どの世界にも変わり者はいる
昨日遅くまで起きてたので、なんかぼーっとしてます
慣れないことはするもんじゃないね。
みんなも規則正しい生活を送ろう
8話です
長い洞窟を抜けるとそこは明らかに空気が違った。
よどんだ風、刺されるような視線、
そして、魔物。
「ここは明らかに邪気が強いぞ、祐介」
「あぁ言われなくても分かってる」
「オレハイツカイホウシテクレルノ?」
あぁ、そうだったこいつの邪気を祓わないと。
「でもこいつ口ないしなぁ」
「匂いをずっと嗅がせていればいいのではないか?」
「それって効くのかなぁ……まぁパルテノン神殿の中に入れとけばいっか。」
「カンベンシテクレ……」
それにしてもリーフパルテノンにお茶っ葉を使ってしまっているから、お茶っ葉の手持ちが心もとないな。
「てか、お茶っ葉って市販のものでもいいんかね」
「魔力自体は茶碗にあるようだし、いいんじゃないか?」
「そうだな、じゃあイラマン城に行くとするか。」
辺りを見渡す、が、建物らしきものは見当たらなかった。
「何かおかしくないか?祐介。長老は洞窟を抜けた先にあると言っていたがどこにも見当たらんぞ」
そうだ、確かにおかしい。城どころか村さえ見当たらない。しかも魔物がわんさかいる。
「あ、そうだ。おい目玉野郎!あそこの魔物に話を聞いてこい。」
「ヒトヅカイガアライナ、マッタク」
俺は茶碗に念じるとパルテノン神殿はふわりと浮き
魔物の方へと飛んで行った
これでここのことはなんとかなるとして、これからどうすっかな。
「なぁマーティ。なんか魔法とか使えないの?」
「よくぞ聞いてくれた、祐介。私は水魔法のエキスパートだ!水魔法については私に任せたまえ」
へー、やっぱ凄いやつなんだな
「なんかやってほしいな……そうだ。この茶碗に水入れてくれよ」
「お安いご用だ」
そこから俺は異様な光景を見てしまう。
マーティの胴体が伸びたかと思うと、まるで雑巾のように、自分の体を捻らせた。
するとマーティの体からは水がポタポタと流れ落ちた。
「うげぇ、気持ち悪い。てかそれ魔法なの?」
「バカなことを言うな!ちゃんとした魔法だ!」
「まぁいいや。これにお茶っ葉入れて………できた!」
そう、俺はお茶が飲みたかったのだ。
ごくり。
一口、目を瞑って飲む。あぁ美味しい。マーティの体から出てきたと思わなければ。
「今失礼なことを考えたな。少年」
「いやいやそんなこと考えてないよ。さあて二口目
「タスケテーー!!」
「目玉野郎の声だ!まずいぞ、祐介!」
俺は目玉野郎に目を向けるとそこには人、いや人ではない翼が生えた何かがリーフパルテノンを壊そうとしていた。
「なっ!?あいつは、人型デーモン!危険すぎるぞ!」
「落ち着け、マーティ。あの近さなら、
はああああああああ!!!」
茶碗に向かって念じる
「胃袋の中でも洗浄してな!!」
リーフパルテノンの柱の一つを奴の口にぶちこむ。
幸いそこまで知能は高くないようだった。
「ゲフ」
「あれ?そんなに聞いてない?」
「いや、効くには効いているが、レベルが違いすぎる!あれではまたすぐ動き出すぞ!」
「逃げるぞ!」
俺はマーティと目玉野郎とその場から逃げ出した
はぁ、はぁ、はぁ、
た、助かった……
「シヌカトオモッタゼ」
「てかなんでお前襲われてたの?」
「ソレハ……」
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「ヒトヅカイガアライナ、マッタク」
あの後、俺はお前が魔物のところへ送り出した後魔物に話を聞こうと思ったんだが、無性に驚かせたくなってな。
「バァ!」
そしたら魔物が泣いちゃってな。誰か呼んだと思ったらあいつが来たわけだ。
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「ションベンモラシソウニナッタゼッテ、ナニヤッテンノ?」
「お茶を入れてるんだよ。目玉野郎、つまりお前が悪いことはよーくわかった。その上で新しい邪気の払い方の実験台になってもらう。大丈夫、怖くないぞ」
「目が笑ってないぞ。祐介。」
「マーティ、こいつを抑えといてくれ」
「あいあいさ」
「ナンデ⁉︎オレナンカワルイコトシタカ⁉︎」
スルリと目玉野郎にマーティが絡みつく
「大人しくしてな」
俺は目玉野郎の目玉にお茶を注ぐ。俺の予想では
この後
「アン、アンアンアンアン、アンアン」
浄化されるはずだ
黒い煙がでてくる。
そして煙がでなくなったかと思うと
目玉野郎は光りだした。
「人が絶望すんのは楽しいぜ〜!なぁ祐介とやら!
これから狂気に満ちた世界をお前に見せてやるよ!
俺を拘束する邪気も消えやがった!今ならなんでもできるぜ!
ヒャッハッハッハッハ!テンションあがってきたぜえぇぇぇぇ!」
目玉野郎は、変わり者だった。
今日はやることがいっぱいなんで
徹夜です。
9話で会いましょう




