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おしごとおしごと

「つぎのかたどーじょー」


はいこんにちわ。保険委員のノア君です。なんてね。


◇◇◇


「アルねえしゃま、ぼくもおてつだいしゅるー」


「お手伝い?いいのよノアちゃん、こんなアイデアをくれただけで十分よ!ゆっくりしててちょうだい」


アルベルトさんはそう言ってくれたけど、毎日毎日、何にもしないでいるのって暇なんゲフンゲフン、いけないいけない。本音がこぼれるところだったよ。


「アルねえしゃまとエルしゃんのおてちゅだいしたいの」


「可愛いぃぃぃ!」


うるうるお目々で上目使いすれば、はい陥落。アルベルトさん意外とチョロいとこあるんだよね。

ということで、お手伝いをすることになった。

仕事内容は計測のお手伝いとチェックです。


まずは各部署にアルベルトさんが作った問診票を配っておく。

そして医務室前の廊下に身長計と体重計、血圧計を設置する。

そこで僕は名簿を持って待機して、問診票を持ってきた人の名前と照らし合わせる。こうすれば提出してない人がすぐわかるからね。

各々計ってもらって、記入漏れが無いか確認したら、問診票を回収して、部署毎に分けておく。

新しいこのやり方は簡単かつ短時間で済むことから好評で、皆に誉められた。鼻高々である。くふふん。


そしてもうひとつ任された仕事がある。

それは、問診票を出さない人への催促と連行だ。

わざわざ自分を訪ねてきた小さなこどもに、"ちゃんとしないとだめだよ"と言われると大人の皆さんは大ダメージを受けるらしい。

涙目になってる人もいた。ハアハアする人もいた。とりあえずジンさんとアルベルトさんにチクっておいた。

そんなこんなで数日後。



「…ガブリエル、今ので最後よね?」


「はい、今の方で最後です」


「キャー!やったわー!信じられないわ!こんなに早く健康診断が終わるなんて!ほんっとうにありがとうノアちゃん!」


感無量!といった様子のアルベルトさんに思い切り抱き締められる。

命の危機再び。ぐえぇ。


「あらあらごめんなさい!つい嬉しくて!」


「だいじょぶー。おしごとはやくおわってよかったねぇ。おちゅかれさまでした」


「今回が初めてだったから準備に多少手間取ったけど、来年はその心配もないわね!」


「そうですね。なんなら今回よりも早く終わらせることができるんじゃないでしょうか」


二人とも楽しそうに来年の事を話してる。お役に立てて何よりだわ。

それはさておき。一仕事終えたなら、やるべきことがありますよね?


「アルねえしゃま、エルしゃん、おちゅかれさまかいしよー」


「まぁ素敵!是非しましょう!」


「僕も一緒にですか?」


「何言ってんの当たり前でしょ!とっておきの紅茶入れるわよ!」


「じゃあぼくもあたらしいスイーツだしゅー」


「「え」」


という訳で、本日ご紹介しますのはロールケーキでございます!


打ち上げ…良い響きですね

世間様でもようやく打ち上げを楽しめるようになってきましたね。本当に喜ばしい限りです。

拙作がお仕事や勉学に励まれる皆様のささやかな楽しみになれるのであれば嬉しく思います

今日もありがとうございます

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