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番外編「Ever After」(後)

「あ、あの、連れがいますから……」


「連れなんていないじゃん。それにしても、本当にきれいだね、君」


「ねぇ、パーティーが終わったら、ここのラウンジで飲もうよ」


 短髪ピアス野郎と長髪茶髪野郎の二人連れに挟まれて身動きの取れない暁さんが、泣きそうに困っているのを見て、俺の中で怒りが一気に加速する。


 こんな奴らから守るつもりでいたのに!何やってんだ、俺!!


「すみません。俺の連れに構わないでもらえますか」


「幸紀君……」


 後ろから声をかけると、俺を見つけた暁さんが、ホッとした顔をする。


 俺は、強引に男たちの間に入って、暁さんの手を取った。


「へぇ、えらくかわいいのが出てきたじゃん」


 俺の登場に、立ち去るどころか、バカにしたようにそう言ったピアス野郎を精一杯睨み付ける。


 あぁ、ちくしょう。俺に直人さんみたいな眼力があったら!


「行こう、暁さん」


「あ、うん……」


 男達から立ち去ろうと暁さんの手を引っ張ると、俺の前に腕が伸びてきて行く手を阻まれた。

 

 もう1人の茶髪野郎だ。


「ごめんね、ボク。お兄さんたち、お姉さんに用があるんだ。勝手に連れて行かないでくれるかな?」


 ……誰がボクだ!こんの酔っ払いがっ!


 その酒臭い息を吹きかけられて、殴りたい気持ちをグッと堪えた。


「しつこい男は嫌われますよ、お兄さんたち」


 嫌味たっぷりに笑ってやると、茶髪野郎がムッとした顔をする。


「……お前、俺が誰だか知ってんの?」


 知るかっ!


 どうせ、どっかのボンボンだろうが。


 あ〜、殴りてぇ、殴りてぇ……!でも殴ったら千寿さんに迷惑がかかるよな、ちくしょう……。


 黙って拳を握り締めた俺に、何を勘違いしたんだか、奴らが勝ち誇った顔で言う。


「お前みたいなお子ちゃまの出番はないっつうの。あっち行っとけよ」


「そうそう。ボクみたいなかわいい子より、俺達の方が、彼女には似合ってるの。わかる?」


 ……さっきっから聞いてれば、かわいいだのお子様だの、いちいちうるせぇよ!


 俺と暁さんが似合ってないだと?


 ……んなことは、言われなくても俺がいっちばんわかってる!!


「いいっ加減に……」


「かわいくて何が悪いっ!!」


 …………へ?


 我慢が限界に達して、さらに拳を握り締めた俺の叫びに被るように、隣から暁さんが叫んだ。


 あ、暁さん……?


