二人の話♡
花子と次郎はやってきたタクシーに乗ることができた。
酷い吐き気もする花子は馬鹿どもがいない安心地帯に、ほっと息をつく。
「しかし、お前いつから俺のこと好きなんだ?」
「いつって?」
だるいのに口きいてくる次郎にイラつきながら、花子は口を開く。
「花子、お前全然俺のこと興味ない感じだったじゃねぇか」
「イケメンだと思ってたよ。けども次郎君の両親が強烈だったし、関わるとろくな目に合わないと思ってたし、それに私薫君のこと好きだったし」
「あいつのこと口にするなよ。なんか殺したくなるだろう」
「そういや、次郎君ってサディストなの?靴を食わすのが好きなの?」
「いや。そんなことはねぇが」
しばし次郎は自分のことを考える。そして慎重に口を開く。
「さぁ、自分のことあまり考えたことねぇからわかんねぇな」
「ふぅーん。確かに私も自分がSとかMとか考えたことなかったかな」
「なぁ、花子、キスしていいか?」
「え、やだ」
「なんでだよ!」
「ここタクシー。人前では嫌だな」
「そ、そうかよ」
「頬ならいいよ」
「いいのかよ!」
次郎君は顔を赤くしながら花子の頬に、口づけてくれたのでした。
病院に着くころには、タクシーの運転手の男性がなぜかにやにやと、花子と次郎のことを見てきて次郎君は顔を赤くしていたのでした。
病院で花子は検査することになって、医師の勧めで警察に通報し、桜のことをきっちり警察にチクっておいたのでした。(完)
しかし付き添ってくれる次郎の姿を見ながら花子は考える。確かに花子は次郎のことを異性として好きだと認識したが、正直次郎とセックスする光景が思い浮かばない。
まぁ、そうなったら花子が次郎を押し倒せばいいかと、花子は結論に達した。
花子は傷口を縫い、血液を点滴して?その日のうちに病院を出ることができた。
その帰り途中、次郎にラブホに連れ込まれた。
点滴したとはいえ貧血だというのにぼんやりしたまま花子は、ラブホのベッドに押し倒された。
そのまま次郎に抱きしめられた。
「怖かった。お前が山笠薫にとられるんじゃねぇかって」
抱きしめられたので花子は気づいたのだが、次郎の体は鋼のように硬かった。筋肉質すぎじゃね?
「いやいやいや何で人が貧血の時にラブホに連れ込んでんの」
「お前病気でもなきゃ妙なことするだろう?俺は本当にお前のこと怖いんだよ!」
「人が病気で弱っているときにやることやるなんて、次郎君最低!下半身もげろ」
「好きに言ってろ」
次郎君はスーツを上着を脱いで、はだけてにやりと笑う。
「お前は俺のもんだ」
「いやいやいや。私のもんでしょ、次郎君。抱けるもんなら抱いてみな!次郎君の尻は私のものだからね♡」
「いいぜ、やってみろよ」
こうして次郎君と花子さんは口づけをしたのでした。
その後ですが、揉みあいプロレスのようになり、最後は喧嘩になりました♡




