歴史
どんなものにも歴史というのは存在する。だが、人類の歴史ほど血に塗れたものは無いのだろう。
支配の失敗などが挙げられる。どんなに良い支配をすると豪語したとしても、その行動はどういうものなのか。
交渉の断絶から戦争を引き起こす。土地が欲しいからという理由で侵略戦争を行う。
耳が痛い話かね。確かにそうだろう。そのようにして得られた土地は、その住民たちへの良い政治は行われたのかね。
そんなわけ無いだろう。圧政を敷き、不満を膨らませ、さらには奪われた土地を取り戻すという名のクーデターを引き起こす。戦争を終わらせることをしない。負の連鎖を断ち切ることをしないのだから。
なかには、同じ宗教の信者たちが互いに争うのもあった。彼らが信じてる神とやらは、どちらに微笑んだのか。あるいは微笑むことのできない偶像だったのか。真相は知る由も無いことだ。
国というスケールだけでもこれなのに、個人個人はどうなのかね。家族という最小の政治すら歴史を背景にして争いを起こしている。
伝統を保守する者と反感を抱いて離れる者。それらの戦いがある。そうではないかね。
愚言の応酬の果てに喧嘩を引き起こし、暴力沙汰にまで発展させてしまう。それにより、果てには死者すら出してしまう。
なんとも愚かで醜い歴史ではないだろうか。人類史というのは。
あまりの愚かさに隠遁生活を送りたくなってくる。そうするための資金も無いのが現状だがね。
どこに隠るとしても、争いからは避けられないのかもしれないがね。困ったものだよ。今世という名の人生というやつはーー。




