生徒会長さんに相談する♡♡
主人公 山田花子 基本下痢
山笠薫 山田花子の学校の同級生。もてている。
扇桜 薫の幼馴染。
梅田次郎 山田花子の同級生。不良の格好をしているが、基本チキン。家は金持ち
梅田公博 次郎の父親。イケメンだが。腹黒
梅田紅子 次郎の母親。
津田藩 次郎の幼馴染。
古賀太陽 生徒会長。このかいで出てくる苦労性の少年。
花子は覚悟を決めた。犯人を殺すしかないと。
だがもし次郎のような金持ちの両親が花子を殺そうとしたら、花子はすぐに刑務所行で正当防衛を狙えそうにない。
どうしたものか?
「山田さん、山田さん?」
考え事をしていると、薫の声で花子は我に返る。
「大丈夫?」
目の前には山笠薫君の美しい顔がある。花子の顔はぼおーっと熱くなる。
「山笠君、ありがとう、助けてくれて、このままじゃぁ、私お陀仏だったよ。感謝して私、山笠君のお嫁になってもいいかな。てへ」
「保健室いく?」
「いくいく。でもひとりじゃ立てないから悪いけど薫君も一緒に保健室に行っておらってもいい?」
「もちろん。山田さん、俺の方に掴まって」
花子、どきどきしちゃう!
震える手で花子は薫君の方に腕をかける。すると足がずきりと痛んだ。花子は犯人を殺す決意を新たにして、心臓をばくばくさせながら薫君と保健室に向かったのだった。
薫君は花子をベッドの上におくと、「先生に言ってくる」といい、保健室を後にしていった。
花子は一人熱いため息を吐く。
「はあぁ」
イケメンな上に優しいだなんて、薫君は倍率が高そうだな。見る限り女子達が薫君をめぐって殺し合いしている様子をよく見かける。素敵すぎる。花子は優しくて可憐で力がないのでゴリラの群れから薫君を強奪できる自信がなくて、花子は一人涙ぐむ。
「神様、どうしたら薫君を独り占めできるの?」
ぽつりと呟いたら、男の声で返事が返ってきた。
「告白するしかないと思うよ」
「だ、誰!?」
隣のベッドから気弱そうな眼鏡をかけた少年が現れた。
「山笠薫君って本当に女子にもてるよね。俺生徒会長の古賀太陽。今現在腹痛で保健室にいる身だよ」
その言葉に花子も共感する。
「わかる。腹痛の下痢はつらいですよね。」
花子はいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも腹痛の下痢に悩まされていた。
「いや、どちらかというと、胃に穴が開くほう痛かな」
「あ、そうですか」
花子は自身が失言したことにすぐに気づいた。
「生徒会長って大変そうですね」
「うん。誰もやりたくないから、僕に押し付けてきて大変だよ」
「え?生徒会長って普通憧れの役職なんじゃ?」
「まぁ普通はそう思うけど、この学校では沈痛な面持ちで皆僕に押し付けてきたよね?ひどいもんさ」
「ひどいですね。やりたくもないのに」
「そうそう。僕も断れないのが悪いんだけど」
「応援してます。勝手に押し付けてきた連中皆殺しにしてください!」
「いや、しないけど。そうだ。君の名前は?」
「山田花子です」
「山田花子さん?ああ、時々裏の公園で奇声をあげてるって人?なんか話題になってたけど」
「いや、奇声なんて上げた覚えありません!こんなかわいい女のこが奇声なんて上げるわけないでしょ」
「・・・・・。」
「そうだ。古賀君。古賀君がもし命狙われたらどうします?」
「なに急に?映画かなんか?」
「階段から先ほど私突き飛ばされまして」
「へ?それ本当?警察に言った方がいいんじゃないの?」
「そうですけど。犯人の顔も見てないし。困ってます」
「うーん。色んな人に相談していくしかないよね。なるべく色んな人に相談して一緒にいてもらうとか?」
「そっか。古賀君ありがとう。犯人捕まえたら半殺しにして警察に引き渡してやるから」
「いや何一つ僕の話しきいていないよね。まぁ、いいけど、犯人が凶悪犯だったら危害加えられるかもしれないから反撃はお勧めしないけど。気を付けて」
そう言って古賀君はカーテンを閉めて横たわった。




