おしえて!ヘンリーせんせい!
「ヘンリーしゃん、おはにゃのこと、くわちいんでしゅか?」
「そうっすね。それなりに詳しい自信あるっすよ!それに俺、こう見えて花壇の管理部門でチーフ任されてるっすからね!」
ふえっ?そうなの?……本当に?
綿あめ作りの練習の時に色々やらかしてお仕置きされてた姿を思い出してスン顔になってしまう。
いやまあ、ヘンリーさんが嘘をつくとは思ってないけどね。
「ちょっ、本当っすよ!信じてくださいっす!」
「しんじてましゅよ。しょれよりヘンリーしゃん、じぇひ、ちからをおかりちたいでしゅ!」
「もちろんっす!ノア君の頼みなら何でも聞くっすよ!とりあえずは花を集めるんすよね。どのくらい必要っすか?今から集めてもそこそこの量採れるっすよ」
「んっとねえ、きゅーごいんで、バジャーしゅるのに、しゃシェちゅくるの。だから、いっぱいほちいでしゅ」
素材は足りないよりは余るくらいあった方がいいよね?多分。
「へえ、バザーっすか。楽しそうっすね!そういうことなら、とりあえず色んな種類の花を集めるっすね。あとハーブも!明後日休みなんで、それぞれの説明とかはその時にどうっすか?」
「おやしゅみなのに、いいんでしゅか?」
「言ったじゃないっすか、ノア君の頼みなら何でも聞くっすよ!」
ニカっと笑ってグッドサインを出すヘンリーさんはとても頼もしく見える。
「ありがとごじゃましゅ!」
ぺこりとお辞儀してお礼を言うと、これまたニカっと笑うヘンリーさんに僕もつられて笑顔になる。
よし!そうと決まれば僕がするべきことはひとつ!
「くしゃひきしましゅ!」
ふんす!
◇◇◇
そして二日後。
研究所の中庭にはガゼボがいくつかある。今日集まったのは鈴蘭みたいな屋根に、白い石柱の可愛いガゼボだ。腰の高さくらいの石塀に囲まれていて、中には丸いテーブルと椅子が置かれてる。今日はここが『教えて!ヘンリー先生!』の教室である。
ちなみに聴講生は僕以外に二人。オネエ代表アルベルトさん、そしてオトメン代表テオバルトさんであ~る。ジンさんは普通に仕事があるので不参加。
「意外な人間が意外な趣味や特技を持ってるものよね」
「俺みたいにか」
「そうね。アナタの場合は意外どころの話じゃないけどね」
趣味を隠さなくなったテオバルトさんは楽しそうに話を振っている。応えるアルベルトさんもケラケラと笑っている。楽しそうなテオバルトさんを見てるとこっちも嬉しくなる。ふふふ
さあ、お喋りはほどほどにして、ヘンリー先生のお話を聞こうか。
意外な趣味といえば、作者の父はthe昭和の叩き上げ料理人なのですが、一時期薔薇を育てるのに夢中になって庭が大変メルヘンになったことがあります。
皆様には意外な趣味ございますか?
今日も読んでくださる皆様に感謝いたします
ありがとうございます




