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異能力を貰って人生変えようと思ったんだが・・・  作者: 剣真
3ヶ月経過 新体制スタート
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81 送別会参加②

「「「「「・・・・・」」」」」

「え〜と、戯言なんでスルーで」

「冗談じゃないのでは?軽くキレてますが」

みんなジト目になってる。

「え〜と、今回は気に入った人がいなかったという事で、口説くのは終わりです。

食事を楽しみましょう、それに今日は送別会なんだから」

クリスはすでにご飯を食べるのに夢中になってる。

みんな、まあそんなもんだよな、って感じで食事に戻ってる。

二人ほど諦めてないのがいたが、華麗にスルーされていた。

終了直前、隣が騒がしい。

何事かと思いながら覗くと、客の一人が倒れてた。

酒の飲み過ぎで寝てるのかと思ってたら、急性アルコール中毒らしく(飲めない奴に無理やり飲ましたみたい)パニックになっていた。

一人放心状態でブツブツ言っていた奴がいたんで、多分こいつが犯人なのだろう。

もう収拾がつかない状態で、そいつも危なそうだったからクリスに念話で承認依頼。

『仕方ないねぇ、後衛職僧侶ガンモードで出すよ・・・

はい、あとはよろしく』

早速構えて撃ち込んだけど、1発では足りなかったようで全部で3発撃ち込みなんとか意識が回復。

ここまで回復出来れば、後は病院で治療してもらえるだろうと思い、終了。

飲ませた奴も反省してもらわないといけないしな。


そんな事があり、送別会は無事に終了。

みんな中洲に移動してしまい、二人残された。

「やっぱり繁華街に行こうとしてたんでしょ?

私がいるじゃない、酷いよ!」

泣きながら訴えて来た。

初めて泣いた所見たな、なんか罪悪感が。


「そんなに怒るなよ、別に行くつもりじゃ無かったんだからさ。

判るだろう?もう50歳近くなんだぞ?」

「・・・肉体的には30歳じゃないの・・・」

ああ、そうだった。

・・・・

「いや、やっぱり行かなかったよ?

クリスがいるのにそんな事が出来るわけないよ。

出会って1年以上そんな所行った事無かったろ?」

「・・・そうだったね、ごめんなさい疑ったりして」

やっと判ってくれた、正直店の近くでこんな事しているのは目立ちすぎる。

ジロジロ見られながら通過して行く人達の目がきつかった。

「誤解が解けたところで帰ろうか?

二人が待ってるだろうし」

今現在、21:00だ。

「いや、あと1時間くらいブラブラして行こうよ。

折角二人っきりなんだし」

なんだろ?なんか隠してる?

「でも待ってると思うし、それに普段も二人っきりが多いと思うぞ?」

「いや~二人の邪魔しちゃ悪いでしょ?」

「邪魔ねぇ・・・別にヤッてるわけじゃないだろうし・・・」

そこでクリスがビクッとなったのを見逃さなかった。

「・・・もしかして・・・クリス達ヤレるのか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・そんなこと出来るくぁけないじゃない」

噛んでますけど?

「出来るのか?」

「・・・・・」

「出来るのかな?」

「・・・・・」

「なぜ黙るのかな?別に止めませんが?

それとも身の危険を感じてるのか?」

「いや、そんなこと無いけど・・・すいません・・・でき・・・マス」

「そうか・・・出来るのか・・・禁則事項かい?」

「いや、バレても問題にはならない・・・です」

「そうか」

・・・・・

・・・・・

「じゃあ、ゆっくり帰ろうか。

少し遠回りすれば1時間くらい直ぐに経つと思う」


車に乗り込んでからも無言だった。

川さんが好き・・・私がいるのに繁華街行こうとした、悲しい・・・はは、あの涙は・・・

またこれか・・・ダメな奴は何やってもダメなんだろうな・・・いや必然なのかもしれない。

いろいろ考えるのは面倒だな、いっそのこと・・・

等と考えながら運転していると1時間はアッという間だった。

「そろそろ家に戻ってもいいか」


家に帰りつくと二人が待っていた。

「ただいま~留守番お疲れさん、今日は疲れたから風呂入って寝るわ」

「えっうん、風呂沸いてるから直ぐに入れるよ・・・」


風呂入りながら、すべての事がどうでも良くなってきているのが判った。

数年前に味わった裏切りと連動し、心が折れかかっているのが丸わかりなくらい。

こういう事には慣れていたはずなんだけどな。

「はぁ~・・・」

もう言葉が出なかった・・・




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