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明けましておめでとうございます。
今回は短めです。
次々と少年少女が魔力測定検査器に手を置き魔力を計っていく。
次はルーレンス侯爵家の双子の姉弟だ。
先ずは姉のパロミア・オックス・フォン・ルーレンスが手を手を置いた。
魔力測定検査器が淡く輝き数値が現れる。
結果はVIT33 MND50 MPが79と、とても優秀な数値を出した。
これには流石の貴族達も驚きをあらわにして目を見開いている。
中には口を大きくOに開けているものまでいる。
ルーレンス侯爵はとても御満悦な表情をしてこちらに意味ありげな視線を向けて来る。
多分此方への当てつけだろう。
ルーレンス侯爵は幼い頃シュリンガル王立学園で父ディルクと出会い散々弄られていたと聞いた事があるからな。
本当にあの人はルーレンス侯爵に何をしたんだか……
パロミアも誇らしそうに胸を張っている。
壇上から降りてルーレンス侯爵の元へ行く途中すれ違ったパロミアがポツリと「どう?これが私の実力よ?」と挑発気味に声をかけて来た。
それにベルホルトは軽く肩を竦めた。
どうやらパロミアはベルホルトをライバル視している様だ。
この分だと弟のマークスの方も同じかなと思った。
パロミアの次は弟のマークス・パッツァ・フォン・ルーレンスである。
彼もまた、魔力測定検査器に手を置き魔力を込めると魔力測定検査器が淡く光数値が表示される。
VIT35 MND49 MP80と、表示された。
マークスはドヤ顔を決めて壇上から父のルーレンス侯爵の元へ向かう途中またもやベルホルトに声をかけて来た。
「ふん、見たか?これが僕の実力だ」と告げて来た。
やっぱりこっちもライバル視して来たか。
はぁ面倒くさいなぁ。父よ何故最愛の息子にこんなにも面倒くさい試練をお与えになったのでしょうか?
と天に嘆いて見たところであの2人のライバル心が変わるわけも無いのでやめた。
チラリとルーレンス侯爵の方を見ると2人揃っての好成績にルーレンス侯爵は鼻高々に周りに自慢していた。
ルーレンス侯爵の周りにはすり寄る様にして多数の貴族が集まっていた。
それを尻目に順番を待つが他に好成績の者は出ず普通の数値の者達が続いた。
そして次はいよいよベルホルトの番だ。
会場中の視線が集まる。
ルーレンス侯爵がオルトランド伯爵をライバル視しているのは周知の事実として知られている。
事ある毎にルーレンス侯爵がオルトランド伯爵つまり父によく勝負を挑んでいる事はベルホルトも知っている。
そして結果は大体父のディルクが勝ちルーレンス侯爵は何時も悔しい顔をしていたのを子供ながらに覚えている。
なので視線が集まるのは理解したはいるが正直鬱陶しい。
こんな事なら体調を崩した等仮病を使って欠席をしたら良かったと思いながらも渋々と魔力測定検査器に手を置いて魔力を込めると、他の参加者より一層眩く魔力測定検査器が光った。
ベルホルトは己の手の封印を見るがちゃんと機能している事が確認出来た。
つまりこれは純粋な自身の魔力量と言うことだ。
果たして結果は⁉︎




