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異能力を貰って人生変えようと思ったんだが・・・  作者: 剣真
3ヶ月経過 新体制スタート
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53 休日最終日

昨日、大立ち回りやった後、夜にクリスに説教された。

人を商品扱いするとはどういう事か等云々。

「負けるわけ無いじゃんか、ユウヤもいたし」

と言ったら勝ち負けじゃ無いって更に怒られた、大人しく反省。

罰として、お休み前のキスとは別にキス一回と抱擁が追加された。

「いやそれは罰じゃ無いんじゃ?」

と言ったら無言で睨まれた。

・・・こっちは良いけどさ。


逆にユウヤの方は株が上がりサクラとの距離が近くなったような気がする。

サクラが、

「私も感謝のキスしようか?」

と言ったらフリーズしていた。

頑張れ若人。


さて休暇三日目の最終日、今日は何しようか。

家の片付けはほぼ済んでるし、足りないものは今の所無いし。

ああ、そうだ、予知ビジョンは無いかな?、無い?そうか。


それでは今日は自由行動だ。

久しぶりに温泉行こうかな、この地域にも温泉あるし。

「温泉行こうかと思うんだけど」

「「「あ~、行く!」」」

そうなるよね・・・

あ、いや別府でもいいな。

仕事帰りに一箇所行ったことあるし。

今なら風景とか覚えてるから行けると思う、そんなに混んでるなさそうだしすぐ側に飛べるか。

「別府に行こうか、あそこは混浴だ」

「「「混浴?」」」

「混浴と言っても湯が白いから首しか見えないぞ?

それならいいだろ?」

赤面する二人に説明をした。

「準備出来たら行こう」


瞬移し温泉場へ

懐かしい、二年ぶりかな。

「さあ、入ろうか」

4人分料金を払ってずーっと奥へ進むと男女別れての脱衣所が。

脱いでそのまま先へ進むと5×10mの室内温泉プールが。

ここじゃなく、もっと奥へ進むと露天風呂がある、ここが混浴だ。

女性側は近くまで壁があり、脱衣所から温泉にそのまま入って露天の中央まで来れる。

中腰になれば見えないから。

露天風呂の中央には一応ロープが張ってあり、境界線ですよ〜ってなってる。

最初来た時はこんな所に若い女性が来るんかよって思ったけど、その後に男女グループが入って来てた。

そんなものなのかとなんか老いを感じた事を思い出したよ。

そんな訳で四人で境界線を境に顔を合わせゆっくりしていた。

他に客はいなかったけど、もしかしたら室内風呂の方にいるのかも、やはり恥ずかしいからね。


今日はゆっくりと寛いで明日に備えようと休憩室にてのんびり。

マッサージでもあればなぁと呟いていると

「私がやってあげる」

クリスが名乗りを上げた。

「大丈夫か?身体硬くてきついぞ?」

「任せて下さい、これでも川さんよりパワーあるんですよ」

へぇ〜そうなんだ、じゃあちょっと頼もうかな。

「じゃあ、よろしく」

クリスの指圧はとても気持ち良く、なんかふわふわ浮いている感じがした。

「もういいよ、大分楽になったよ」

「じゃあ、私もやって下さいね」

・・・そう来たか、やってもらった手前、嫌だとは言えずに黙って頷き指圧体制へ。

「・・・何してんのかな?」

「いや、揉んでもらおうかと思って」

「・・・普通うつ伏せになるのではないかな?」

「そうでしたっけ?でも背中より前の方が凝ってるんですよね〜」

黙ってお腹を揉んだら悶絶していた、だって男の力で手加減無しだもの。

「いや、そこじゃなくて・・・」

さすがにこれ以上は周りの目がまずい、とりあえず他人に聴こえない声量で

「帰ってからいくらでも時間あるだろ?その時に揉んであげるから今は我慢しろな?」

黙って頷き、今回は肩を揉んで終了した。


側で休憩していた老夫婦が羨ましそうに声を掛けて来た。

「若い人はいいねぇ、歳をとるとあちこちガタがきてね。

羨ましい」

「どこか悪いんで?」

「そりゃここにいる連中は何かしら悪いさ。

脚腰さえ良くなれば軽い運動出来るんだけどなぁ、君達も健康だけは気をつけなさいよ?」

周りの老人たちも同意見みたいで、楽に歩けると運動になってもっと行ける場所増えるのにって呟いている。


「じゃあちょっと揉んであげますよ」

クリスが名乗りを上げ、健康になるツボも知ってると言いながら私の方を見た。

老人たちは8人程。なるほど 、了解したと念話で伝え後衛・僧侶を認証承認してもらって降ろしてもらった。

「男性5人に女性3人だから男性側はクリスとサクラでお願い、女性側はユウヤに頼めるかい?」

二人とも最初は戸惑っていたけど、意図を察したらしくOKしてくれた。

揉んでいる間、腰辺りに直接打ち込んで廻って回復させていった。

老人たちは若い娘と男にマッサージしてもらって至福の時を過ごせたようだ。

そのまま逝かないでくれよ、せっかく回復させたんだからさ。明日には楽に歩けるようになってるよ。

迎えが来るまで孫と元気に遊んで下さいな。


三人には何か豪勢な晩御飯奢らないといかんなぁ。

そんな事を考えていた。


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