 気勢をそがれて、驚いて彼女を見たら、瞳に涙を浮かべて、きつく男達を睨んでる。


 その視線に、男達が一瞬ひるんだ。


 ……そうだった。きれいな人の睨みって恐いんだよね。暁さん、前に酔っ払いをひと睨みで蹴散らしたことあったし。


 そんなことを考えてると、俺の手をギュッと握った暁さんの瞳に、どんどん涙が溜まってきて……。


「暁さ……」


「ゆ、幸紀君は!かわいくて格好いい、私の、自慢の恋人、なんっ……だからっ……!」


「!」


 声をかけようとした俺を無視して叫んだ暁さんの瞳から、とうとうボロボロと涙がこぼれだす。


「つり合ってないのなんてっ……わかってる、けどっ……!私の、恋人、なんだからっ……!!」


「暁さん……」


 涙の止まらない暁さんを、そっと抱きしめて、その背中をさすると、暁さんがしがみついてくる。


 やばいかも…………すっげぇ、うれしいんだけど、俺。


 暁さんをナンパしてた男たちが、周りの注目を集めていることに気づいて、舌打ちしてその場を去ろうとする。


 正直、暁さんの発言で、そいつらに対する怒りなんて一気になくなっちゃってたから、俺はもうどうでもよかったんだけど……。


「……人の大切な友人を泣かせたのは、お前らか?」


 地を這うような低音で、怒りオーラたっぷりの本日の主役が仁王立ちで現れた。


 そして、立ち去ろうとしてた奴らを睨み付ける。


 二人の、酒で赤くなっていた顔が、一気に青くなった。


 気づけば、会場中がこっちを注目してて……。


「え、いや……これは……」


「俺達は別に……」


 急にしどろもどろになった男たちに、千寿さんが冷たい視線を投げかける。


 直人さんほどじゃないけど、これもまた、かなり恐い……。しかも、千寿さん今、ストレスMAXだし。


「問答無用。人のパーティーを台無しにしやがって。……叩きだせ」


 千寿さんの言葉に従って現れたホテルマン達が、半ば強引に、ナンパ野郎どもを外へと促す。


「堂本さんっ、待っ……!」


「違うんだ、誤解……!」


「うるさい!二度と私の前に顔を出すな」


 言い捨てて背を向けた千寿さんに、2人の男たちは、最後まで何か言いながら、場外へ連れられていった。


 静かになった会場の中、暁さんは、まだ涙が止まらなくて、俺にしがみついてる。


 人前で泣くことも、ましてやこんなに人がたくさんいるところで俺に抱きつくなんて、普段絶対にしない人だけに、相当恐かったのかと、心配になった。


 同じく心配そうな顔で、麻由さんと直人さんがこっちへ近づいて来ようとするのを、千寿さんが軽く手で止めた。


「皆さん、お騒がせしました。まったく、人の誕生日を祝いもせずに、か弱い女性を泣かせるなんて、何をしに来たんでしょうね?彼らは」


 千寿さんがよく通る声で広い会場へ言うと、場内から笑い声が漏れた。


「さて、そろそろ皆様の空腹も満たされたころでしょう。皆様からたくさんの祝いの言葉とプレゼントを頂いたお礼に、私から、ささやかではございますが、お返しを御用意させて頂きました。ぜひ、お楽しみ下さい。……では」


 千寿さんがそう言って、パンッと大きく手を鳴らすと、会場が薄暗くなり、スポットが前面のステージにバンッと当たる。


 そこにいたのは、俺にはわからないけど、たぶん有名な管弦楽団で、スポットを合図に、すばらしい生演奏が始まった。


 会場に集まった客が、感嘆の声を上げて演奏の方に注目したのを確認した千寿さんが、薄暗い中、近くに寄ってきていたホテルマンから何かを受け取ると、俺の方へとやって来た。


「千寿さん、ごめ……」


「殴っちまえばよかったのに」


 ……あれ?


 謝ろうとした俺に、千寿さんが憮然とした顔で言う。


 俺、千寿さんに迷惑かからないように我慢したんだけど……。


 それがわかったのか、千寿さんがフンッと鼻で笑う。


「お前が殴ったぐらいで、迷惑被ったりしねぇよ、バァカ」


「…………」


 大分、機嫌が悪いね、千寿さん……。


「ほら、これ」


「へ?」


 千寿さんがさっきホテルマンから受け取ったものを、俺の手を掴んで乗せる。


 ……これって、部屋の鍵?


「暁が泣いてんのは、半分はお前のせいだろうが。……ったく、自分の女ほっぽって、他の女と話してんなよ」


 千寿さんの言葉に、暁さんがピクリと反応する。


「あ……」


 それって、美沙希のこと、だよな。


 千寿さん、あの人込みの中でよく見てるな……って、そうじゃなくて。


 まさか?


