おしえて!ヘンリーせんせい!2
「とりあえず今日は基本かつメジャーな花とハーブについて説明するっす」
「よろちくおねがいしましゅ!」
「よろしくお願いします」
「よろしく頼む」
僕がぺこりと頭を下げるとアルベルトさんとテオバルトさんも笑いながら同じように頭を下げた。
「いや~何か照れるっすね!じゃ、早速始めるっすね」
直属の上司に加え他部署の隊長にまで頭を下げられたヘンリーさんは俄然やる気になったみたい。頼られると張り切っちゃう気持ちはよ~く分かります。
「いい香りの花と言えばやっぱ鉄板は薔薇っすね。あとは百合やラベンダーもっすね。フリージアやヒヤシンスなんかも良い香りっすよね」
そう言うと、テーブルの上に花を並べた。どれも透明の箱に入っている。これだけでインテリアになりそう。
アルベルトさんも同じことを考えたようで、薔薇の入ったケースを持って観察してる。
「可愛いわね。このまま飾りたいくらいだわ。でもこれ、季節じゃない花もあるじゃない。いったいどうやって用意したの?」
「俺ギフト持ちなんっす。種や球根があれば、季節とか関係なく花を咲かせることが出来るんっすよ」
ええー!?ヘンリーさん、まさかのギフト持ちだったの!?
イケメン神、やっぱりこっちを見てて、干渉してくれてるんじゃないの?タイミングも都合も良すぎでしょ。ありがたや~と心のなかで手を合わせておく。
「まあ!とっても素敵なギフトね」
「へへ、自分でも気に入ってるっす!」
「ヘンリーは花だけじゃなくて、木も育てられるぞ」
ええー!?ってことはもしかして金木製とか梔子とか沈丁花とかも咲かせられるの!?
「ヘンリーしゃん、しゅごい!」
「花と違って木の方は時間がかかるっすけどね。だから今日は用意出来なかったっす」
ちょっと申し訳なさそうにしてるけど、全く気にする必要ないよ。花だけでも十分すぎるほど有難いよ!
「まあそういうことなんで、今ある花の分だけ香りとそれが人に及ぼす効果について軽く説明するっすね」
おっと、そうだった。今回の集まりの目的はそっちだった。まさかの事実と衝撃に話が脱線してたわ。
改めてよろしくお願いしますヘンリー先生!
意外な特技~の話は伏線でした。
嘘です。行き当たりばったりの設定です←
今日も読んでくださる皆様に感謝いたします
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