ひっでぇ話し
朝ご飯を食べていると、次郎から連絡があった。
「薫君、次郎君から連絡があって、次郎君、私と一緒に薫君とも会いたいって連絡あったんだけど、一緒に来てもらってもいい?」
「次郎君って、梅田次郎君のことだよね?」
「うん」
「山田さんよくあの猛獣みたいな奴と付き合っているね」
「猛獣?次郎君は気のいい可愛い草食動物みたいな男だよ?」
「そう?俺は彼が喧嘩で何度か人を殺したという噂とか、ろくなうわさしか聞かないけど」
「まぁ、次郎君は誤解されやすいけど、優しいいいやつだよ」
そう花子が言うと、薫君はため息をついた。
「じゃぁ、それが本当かどうか試してみようか?」
にこりと麗しく薫君は微笑んだのであった。
「お前が山笠薫か?随分イケメンだな」
「あなたこそ」
にっこり次郎君と薫君はレストランで顔を合わせるとそういう。
待ち合わせ場所に花子と薫はやってきた。
花子は適当に、あいさつするとお腹が減っていたので、いろいろ注文して食べ始める。
「お前は花子のことが好きか?」
「素敵な女性ですからね」
「諦めてくれ。俺の両親は排除した。お前にもすぐに話行くだろう」
「そうですか?もし俺が花子さんと別れたくないと言ったらどうします?」
「うーん。そりゃ困ったな。徹底的に排除しるしかねぇな」
薫と話している次郎を見て、花子はいつもとは違う次郎の様子に、花子は気がつく。優しい次郎と違うような。
「梅田さん、花子さんに見張りいつもつけているでしょう?やりすぎじゃないですか?」
「え?」
驚いた花子は、次郎のことを見る。次郎はワイングラスをわしづかみで、何気なく飲んでいる。
「俺の両親がお前に何しでかすかわからんから、俺見張りをお前につけているんだ。すまねぇな、花子」
「え、話してくれればいいのに。勝手にはやめてよ」
「悪いな」
「梅田さん、昔からあなた花子さんに見張りつけていますよね?それこそ花子さんが中学生時代から」
「何の話だ?」
「これ」
薫君は何枚かの写真をテーブルの上に置く。
そこには見知らぬ男が、中学生時代の花子の後を尾行しているのがわかる。
「これってあなたの家のものですよね?興味があって調べたんです、俺」
「ふぅーん。これ、俺の親父かお袋の部下だろう?俺じゃねぇな」
「それに昔花子さんがチョコを手渡した同級生を、あなた半殺しにして、あなた警察にお世話になってますよね?」
「はぁ!?」
花子は驚く。私チョコあげたのって、薫君しかいないんだけど。それか勝手に花子のチョコを喰われた記憶しかないが。
一人のやり珍の顔が思い浮かぶ。
まさか・・。
「半殺しになんかしてねぇよ。少し脅かしただけだよ」
にやりと次郎君は笑う。
その笑顔が邪悪な初めて見る顔で、花子の顔から血の気が引いた。
怯えた様子の花子に気づいた次郎は、困ったように微笑んだ。
「ま、まさか」
「梅田さんが手を回してたから山田さんは知らないだろうけど、結構有名な話だよ。別名山田花子のストーカー」
「うぇ!?なにそれ。次郎君婚約者とうまくいってたし、好きだったんだよね?」
「まぁ、そうだな。お前のこと顔も悪いし、女としてあんまり見ていなかったし、意識もしていなかったしな。正直お前のわけわからん意味不明な行動に、怯えてもいたし、俺の婚約者は美人でいい女だし、正直抱き心地もよかったけどな」
「殺すぞ」
「けどな、俺は花子、お前のことをめちゃくちゃに食らいつくしたいんだ。生意気な口をきいているお前を見ていると、泣かしてオレの靴を喰わせたくなる。
俺は本気でお前が好きだ。そんなことを思った女はお前だけだ。
お前のためなら何でもしてやる」
肉食獣のようなその顔で次郎君は言ったのでした。
「わぁーお。目が点。次郎さんが何言っているのか、花子はよくわからないんですが?」
花子さんはびっくらこいたのでした。
「ね、男舐めていると殺されるっていったよね」
薫君は花子の肩に手を置いて、囁く。
「山笠薫。お前が俺のもとにつくなら、いい目合わせてやるよ。どうする?」
「うーん。あなたはどうやら裏社会の人間と手を組んだらしいですね。俺も裏社会に足を突っ込んでいるけど、縄張りがお互いあるでしょうし、お金の額によって考えます。これからもよろしくおねがいします」
にっこり微笑んで薫君と次郎君は名刺交換をしたのだった。
「俺とお前を邪魔する障害もいなくなったことだし、花子、俺と結婚するよな?」
「うぅーん。私次郎君の靴を食べたくはないし。それに、やっぱり正直次郎君に恋愛は感情はないというか。だからごめんなさい」
ぺこりと頭を下げ花子は、次郎の求婚を断った。
正直花子は次郎に抱かれるのよりも、抱きたいのであった。
「じゃぁ、俺にお前の処女をくれ。そうすれば諦める」
「なんでやねん」
「お前の初めての全部は俺のものだ。そうすればお前俺のこと忘れないだろう」
「きっも!無理」
「じゃぁ無理やりお前を犯す。そしてもみ消してやる。どうする?」
「くっそが!この人でなし!次郎君のこと大事な友達だと思ってたのに!ひどい」
「俺はお前のことを親友だなんて思ったことねぇな。いつ縛り上げて犯してやろうかと思ってたな。無理やりやるか、同意するかどうする?」
「ひっでぇ!」
「ごめんな、花子。お前のこと愛してる」
全然反省していない獰猛な顔で、次郎君は言ったのでした。
助けて!!