 暁さんが人前で泣いたり、俺に抱きついたりしたのは……。 


「ここはいいから、さっさと弁解してこい。でも、二次会には絶対に参加してもらうからな」


 腕を組んだ千寿さんが、クイっと、顎で会場の出口を差す。


 俺は、鍵を握り締めて、うなずいた。


「サンキュ、千寿さん」


 千寿さんが、肩をすくめて、笑みを浮かべた。


「暁、そのバカが嫌になったら、いつでも私のところへおいで」


 ……冗談でも、やめて下さい。








 千寿さんが用意してくれてた部屋は、普段の俺なら、絶対入るのをためらってしまうくらい、かなりデラックスな部屋で。


 部屋の中も窓から見える夜景も、とてもきれいそうだったけど、俺は、全部そっちのけで、そっと暁さんをキングサイズのベッドに座らせて、その前に跪いた。


 そのまま、彼女をじっと見つめる。


「あ、あんまり見るな。化粧も取れて、ぐちゃぐちゃだから……」


 まだ瞳に涙を浮かべている暁さんのその言葉に、涙で濡れる彼女の頬へ、何度も口付けた。


 何を言うんだろう、この人は。


「きれいだよ、暁さん」


 確かに、化粧は取れかけちゃってるけど、でも、俺にとってはどんな暁さんもきれいで、かわいい。


 暁さんが、少し頬を赤く染める。何度言ってもこういう初々しい反応を返す彼女が、愛しくて堪らないんだ。


「ごめんね、暁さん。俺が離れたせいで……」


 そう言って謝ったら、暁さんが首を横に振る。


「幸紀君のせいじゃない……。酔っ払いに絡まれるなんて、きっと、私に隙があったんだ」


 隙って……。っていうか、あれってれっきとしたナンパだったと思うんだけど。


 相変わらず自分が美人だっていう自覚がないんだから、もう。


 ……でも、今は、そんなことより。


「ねぇ、暁さん。……俺に聞きたいことは?」


 こういう聞き方ずるいかな、とは思った。でも、こうでもしないと、暁さんは言わないから……。


 案の定、暁さんが困ったような顔をして、それから、さらにしばらく悩んでから、ようやく口を開く。


「……幸紀君が話していた女の子は、誰?」


 おずおずと尋ねた暁さんに、少し笑って、俺は、あるがままを話す。


「大学時代に、少しだけつきあってた子」


「…………」


 やっぱり、って、暁さんが悲しそうな不安そうな、複雑な顔をする。


 そんな顔させたくはないけど、でも、今回だけは、少しうれしく思ってしまう。


「それでもって、俺のことを『自分よりかわいい男なんてサイテー』って振った子」


「あ……」


 前に、そんな風に言われたことがあるって、暁さんに話したことがあった。それを、ちゃんと覚えてくれていたらしい。


 ……それなら、その話をした後に暁さん、何って言ったか覚えてる?


「俺さ、暁さんに会うまで、‘かわいい’って言われるの嫌いだったんだ。女顔の童顔だから、仕方ないのかもしれないけど……男から告白されたって、うれしくもないし」


 苦く言った俺に、暁さんが目を丸くする。


 中学、高校、大学と、俺を女と勘違いした奴や、そうじゃなくてって奴もいたけど……。まぁ、どっちにしても、俺にとってはあまりにうれしくない思い出だ。


『皆がなんて言ってるか知ってる?美沙希の彼氏って、美沙希よりもモテるね、だって……。自分よりもかわいい男なんて、サイテーよ。恥ずかしくて、もう一緒に歩けない。……別れよ』


 それが、美沙希が俺に言った別れ際のセリフ。


 これを言われたのも、学祭のイベントで嫌々女装させられてた俺に、男どもが群がってた後だった。


 ……ドレスを着せられたままで、彼女に別れ話された男なんて、俺くらいだと思う。


 情けないやら、恥ずかしいやら、むなしいやらで、その後しばらく、かわいいって言われる度に、相手を睨んだりしてた。


「……でも、暁さんが言ってくれたんだ。覚えてる?『元宮君みたいなかわいい彼氏なら、自慢したくなる』って言ってくれたの。俺、すっごくうれしかったんだよ?」


 まだつきあう前の話。


 あの時初めて、かわいいと言われたことをうれしく思った。


 その前から、暁さんを手に入れたいと思ってたけど、あれ以来、さらにその気持ちが強くなったんだ。


 絶対に、振り向かせてやるって……。


「だから、今日もうれしかった。本当に、自慢の恋人だって、暁さんが言ってくれたから」


「えっと、あれは……」


 暁さんの顔が真っ赤に染まる。


 今更照れる彼女が、かわいい。


「ねぇ、暁さん?……妬いてくれたの?」


 いつもは言わない台詞を言って、人前で俺にしがみついてしまうくらいに、嫉妬してくれた?


 更に赤くなって、おろおろと口ごもる暁さん。


「う、うぅ〜…………妬き、ました……」


 小さく呟いた暁さんへ、堪らずにキスを顔中に降らす。


「だ、だってな……。お似合いだったから……お似合いだって、思ってしまったんだ……」


 キスの合間に、さらに続けた暁さんの、その不安げな声に、俺は動きを止める。


 お似合い……?俺と美沙希が?


「あの女の子、すごくかわいかったから……。幸紀君と並んでると、なんだか、かわいいカップルだなぁって、思ってしまって……。私は、年も上だし、背だって高いし……。幸紀君と並んでもアンバランスで……。幸紀君には、私より、ああいう女の子の方が似合ってるんじゃないかって、そう、思ったら、悲しくなって……。そうしたら、あの酔っ払い達が……」


 似合わないって、言ったから。


 徐々に声が小さくなって、再び瞳を潤ませた暁さんに、俺は一瞬ポカン、としてしまって、そして、少し笑ってしまう。


 ……だって、それは俺の台詞。


 暁さんは俺より年上で、教師としても先輩で、きれいでかわいくて、俺みたいな、大学生に毛が生えた程度の新米社会人には、本当にもったいないような人だから。


 ナンパ野郎が言うことがいちいちもっともだから、頭に来たんだ。


 事実、あいつらの方が、見た目のバランスは取れてるように感じて。


 でも。


 ……俺は、誰がなんと言おうと、暁さんを手放すつもりはないから。


 暁さんの一筋流れた涙を親指で拭って、彼女の瞳をまっすぐに、真剣に見つめた。


「……暁さん。暁さんは俺の、自慢の恋人だよ。きれいで、それでいてかわいくて、仕事をしてる姿はかっこよくて。俺にはもったいないくらい、すごい恋人」


「幸紀君……?」


 俺のいつもと違う様子に、少し戸惑ってる様子の暁さんから体を離して、ずっとポケットに入れていた小箱を取り出す。


 ……暁さんに似合いそうだって、一目ぼれして買ってしまって以来、早く渡したいけど、まだ渡さない方がいいんじゃないかって、ずっと悩んでた。


 暁さんに見つかったら恥ずかしいし、毎日持ち歩いてた。


 俺は、まだまだ仕事始めたばっかりの新米だし、もう数年がんばってからの方がいいんじゃないかとも思ったけど。


 ……もう、決めた。


「誰がなんて言おうが関係ない。俺は、暁さんが一番大事だし、これからも、ずっと大切にしていきたいって思ってるから……」


 持ち歩いてたせいで、少し形が崩れてしまった小箱に巻かれてたリボンを暁さんの前でほどいて、さらに箱を取り出す。そして、出てきたベルベットの箱の中身を、暁さんに見えるように開いた。


