24話 深淵
うりゃ、そりゃ、セイヤーッ!オラオラオラオラー!
ふぅフゥ=з、一通り消滅させたけど…復活無し…だな
ミント、邪魂は倒したぞ!
ブツブツブツブツ……………………………………
何だ?何か呟くようにブツブツ言ってるんだよなぁ
どしたミント?何を言ってんだ?
〔人族なんて滅べば良い人族なんて滅べば良い人族なんて滅べば良い人族なんて滅べば良い人族なんて〕
ミント!しっかりしろ、おいミント!!
目を見ようと両手で優しくミントの両頬をはさみ
顔をあげた
ミントの目は焦点を定めておらず、表情も抜け落ちてる、何より目から黒い涙みたいな物を流している
見た瞬間にこのままじゃヤバイ!と思い強引にでも
光の泉に連れていくしか無いか!
ミントのうでを掴む!〔なんて冷たいんだ!〕
これも邪魂の影響なのか?とんでもねぇな
ミント、一緒に行こう、な、いい所だから…
嘘だろ、何でこんなに重いんだよ、くそ、この
これ重いとかそんなんじゃねえな、釘とかで固定された家具みたいだ、ビクともしねぇ
おい!ミント!
〔滅ぼせば良い滅ぼせばいい滅ぼせばいい滅ぼせば〕
何だよミント、いや闇ミントか!さっきより物騒だぞ
ミントの両肩を掴んで立たせてみるか
ひゅん!うわっ、今度は何だよ!
ミントの体から黒い腕のが出て俺の手を振り払う
黒い涙の次は黒い腕かよ
〔腕を 切り落と す 積も り だったのだ が〕
ん?何だ?女の声だけどミントの声しゃねぇな
ꐦイラッ、誰だテメェ!
〔我 か 我は ¿©ღ¿ЖКЙ である ぞ〕
あ?何言ってっかわかんねぇよ!何でミントの中から出て来た!お呼びじゃねぇんだよサッサと出てけや
〔ふふ ふ この 娘は 我の 巫 Йにな る 存在 〕
満足に話せねぇんなら、出直せボケっ!
〔ホホホ この 妾に そ の 様な 口を 開く者 ……〕
あぁ、妾だぁ?邪魂にもそんなのが居るのかよ
〔戯け、 妾を あの様な 物 と一緒に する で ない〕
ぬ?違うのか?だがミントに悪影響を与えてるのは間違い無いな悪りぃが何が何でも退散して貰うぜ
〔痴れ者が、この 娘の深層に は 人族 えの深い恨みが 眠って おる そ れを 解放 してやった だ け〕
それが、余計なお世話だって言うんだよ!こっちに
そんな言葉が無けりゃ、覚えとけ、って話しだ
ちったぁ勉強になったか?ああ!
〔ふざけおって、貴様も 共に 深淵に 堕ちれ…〕
どうした?怒って言葉の滑舌も良くなったってかww
深淵がどうの?とかコッチに関係ねぇんだよ!
んなの知った事か!お前はサッサとミントを解放してその深淵とやらに帰りゃあ良いんだよ!!
啖呵切ったのは良いけどなぁ、今ん所、手詰まりだな
あの妾がミントの中にいたら手が出せねぇ
ミントに攻撃は絶対出来ない、どうするどうする
〔フフ、貴様は妾に手を出せんであろう?この娘の体に傷を付ける事に な るか らな
(助け……て お母さん 助け て)
ミントか!何だミントの声が聞こえたぞ
〔まだ深淵に堕ちて おらぬ か 堕ちれば良いものを 〕
(お母 さん お父 さん 助け……)
まだ助かる、まだ間に合う!そうだ!スキルだ!!
迷魂状態でもスキルは使えるか?試す価値はある
だが、今のミントに使えるスキルなんてあるか?
思い出せ、俺のスキルを………………
〔貴様にも 深淵の波動をくれて やる わ〕
そんな物いるか!
