66.聖なる夜
「まじか、」
未来が、魔力を使いすぎたため後日男子の分をやることを男子に話した。
「大丈夫か?」
蓮が、優しく未来に問いかけた。
「優しい、」
「...」
「お前誰だ?」
未来が、蓮に惚れたのかと思ったがそんなことがなかった。
「おい、」
「俺はいつでも優しいだろ?」
「...」
蓮が、みんなに問いかけたがみんな聞けえないというように無視をした。
「ちょっと」
きっと蓮は、未来に気を遣わせないようにしたのかなと思った。
「まっ、ありがとう」
──────
「じゃあ着てみてよ!」
未来が少し休憩して、みんなに出来上がった服を渡してきた。
「なんか、異世界の服着るの初めてだからドキドキする。」
本当だったら一生経験しないはずだったことなのに。
女子たちが着替えるために自室に行った。
ガチャ
それぞれ着替え終わって出てきた。
「うわぁ」
何故か、まだ着替えてない未来が感動してた。
「なんで、未来がそんな感動してんの」
空が、笑いながら言った。
「自分の魔法で誰かの洋服を採寸して加工するとは思わなかったからさ」
「なんか感動しちゃった。」
確かに、思わないだろうな。
「サイズもピッタリだしすごいね!」
りかが、嬉しそうに言った。
「えへ、そうかな」
「ありがとう」
未来は、照れながら答えた。
「これで、みんなの分の服は作れそうだね!」
陽葵も嬉しそうに言った。
「俺達も早く来てぇな!」
透も興奮して言った。
「ふふ、」
「クリスマスプレゼント貰って喜んでる子供みたいね」
恋歌が、楽しそうに笑いながら言った。
「あれ?」
陽葵が、何かを計算し始めた。
「今頃って」
「クリスマスシーズンじゃない?」
そういえば、私たちが転生する前は5月の始めらへんだった。そこから半年以上確かに詳しい日付は分からないが言われてみれば近いのかもしれない。
「クリスマス?」
話を聞いていた慎さんが、不思議そうに言った。
「聖なる夜みたいなものですよ」
花が慎さんがわかりやすいように言った。
「なるほどお祝いの日なのですね。」
慎さんもそれを聞いて納得していた。
「聖なる夜?」
今度は、みんながハテナになってしまった。
「クリスマスと近い日付でこの国が誕生したんだよ」
司が分かりやすいように言ってくれた。
「ほぇ、そんな運命的なもんもあんだな」
蓮が、感動するように言っていた。
「じゃあご馳走を食べられるように魔獣討伐頑張れよ!」
直人の食の魂に火をつけてしまった。
「か、勘弁して」
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回も、少しだけこの世界に付き合ってもらえたら嬉しいです。




