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男女比『1:16億』の北半球 ~50年ぶりの生身の男に、世界中が大パニック&大熱狂!~  作者: 団田図


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第40話 限界突破

 検査室の中では、タケルの理性がついに崩壊の危機を迎えていた。

 十七歳の健康で純情な男子高校生であるタケルが、セクシーな美人女医に素手で全身をオイルまみれに愛撫され続けて、平気でいられるはずがなかった。

(マズい……血が、全部下に集まっていく……っ!)

 タケルは歯を食いしばり、南半球の過酷な労働で培った精神力を総動員して耐えようとした。しかし、理沙の指先が太ももの内側をツーッと滑り、最も敏感な部分の近くをかすめた瞬間。


「あ、あああっ……!」

 脳の命令を完全に無視して、タケルの下半身の『スティック』が一気に血流を集め、ビクンと跳ねて、天を衝くように大きくそそり立ってしまったのだ。


「あ……っ!」

 理沙の動きがピタリと止まり、彼女の瞳が、限界まで膨張して凶暴な存在感を放つタケルの下半身に釘付けになった。

「い、いや! これはその、違う! あんたがそんな触り方するから、生理現象で……!」

 タケルが顔から火が出るほどの羞恥に悶え、両手で股間を隠そうとする。


「これを待っていたわ!!」

 理沙が歓喜の叫びを上げた。

「えっ?」

「あっ、コホン!」

 理沙は自分が思わず本音を叫んでしまったことに気づき、慌てて咳払いをして、メガネをくいっと押し上げた。

「す、素晴らしいわ、タケル君! 極度の緊張と視覚・触覚への刺激によって海綿体に血流が集中し、心拍数が最大化している! この全身の血の巡りが最高潮に達した状態こそが、細胞の活動を最も活発にし、最適な3Dデータを取得できる条件なのよ!」

「絶対嘘だ! ただの変態的趣味の正当化だろ!」


 タケルの悲痛なツッコミを完全に無視し、理沙は「突起物の先端も、光の反射を良くするためにコーティングしないとね」とあやしく微笑んだ。

「ま、待て……嘘だろ……っ!?」

 理沙は自分の指先にオイルをたっぷりと垂らし、タケルの大きく膨張した男の象徴を、下から上へと包み込むようにして、まんべんなくオイルを塗りたくった。

「ひぃぃぃっ……!!」

 ぬるりとした感触と、理沙の指の柔らかな圧力が直撃し、タケルは声にならない悲鳴を上げて仰け反った。


「動かないでって言ったでしょ。レーザーの乱反射を完全に防ぐためには、裏側から根元まで、一ミリの隙間もなくコーティングしなくちゃいけないのよ」

 理沙はタケルの悲鳴など意に介さず、さらに手のひらにオイルを追加すると、今度は両手を使ってタケルの最も敏感な部分をしっかりと包み込んだ。

 人肌に温められたオイルの滑りと、大人の女性のひどく滑らかで吸い付くような指先が、絶妙な圧をかけながらゆっくりと上下に動く。


「あ、あっ……! 理沙さん、マジで、それ以上は……っ!」

「素晴らしい張り具合ね……。海綿体の膨張に伴う静脈の浮き出方まで、これならくっきりとスキャンできそうだわ。それに、この脈打つような熱の鼓動……南のオスの生命力って、本当に底知れないのね」

 理沙の顔がタケルの下腹部に近づき、彼女の熱い吐息が直接吹きかかる。知的なメガネの奥の瞳は完全に潤み、理性を失ったような熱っぽい光を放っていた。医学的アプローチという建前は、もはや彼女の暴走する欲望を隠す薄皮一枚でしかない。


「だ、出ちゃう! 限界だってば! 男の……俺の理性が、もう……っ!」

 タケルが顔を真っ赤にして腰をビクンと震わせ、限界を訴えて必死に後ずさろうとした、まさにその時だった。

 理沙は「チッ、意気地いくじなし」と小さく舌打ちをして名残惜しそうに、ゆっくりと指先を滑らせて手を離した。


「ふふっ、まぁいいわ、これで完璧よ。さあ、そのままの状態でスキャナーの中央に立って」

 全身をテカテカのオイルまみれにされ、股間を限界まで屹立きつりつさせたまま、タケルは巨大なカプセル型スキャナーの中心に立たされた。十七歳の少年の尊厳は、もはや風前の灯火だった。


『スキャンを開始します』

 無機質な電子音と共に、カプセルの内側から無数のレーザー光線が放たれ、タケルの全裸をなめ回すように上下に動き始めた。

 股間を隠すことも許されず、タケルは羞恥のあまり目をギュッと瞑り、ただただ時間が過ぎるのを待つしかなかった。


「……素晴らしい。なんて立派なデータかしら」

 数分後。操作パネルの前に立つ理沙は、モニターに映し出されたタケルの完璧な3Dモデルを見て、不敵な笑みを浮かべていた。

 筋肉の隆起、骨格のバランス、そして股間で堂々と自己主張する特大の起伏。すべてがミリ単位の精度でキャプチャされている。


(ふふふ……これだけの完璧なデータがあれば、後で医療用の大型高精度3Dプリンターを使って、私の部屋に『等身大のタケル君』を出力できるわね。質感も人肌に近いシリコン素材を使って……ああ、毎晩の楽しみが捗るわぁ……っ♡)


 表向きは真剣な天才研究者の顔を保ちながら、理沙の脳内では、北半球の倫理観を完全に逸脱した恐ろしくもピンク色な野望が、着々と形になりつつあったのである。

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