同級生の男の子の部屋で☆
幼い花子はぼんやり洗い物をしている母親に手を伸ばす。だがそんな母親は飲んだくれの父親の方に行ってしまう。
お母さん。
花子は手を伸ばすが届かない。
そこで花子の意識は闇から急激に光の中で目覚める。
みると顔を赤くしながら次郎が花子のスカートをめくろうとしてはまたスカートを置いている光景があった。
「何しとるんじゃい!!」
思わず花子は次郎の眉毛をむしってしまった。
「いって!!」
「私が可愛いからってセクハラはやめてよ!つーか恐ろしいお母さまがいらっしゃるこの家のお嫁さんは無理」
「うるせ!お前が鼻くそほじっている姿をこっちはみてんだよ!こっちこそごめんだね」
「ごらあ!じゃぁ、なんで人様のスカートめくろうとしてんのじゃ!のすぞ」
「こ、こわ!一応お前の体がその、あの、うるせ!死ね!」
「てめぇが死ね」
「そんなこと言っていいのか?この部屋うちのばばあに監視されてんだぞ」
「ばばあって」
「一応母親」
「すみませんでした!!」
理不尽だが花子は土下座した。だってあのくそば、いや、次郎のお母さまなんかめっちゃ怖かったし。
「安心しろよ。あのばばあは俺にべったりだけれど、別に俺のこと考えているわけじゃない。あいつは好きなの自分自身だけだし、弁護士の自慢の兄貴のように俺をして、自分が着飾りたいだけだ。陰では俺のことを馬鹿にしている」
「そうは見えんかったけど?次郎ちゃん」
「その呼び方はやめろ!」
「まぁとにかく元気出してまた学校きてよ。私は人畜無害の可愛いだけの女の子だしさ」
「お前図々しいな。どこまでその自信があんだよ?ブス」
「こ、ろ、す、ぞ」
「すまん」
「分かっているって。可愛い女の子にちょっと意地悪したいだけの思春期男子なんだって。うふ。でもそんな通用しないただの嫌がらせだぞ☆」
うふふと笑いながら花子はデコピンを次郎に食らわせておいた。次郎は額を押さえて悶絶していたが。
「とにかく学校来いよ。私が連れに来るからな」
そういい終えて花子は次郎の部屋を後にする。いつまでも男の子の部屋にいると花子だって怖いし、ドキドキしちゃう。
帰り際何故だか花子は、背の高い男に呼び出された。
嫌な予感であった。




