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異能力を貰って人生変えようと思ったんだが・・・  作者: 剣真
3ヶ月経過 新体制スタート
73/257

73 ゲーム内にて

サクラと一緒にゲーム内に潜ってまだ10分程度。

そろそろ二人で風呂にでも入っている頃かな。

なんて事考えながらフィールドを歩いていた。

2時間くらいだから、討伐クエストよりも常時クエストで進めたほうがいいかなと思ってお目当てのフィールドへ。


「あの二人どうなるのかな?」

「今のところは難しいよ、せめて人化の方法が判れば・・・」

ここで言葉を断ち切った。

『ここからは念話でいこう、吹き出しに記載されるからこれ以上はまずい』

『了解』

そこから話を戻す。

『未だ人化の方法に行き着いた者はいない。

ただ、マスター達の口振りからすると、方法は必ずあるはずだ。

いろんな惑星からの集合体だから何か知っていると思うんだよな』

『でも教えてくれないってことは最上級の秘匿情報なんでしょ?』

『それか・・・この行動もサンプリングの対象なのかも知れない。だって俺たちも地球古来の生物だし』

『え〜〜、そんな事するかな?』

『だってさ、数千年見てるんだぜ?暇つぶしにゲームしようかって思うんじゃないか?

答えに行き着いたらご褒美上げようかって感じでさ。

アクションゲームが苦手ならテーブルゲームしようかなって程度くらいは考えるだろ?』

『そんなものかな?』

『あくまで推測だけどな』


お目当てのフィールド到着したんで、素材集めとちょっかい出して来たモンスターを討伐していった。

1時間程狩っているとポップしなくなったんでちょっと安全な場所で休憩を取る。


『今頃何してるのかな・・・?』

『そりゃ〜キスとか抱き合ってるん・・・あっいや何でもない』

まずい、不意打ち気味な独り言に反応してしまった。

『こ、これからの事話し合ってるんじゃないかな?』

『これからの事って?』

『例えばレベル10を目指すためには、とか、後20年程仲良くやろうとか・・・』

『後20年か、その頃私達どうなってるのかな?

また庇護無くなって孤独に生きるか、仲間達と合流して生きるのかな?』

『公安の山口さんのコネを使って生活出来ればなぁ。

今のうちに信用を得とけば普通に生活出来るんじゃないかな、その・・・二人でさ』

『うん、そうだね』

プロポーズもどきの告白したつもりだけど判ってない様なのでちょっと凹んだ。

『??どうしたの?』

『いや何でもないよ・・・』

『??、!!。

あのさ、私ユウヤくんの事ちゃんと好きだよ?

護ってくれるんでしょ?これからもずっと』

『!!!ああ、もちろん。

これからも一緒だ』

サクラがちょっとソワソワしている、さっきのセルフが恥ずかしいのだろうか?

『あの、ユウヤくんは何で何もしてこないの?』

『??何を?』

『その・・・川田さんがしている事・・・』

二人とも真っ赤になっている。

『ばっっ!出来るわけないだろ?勇気が無いわ!』

・・・・

・・・・

『いや、ごめん。

こういうのは男から実行するべきだよな。

サクラ、ログアウトしたらその・・・そのまま目を閉じていてくれよ』

『・・・はい』

「それじゃ後30分間狩りと素材集めまくるか!」

立ち上がりフィールドを掛けて行った。


そろそろ2時間経つかな。

「このモンスター倒したらログアウトしよう」

そう言いながら最後の一撃を叩き込んだ。

街まで帰ってから落ちようか。

そう言いながらフィールドを歩く二人。

途中、自然に手を繋ぎ、たわいも無い話をしながら街に到着、そのままログアウト。


目を覚ますと隣は静かだった。

もう寝ちゃったのか最中なのか判んないけど、そんな詮索する前にやる事が。

隣を見ると目を閉じたままのサクラが。

そうだよな、男が引っ張って行かないとな。

そう自分に言い聞かせながら、サクラの手を取った。

ピクンと反応しているのが可愛いなと思いながら唇にキスをした。

そのまま次に暴走しかけたが、なんとか踏み止まる事が出来たが、その代わり濃いキスをしまくった。

後半はサクラも積極的になっててちょっと嬉しかった。

明日くらいにクリス姉さんから冷やかし食らいそうだ。


二人で満足しあってから大人な二人の様子を除くと、抱き合って寝てた。

因みに二人とも上半身だけ脱いでた。

ああ、大人ってこんな感じなんだなと納得したけど、サクラにはまだ早かったようで顔真っ赤にしてた。

やはり可愛いなぁと見とれていると、部屋に戻ろうとゼスチャーするんで、恥ずかしいんだろうなぁって思ってると、部屋に戻るなり脱ぎ出した。

なっ!硬直。

ここまでするんでしょ?みたいな顔をするから、

「まだ早いから!その時は言うから今はキスで満足してるから!」

って言って止めた。

暴走して赤くなっている姿を見て、やはり可愛いなと再確認しつつ口づけをした。

絶対に人間になって二人で幸せになる!

そう決意を新たにするのだった。

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