものである。それが基本となっている。近道など存在しないのだ。

だが、失うというのは、飛ばすというのは簡単なことである。そしてそれは愚かなことである。何故ならば、信頼を失う行為をすれば、人というのは見切りを付ける。そして辞めてしまうのだ。関わりを絶とうとするがゆえに。

それが有能者であるならば、手痛いダメージを受ける。大損失へと繋がりかねない。芋づる式に人が辞めてしまうことになる。ダムの決壊のように。それは避けなければならないことである。

 信頼を積み上げていくなら、頼りにされる。けれども、気を付けなければならない。過度に頼り、自分の手を疎かにするならば、共依存どころではない。有能依存へと陥ってしまうのだから。 

そうなれば、職務の負担がのしかかり、やがては潰れてしまいかねない。そうなったらどうするのか。倒れてしまうだけである。

前のめりに倒れてしまうなら、失敗から学べるだろう。しかし、後ろに倒れてしまうなら、どうなるのか。学ぶことはできるのだろうか。立て直すことはできるのだろうか。

 ホワイト企業というのは、リスク管理が大切になってくる。そのホワイトの要因が何なのかを理解しなければならない。

 有能者1人に負担を強いて、安楽に浸っているならば、それは盤石ではない。脆弱である。それでは、負担を強いられていた者が不在となったらどうなるのか。

 安楽のツケが回ってくるのではないだろうか。避けてきた負担がのしかかってくる。不必要と断じていた負担が。安楽から転がり落ちるようにして。厳しくなってくるのだ。特に安楽にズブズブと浸っていたのならば。

 リスクを分散させればいいのに。そのリスクを抱えながらホワイトと言えるだろうか。

 オセロのように簡単にひっくり返るだけである。ブラックへと。グレーになるのかもしれないが。

耐え抜くしかない。状況が変わるまで。状況を変えることができればになるのだが。

 不変なものなんて存在しないのだから。流転していくもの。その流転に合わせられるかが鍵となってくるのだろう。

 盲信を抱くべきではない。現実を見るべきなのだ。最悪の可能性。それを引き寄せてしまわないかどうかを。可視化せざる最悪を。

 職務に対するスキルを向上させる。そうするなら、最悪に抵抗できるだろう。未熟なままの状態を愛すべきでない。コンフォートゾーンを抜け出していく必要がある。現在の安定から抜け出し、広げていく必要があるのだから。

 どのように抜け出していくかは、人それぞれ異なるもの。ケースバイケースなのだから。

同じケースに当てはまることはない。自分に合うもの、合わないものがあるのと同じなのだ。

 考え方も人それぞれ違うもの。だからこそ、コンフォートゾーンを抜け出し方も違ってくるのである。

 自分の中のどのスキルを向上させていくか。それを見つけ、入手しようと努力すれば、やがては身につけられるだろう。自分の中のコンフォートゾーンの外側へと、1歩を踏み出すためにも。

 信頼を積み重ねていった先にあるもの。スキルを向上させていった先にあるもの。ホワイト企業を盤石にするためのもの。因果というのは、報いを与えるためにある。行ないに応じてになるが。

 それが働く者全ての基本になるのだろう。ニートを除いて。ニートから脱出した者のーー。


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