距離をとって避けようとしたが波動自体見えないから避けようが無い、うぐっゲボゲボッ 咳き込んだし!
〔む! 何じゃ貴様は 我が波動を喰らった は ず〕
さぁな 知るかよ! 俺自身もよく分かってねぇからな!
それよりも手立てだ、何か…俺の種族、魔導巨大大鷲
…魔導 魔導!そうか!魔導って事は何か使えるか?
使った事ねぇな、うじうじ考えてもしゃあねぇよ
要は経験だ、実戦に勝る物は無しって言うしな
イメージだイメージ!深淵って闇だろ、って事は光か
ん?光!とりあえずライト!!‧✧̣̇‧ピカーーー
小屋の中で、真夏の太陽の様な光が溢れる
うわーーー(目がぁー目がぁー)何回目だクソっ
〔ぐわぁぁ、何じゃと!目がぁぁ 光がぁぁ〕
(きゃ!目が!)
くっ、俺だけじゃなく闇の妾とミントまでもか!
光が有効なら、光系で何か考えればいい
バ〇スでも称えろってか!光の浄化みたいな?か
〔猿の分際で、妾が自ら深淵に引き込んでやるわ〕
おっ、何だ妾が出てくるのか?都合が良いぜ
来いよ、手をくいくいっと挑発してみた、くいくいっ
〔貴様ぁぁぁ 深淵に堕ちろぉぉぉ シュシュシュ〕
おっ何だ!妾 起こったのか?短気だなオイw
おわっ、真っ黒な杭がいっぱい出出来たぞ、やべっ
避けきれねぇ、サクッ ぐっ、肩に1本刺さった
いっ痛ぇぇ、超痛い半端ねぇな、なかなか抜けねぇし
〔触れたな、そして刺さったな、主は終わりじゃ ホホホ 漆黒の杭に刺された物は 全て深淵の闇に囚われる〕
舐めんな!光の浄化をイメージして!クリーン!
.*・゜ .゜・*.光の粒子が舞った、肩に出来た黒いひび割れが引いていく、杭が刺さった跡だけが残った
〔何じゃと 猿のくせに不快!ならば死ねぇ(お母さん…)く、邪魔するな 娘〕
ミントも戦ってるのかな?なら尚更だ!俺が負けちゃあ話しになんねぇよって、あ、ヤバ い ぐはっ
妾の腕が俺の腹を刺しやがった、これ貫手だ ろが
〔さるの中から直接に波動をくれてやる〕
ドクン!俺の体が跳ね上がる、ぐっ、駄目だ力が
肝心な時に…俺ってやっぱ抜けてんのか クソ
ひ、ヒール.*・゜くっ、力半減し た
〔無駄じゃ無駄 ククク 中々 しぶとい猿 よ いつまで持つかのぅくくく〕
ぁ な おれの意識が闇に飲まれて行く、闇の沼に沈みそうだ、ミントだけでも ミン ト
力が入んねぇ、もう顔だけだな表に出てるの、おれは
なにしてんのかな なんで こんな に な れれ
(お母 さん…お父 さん……寂しいよぉ……)
くっ、ミ ント 待っ て ろよ い 助け る
体が動かない、まるで全身麻痺してるみたいだ
思考まで 止ま り そう だ ブラックアウトした
〔これで後は、この娘を闇の巫女に落とせば…〕
〔ミント、迎えに来ましたよ(お母 さん)そうよ 一緒に行きましょう(何処に 行く の)とてもいい所よ ミントも気に入るわ(お父さんは?)そこでミントを待っているのよ(また3人で暮らせるの?)そうね そこで一緒に暮らしましょう(うん、でもさっきの人は?私の事を知ってたみたい)人族の事なんて気にしなくて良いの さっ行くわよ〕
〔深淵の闇にようこそ、これで巫女も手に入った 後は………ふふふふ〕




