表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/95

モノクロ

 彼はスマホを使っていた。なんでも1人で映画を作りたいそうだ。しかも、モノクロの映画を。

1人だから短編の映画になるけど。そう言っていた。

 色々な場所に行っては、スマホを使って撮影をする。主に景色を撮っていた。

人は撮らないようにしていた。肖像権の問題が面倒臭いからだそうだ。ゆえに景色を中心としていた。

 どんな映画になるのだろうか。景色ばかりの映画になることは間違いない。ただ撮っているように見えるが、そこにどんなテクニックを使って撮っているんだろうか。

 モノクロの映画。確か、最初の映画は音が無くて風景が主だったか。トーマス・アルバ・エジソンも関わっていたんだっけか。サイレント映画と呼ばれていたというのを記憶している。

彼が映画を撮りだしてからウィキペディアで調べたんだったか。しかも、映画の歴史というのは120年も経っているそうだ。

彼が作る映画は最初期の模倣なのかもしれない。

ゆえにモノクロのサイレント映画なのだろう。

変わり者の彼だから、何かしらの意味はあるのだろう。どんな意図を込めているのか分からないがね。

 でも、面白いと思う。原初の映画に何かしらのインスピレーションを得たのかも知れない。

昨今の映画と比べたら、時間も短いだろうけど。そこは彼なりの仕込みがあるのかもしれない。モノクロの世界にはどんな意味を込めたのか。探しながら見るのも楽しみである。

 考察好きの人々から見たら、どんな評論が出てくるのか。カラーテレビ以前のテレビはモノクロだったと聞く。そこに言及するのかも知れない。どうなるのか分からないがね。

 しばらくして彼から連絡があった。どうやら映画ができたようだ。お疲れ様と言いたい。

 映画の感想は想像に任せるとしようーー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