75.蓮の魔法は
「ぎゃぁぁぁぁ」
「むりむり」
「なんで、」
3年B組、26人は、今訳あって森を駆け回っています。
司が言った、唯一この森の中で魔法陣がある場所は色のついた大きな木の近くにあるらしい。
そして、今私たちは考えても無駄だと考えてとりあえず森を探索しようとなったんだけど
「ぐぁぁ、、あぁぁ」
今、E級ランクのゴブリンの大群に追いかけられているのだ。
「な、なんで」
「ゴブリンこんなに足速いの!!」
ゴブリンは、重そうな見た目に反してすばしっこい。
おまけに、一人一人棍棒を持っている。
「絶対あれ当たった」
「死ぬ」
しかもその棍棒にはいらないのにトゲ付きだ。
「気をつけろ」
「あの中に数体特殊個体が混ざってる」
―特殊個体とは、魔法を使う魔獣であった場合。
同じ種族であっても、使える魔力量が桁違いに跳ね上がる。
そして、魔法を使えないゴブリンのような魔獣は
「あの、棍棒毒が塗られてる。」
武器に何らかの細工がされている。
「なんで、ゴブリンなのに毒なんかぬってんだよぉ!!」
普通の棍棒だったら肋の骨を折るだけで済むだろうが。
いや、それも嫌だが。
毒が塗られているということは、少しでもその毒が体内に入ったら即死だろうな。
「つかれたよぉ、」
夢描が、半泣き状態で言ったがそう思っているのは夢描いがいもそうだろう。
「蛍、花、蓮、いくぞ!」
司がこのままでは、危険だと考えて言った。
「俺は、特殊個体の3体を倒す。」
そのほかのゴブリンは倒せということだろう。
「風魔法」
「烈風陣」
司が中級魔法を唱えた。
司が生み出した風は、風は司の右手を1度優しく触ったあと、
風は、本来の目的であるゴブリンに向かって見えない速度で駆け巡った。
「?...」
「...ぐわぁぁぁ」
ゴブリンは、一体なにが起きたのか分かっていないようだった。
自分のお腹にくっきりと大きなと穴が空いているのに気づくまでは、
「植物魔法」
「絡蔦締」
花は、得意な中級魔法を唱えた。
「雷魔法」
「壱雷穿」
蓮が、唱えた魔法は、
2人に比べて静かだった。
あとひとつ立てずに蓮の指先には小さな雷が生まれた。
そして、蓮が少しその雷をゴブリンに向けて押した瞬間。
雷は、自我が生まれたように動き出した。
ゴブリンのこめかみに向かって。
...
バタァン
蓮が、ゴブリンを倒す瞬間一つも音を立てることはなかった。
「いつものうるささは、どこよ」
「ふっ、」
蓮が、この魔法を使えるのには大分の時間がかかった。
まず、蓮は壊滅的に魔法のコントロールが苦手だった。
そんな蓮が、相手の見えない頭の中を狙うほどまで成長したんだ。
「私も行くわ!」
ここまで読んでくださってありがとうございます。
投稿が遅くなり申し訳ありません、
次回も、少しだけこの世界に付き合ってもらえたら嬉しいです。




