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過去

 もし仮に過去の自分へ、言葉を投げかけるとしたら、どんな言葉を投げかけたいかね。

 私なら前の職場で働いていた頃の自分に、こう投げかけるだろう。

「早く辞めろ。職場に殺されるぞ」

そう言いたいね。

 不穏かね。確かにそうだろう。しかし、生贄にしてまで安楽を貪り喰らってきた者たちへの因果応報でもある。

 そうしなければ、最悪の事態になっていた。その可能性すらあるのだから。冗談抜きで。

1人の犠牲によるホワイト企業というのは犠牲者がいなければ、ブラック企業となる。それは社会史が残念ながらも証明していることなのだから。

 耳が痛い話かね。そんなこと知ったことはないのだよ。犠牲者のことも知らずにいる者は。

 有能者による安寧に胡座をかき、仕組みを見直そうともしない。いなくなれば崩壊する。

穴埋めに負担を強いて、信用の貯金を空にする。そのような職場はAIに言わせると不健全な職場だそうだ。皮肉るならば、不名誉の受賞おめでとうかね。当事者たちからすれば憤慨すると思うが、生贄を捧げなければ立つことすらもできない職場のほうが、不健全の極みそのものであると言えるのだからーー。

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