 そこに入っているのは、プラチナに、透明なダイヤ1つとそれを挟むように小さなピンクダイヤが2つ並んでる、そんな指輪で。


 ……婚約指輪、のつもり。


「幸紀くん、これっ……」


 目を丸くした暁さんを前に、一度深く息を吸って、吐く。


 すっげ、緊張する……。


 頑張れ、俺!


「俺は、まだ仕事始めたばっかりだし、まだまだ頼りないところも多いけど。暁さんを愛してる気持ちだけは誰にも負けないし、ずっと大切にするって約束する。だから……」


 これからもずっと一緒に並んでいたいから。


「俺と、結婚して下さい!」


 い、言った……。


 暁さんが、緊張でドッキドキの俺と指輪を交互にゆっくりと見つめて……。


 そして、再び泣き出した。


「暁さん……?」


 あの……返事が欲しかったり……。


 せめて、首を縦か横に振る、とか……。


 ……横に振られたら、立ち直れない自信あるけど。


「ふっ…ぅ…………す、るっ……!」


 もんもんと答えを待ってた俺に、そう叫んで抱きついてきた彼女を、反射的に抱きしめ返す。


「え?」


 今、なんて?


「ゆきく……っ…けっこん、するっ……!」


 …………。


 …………結婚、するって言った?言ったよな?


「……ぃやったぁ!!」


「ぅわっ!」


 叫んで、暁さんを力いっぱい抱きしめたら、勢いがつきすぎて、彼女をベッドに押し倒してしまう。


 少し体を起こして、お互いに小さく笑って、キスをして。


 ずっと握り締めていた箱から指輪を取り出して彼女の薬指にはめて。


 少し恥ずかしそうに自分の左手を見つめる彼女に、またキスをして。


「これからも、ずっと一緒にいようね」


 そう言ったら。


「うんっ!」


 返事と一緒に、満面の笑みを暁さんがくれた。

 







 



 ……って、そこまではよかったんだけど。




 だってさぁ、プロポーズして、オッケーもらって、幸せ最高潮って感じで。そしたら、当然、暁さんとイチャイチャラブラブしたいでしょ?


 ああ、もういいや〜、千寿さんの二次会なんて、ほっとけほっとけってなったって、仕方ないよな?


 なのに。


 幸せ空気にぽぉっとなって、千寿さんのことをいい感じで忘れてる暁さんを、シメシメって思って脱がそうとしてた、まさにその時に、鳴る電話。


 ……なんだよ、このタイミング。


 嫌な予感がしたけど、部屋の電話だし、暁さんが気にするし、無視するわけにもいかなくて、出ちゃった俺。


「はい、もしも……」


「今、部屋の前にいる。10秒以内に出て来い。さもなくばマスターキーで開ける」


 …………。


 …………ありえねぇ!迎えに来てるし!


 超絶不機嫌な千寿さんの声に、マスターキーで開けられたら堪らないと、慌てて服を直す暁さんと、扉に飛びつく俺。


 暁さんがちゃんと服を着たのを確認して、扉を開けたら。


「二次会だぁーっ!」


 …………。


 仁王立ちでそう宣言した千寿さんに、逆らえる奴は、たぶんいない。




「ん?」


 その後、慌てて出てきた暁さんの赤い顔(余韻で)と、少し見える鎖骨(あ、キスマーク)、それから左手の薬指(……)へ視線を流した千寿さんが俺を見下ろす(悔しいかな、彼女は俺より高い)


 その視線の意味するものに、俺の背中に流れるのは冷たい汗だった。


「……い〜い度胸だなぁ、幸紀?」


「あ、あはは?」








 その後?



 …………そりゃもう、盛大に祝いましたとも(泣)!





 ― END ―





ここまでお付き合い下さいまして、誠にありがとうございます。

番外編、楽しんで頂けたでしょうか?


『暁編』『麻由編』ともに、これで完結です。もしかしたら、ある日ふと思いついて番外編が増えることがあるかもしれませんが、とりあえずは、ここまでにしたいと思います。


暖かい感想をくださった方々、何よりここまで読んで頂いた皆様に、心からの感謝を送ります。


本当に、ありがとうございました!


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