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異能力を貰って人生変えようと思ったんだが・・・  作者: 剣真
3ヶ月経過 新体制スタート
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71 結婚式と珍入者と・・・

式が始まった。

クリスが新婦の父とバージンロードを歩いて来る。

ああ、綺麗だなぁって思う私は父親クラスか?

新郎とバトンタッチして神父のところに歩いていく様を見せられると、なんというか、、、、なんだろ?

式も滞りなく進み、ついに誓いのキスへ。

・・・見ることなくそのまま過ぎて行った、はぁ・・・

そんな姿をユウヤとサクラが黙って見ていたのに気付かないくらいちょっと凹んでた。


その後、披露宴へ。

我々の分の席は無いので別の部屋で待機。

一応、ドレス変えた時は見せてもらった。

やはり、綺麗だなぁと再確認。

もう一回ドレス変えあるらしい、さすが世間体を気にする家系だと嫌味を言いたいくらいだ。

という事は新郎も着替えるんだろうな。

そんな事思いながらそのまま終了までボーッとしているつもりで椅子に腰掛けていた。


不意にサクラが反応した。

「変なコスプレした男が披露宴に乱入します」

「えっ?」

最初何言ってるか判らず????となった。

「コスプレって事は余興じゃなくて?

ちょっとビジョンを覗かせてくれ!」

サクラが意識して脳内で流すと・・・

「おおおっこんな感じで視れるんだな、すごい!」

ってこんな事言ってる場合じゃ無いか。

・・・なるほど、こんな感じで入ってくるのか。

今の衣装じゃないから衣装替えの後か・・・

余興と偽って入るとは良く考えてるな。

それなら・・・


念話でクリスにこれからの流れを説明。

衣装替えの時に新郎も連れてきてもらい一時的に新郎交代し、暴漢を返り討ちにするため協力してもらう。

新郎には無理を通しその間目隠ししといてもらおう。

ほんとは記憶改ざん出来ればいいんだけど。

「最初はリアルに戦うから、僧侶系を降ろしてくれれば回復させてそのまま余興でした〜って一度外に出るからよろしく。

その時に新郎とまた入れ替わるから。

何も言わず協力しろって言っといて」

「前衛職降ろさないでいいの?」

「たまにはリアルで護りたいからさ、多分こちらもダメージ負うから介護よろしく」

「了解、じゃあ衣装替えの時に」


「俺も手伝おうか?」

ユウヤが心配して志願してきた。

「ありがとな、でもこれは私の役目だ。

観といてくれよ」

「うん、判った、気をつけて」


衣装替えの時間になり新郎新婦が式場の外に出てきた。

「着替えたらちょっと入れ替わってくれ、理由は聴かないでくれよ。お互いのために」

着替えた新郎は黙って従ってくれて目隠しまでしてくれた。

「クリス頼む、それと外見は今の新郎と同じ格好にしといて」

「了解、降ろすよ」

衣装替えも終わり、準備完了したところでさあ行きますか。

「クリス、行こう結婚式の続きに」

「うん!川さん」

なんかクリスが泣きそうになってる。


二人で再登場するとスポットライトが当たってなんか主役っていいなぁと感動した。

席についてそろそろかなぁと思っていると・・・

アホが来た。

なんだよその格好は!?キ○トかよ!

入るなり

「紗季〜〜迎えに来たぞ〜〜!

一緒に逃げよう!」

会場がざわつき始めた。

ここで立ち上がり

紗季(クリス)は俺のものだ!、欲しければ戦って奪え」

そう言いながら、クリスの前に跪き手に口付けをした。

「それでは姫、我の力と思いとくとご覧あれ!」

これで余興と思われるだろう。


「そこの盗っ人、このようなめでたい席に乱入とは恥を知れ!

姫が欲しければ俺を倒してからにしろ!

男なら拳で決着を付けよ!いざ尋常に勝負!」

ワザとらしい完全な棒読みでも周りからは拍手喝采。

全く人の気持ちも知らず・・・

「お、おう・・・」

馬鹿は馬鹿なりに空気を読んで戦う仕草を見せる。

こちらも素早く構え一撃を思いっきりみぞおちに食らわせたところで終了、あれ?意外と弱いじゃないか。

こちらも傷つくのを覚悟で前衛能力無しで戦ったんだけどな、まあいいか、終わったし。

倒れこむ馬鹿を支えたところで、回復系でそのまま意識を回復させる。

訳分からず呆然と立ち尽くす馬鹿の手を引っ張り、有難うございました~と言って一度部屋の外へ。

そのまま新郎の所に行き、バトンタッチし背中を押して披露宴会場へ押しやって終了。

後は流れに任せて好きにやってくれ。


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