95.使えたのに直らない〜きっとまぐれだった?〜
「風魔法」
「...裂風獄」
シーン
陽葵が魔法を唱えてもあの時のような
すごい魔法は出てこなかった。
「あれ?」
「なんで何回もやってんのにできないんだろう」
陽葵は、頭をかきながら言った。
実は、あのドラゴン討伐行こう陽葵は魔法を使えていない。
だから、この裂風獄もかれこれ何時間もできるか試しているができない。
「ステータス」
ぽわん
─────────
名前︰⬛︎⬛︎??
年齢︰1 #8
性別︰女
Lv︰?○▼
Hp︰▷▋!
Mp︰○?▷
固有魔法︰???
⚠エラー発生⚠
⚠エラー発生⚠
─────────
「ステータス変わんないね」
ずっとそばで様子を見ていた花が心配そうに声をかけた。
「だよね」
「なんで、私だけずっとステータス」
「バグってるんだろう」
陽葵が風魔法を使えたということは
転生したことによる魔法の付与がまだできていないからバグが起きている
という司の考え方は違ったことになる
「そうだよね」
「もしかしたら」
「陽葵は、もっとすごい魔法が隠されてるんじゃない!」
夢描が目をキラキラさせながら言った。
「何言ってんの」
「夢描」
「この世界で魔法は一人1個までって決まってんだから」
花が、すかさずツッコミを入れた。
「そうだけどさぁ」
「じゃあなんでそんなバグが起きるか説明つかなくない?」
夢描が唇を尖らせながら呟いた。
「もしかしたらさ」
陽葵が、閃いたように言った。
「私が魔法を使った時」
「私自身が意識のない時だったじゃん」
「だから、私が魔法を使ったとはカウントされてないんじゃない?」
つまり、ステータス上ではまだ陽葵は、魔法を使ったことがないとされているということなのか。
「そうなるとさ」
「ステータスのバグを直すには」
「もう1回陽葵の意識がある状態で」
「魔法を使うしかない」
「ってことになるね。」
それは無理難題だ。
「私こんなに頑張っても」
「なんにも魔法が使えないんだよ?」
陽葵には珍しく諦め気味だ。
「でもさ、」
「陽葵、初心者にしては魔力量多くない?」
花の言う通り
あの時の風魔法の威力もそうだが
魔法を使う前魔力を体内に広げるため数量ながら魔力を使う。その行動を早何時間もしているのに
バテていない。
なんならいつものように元気だ。
「それならさ」
「夢描と同じことすればいいじゃない?」
「えっ?」
「私?」
「うん」
「上級魔法使えた時みたいに」
「感情的になってみるんだよ」
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回も、少しだけこの世界に付き合ってもらえたら嬉しいです。




