リーフパルテノン
エイプリルフールですね。
話す人がいないので関係ないです。
ここでみんなが読んでくれたら、
それだけで幸せだからーーーーーーーーーーーーー
5話です
「君に世界を救ってもらいたい」
?
!?
「いやいや冗談じゃないですよ!僕にできるわけないじゃないですか!」
「君の茶碗は確かに三種の神器の一つなんだ、君にしかできない、頼む」
「頼むって言っても・・・」
ここで僕の悪い癖が出た。お人好しなのとは別に
僕は自分には出来ないと思ったら絶対にやらない主義だ。ましてや強要されようものなら口だって悪くなる。
「やってられっか!俺は、俺には茶道部があるんだよ!
こんなところで油うってるわけにはいかねえんだ。
俺は帰る!」
「グラビド」
そう長老が言った瞬間、俺の体は地面にめり込んだ
「いてぇな!何すんだ!」
「待ちなさい、では私と賭けをしよう」
賭けなんてしてられるか。俺には俺のやるべきことがある。
「君が勝ったら元の世界に帰し、さらに魔法も使えるようにしておいてあげよう。本来ここでしか使えない魔法を元の世界でも使えるのはかなりいいことなのではないか?」
た、確かに…元の世界に帰ってさっきみたいなパルテノン神殿を作ったら優勝間違いなしだ!
で、でも…
いや迷ってる暇はない!
やるしかない、俺たちの茶道部を最強にするために!
「もし負けた「待った!」
「いいぜ、やろう」
「では勝負の内容を決めよう。そうだな…」
長老が考え込んでいると、リーフェが近くに寄ってきて
「本当に大丈夫なの?」
愚問だな。いまの俺に何が来ても負ける気がしない。
茶道部のためなら俺はなんだってできる。
「ああ、大丈夫だ」
「ではこうしよう」
長老は顔を上げると
「この前村の前にスライムがいてな。
村人達で捕まえたのだが、そのスライムを改心させることができたら君の勝ちだ。」
「いやいやスライムは改心なんて出来ないんじゃないんですか?」
「メモを見てみぃ」
メモには茶碗は和の力で邪悪な力をかき消す能力があると書かれていた。
他の神器はかすれていてうまく読めないな…
まあいい、俺には三種の神器なんて必要ない。
茶碗の能力だけわかれば十分だ。
「やりましょう」
「では、連れてまいれ」
しばらくすると村人が檻に入った緑色のスライムがやってきた。ファンタジーのようなスライムではなくもっと可愛らしいスライムだった。
「ではやってみなさい。」
「よーし、やってやるぜ!」
いつの間にか周囲には村人が沢山見物に来ていた。
かなりの騒ぎになったのであろう。
「おい、茶碗!このスライムの邪気を払ってくれ!」
何も、起きなかった。
おいおいどうなってんだよ。これじゃだめじゃん!
何か、何かアクションをおこさないと!
そうだ!
俺はさっきやったことを思い出した。
何かできるとしたら、あれしかない!やるしかないんだ!
「------俺の必殺技! リーフパルテノンッッ!!」
周囲がざわついた。
無理もない
俺の茶碗の中でパルテノン神殿が建っているのだから。
何も起きなかった。ただ茶碗にパルテノン神殿が建てられただけだった。
「ーーーーだめか。」
俺の心はそれだけでいっぱいだった。
やっぱりもう「イメージよ!イメージ!」
リーフェが叫んだ。
イメージ?イメージはしてるよ、だってほらパルテノン神殿立ってんじゃん。
待てよイメージといっても色々な捉え方ができる
そうだ俺は空間的なイメージしかしてこなかった。
ーーー違う、もっと根本的なところから
感覚を研ぎ澄ませ。
あのスライムの邪気が祓われる感覚を。
すると、パルテノン神殿がきらきらと光り始めた。
それと同時にさらさらとそよ風のそうに待っていったと思うとお茶っ葉はスライムの口に運ばれていった。
「ニガイヨー、ニガイヨー、ボエェ」
スライムの口から黒い煙のようなものが出てきた。
しばらくしてそれが出なくなったかと思うと、
スライムの体が光りだした。
「感謝に値するぞ、そこの人間よ。
私の体に邪なるものが入ってきたときは焦りもしたが、どうやら長い悪夢を見ていたようだ。」
スライムは、口が達者だった
お腹が空いたので、さようなら
6話で会いましょう




