45.花の家にお泊まり〜開いた窓〜
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「...すいません」
雨が強く、傘何てものを持っている訳もなく花の家に泊まることになった。
「ここから」
「遠いだろ」
律も仕方ねえなぁと言うふうにした。
「だが」
「お前らは床で寝ろよ」
律は、花以外の陽葵達に冷たく言い放った。
陽葵は言った。
「慣れてるから」
「大丈夫です!」
「は?」
あまりの陽葵の元気さに律が驚いた。
前の家で床に直で寝ていたことがここで役にたつ?とは、、、
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突然の泊まりだったため陽葵たちのご飯はなかった。
「お姉ちゃん達これ食べる?」
咲菜が、小さなパンの1切れを渡してくれようとした。
「大丈夫だよ!」
「ありがとう」
「咲菜ちゃんが食べて!」
陽葵は、相変わらずの性格を活かして咲菜が傷つかないような言い方をしていた。
「そうなの?」
咲菜は、あげようとした一欠片のパンをじっと見てパクッと自分の口の中へと入れた。
「おいしい?」
「うん!」
「えへへ」
「良かったね」
この空間だけは平和なオーラを放っている気がした。
「以外ね」
「陽葵にこんな特技があるなんて」
陽葵と、咲菜の会話を聞いていた花が言った。陽葵が、年下のこと話すことが上手であることに驚いていた。
「特技って」
「...花の言い方面白い」
陽葵は、くすっと笑いをこぼした。
花も「え〜変じゃないよ」と笑っていた。
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「じゃあそろそろ寝ましょうか」
窓から指す光がも消えて家の中は真っ暗になっていた。
「私、お母さんと寝る」
咲菜は、いつもの事なのか花のお母さんの部屋へと寝に行った。
「おやすみなさい」
みんなは、横になって寝た。
、、、
ガタン
みんなが眠った後に、どこからか音が聞こえた。
聞こえた方的に、
花のお母さんの部屋の方だ。
あの音は、窓が開く音?
いや、その窓から誰かが入ってくる音だろうか?
微かな音で、誰も起きるはずもなかった。
もう少し、耳を澄ますと聞こえてきたのは
鈴の音のような音だろうか
その音からは一切の殺意が感じられない
不思議と涙が出そうな。
胸の鼓動が早まるような。
何故だろう見ていないのに心が癒されるような,,,
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そのまま朝になった、
あの後、鈴の音は消えてまた小さな音が聞こえてきた。きっと、窓から出ていったのかもしれない。
窓からさす光が、陽葵たちの目を覚まさせた。
「おはよう」
陽葵は、眠い目をこすりながら言った。
「母さんの包帯変えなきゃ」
陸は棚から包帯を取り出して花のお母さんの部屋へと入っていった。
少ししてから
「母さん!?」
陸の叫び声が部屋の中へと駆け巡った。
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