52 ダブルデートと諭しとバトルと
4人組の娘の会話の中に入れてボッチフラグは回避出来たのは良いけど、どうやって離脱すれば良いのか?
新たなミッションががが、、、
マシンガントークに付いて行けず、相づち等が精一杯。
「そういえば、逆の席に座っている若い二人って知り合いですか?彼女さんは似たようなメイド服着てるし」
他人のフリしとけと言った手前、そのまま通す事に。
「いや、たまたま偶然じゃないかな。
知らない人達だよ」
「「「「ふーん」」」」
「クリスさんは良いですね、若く見えるお父さんで羨ましいです」
みんな頷いている。
「みんな、お父さんが嫌いかい?」
「うん、カッコ悪いし家にいるときはだらし無いし」
みんな同意見のようだ、共感し合っている。
「そうか〜、でもみんな仕事している時のお父さんを見たことあるかい?」
みんな首を横に振っている、見たこと無いようだ。
「そうか、一度見てみると良いよ。
家族を養う為に働く父親の姿を、可能ならね。
今のご時世なら、会社に連絡すれば協力してくれると思うよ」
これ以上は説教じみた事になるからこの話はおしまいにした。
世の中のお父さん大変だな。
そろそろ離脱しよかと思ってタイミングを計っていると、二人組のナンパ師が入って来た、店内を吟味しながら。
我々のグループは女の子5人+保護者っぽい男がいる為スルー。
そんなわけで、隣のサクラ&ユウヤにターゲットを絞ったようで近づいて来た。
サクラの格好目立つから・・・・
「ねえねえ、そんな男よりも俺たちと遊ばない?」
サクラは訳分からずキョトンとして
「いえ、ユウヤ君と一緒なので」
「こんなとこでつまらない男といるより、俺たちの方が面白い遊び知ってるから行こうよ」
「どんな遊びですか、ユウヤ君と一緒なら良いですけど」
「いや、男はお呼びじゃないんだよね、君だけ付いて来てくれれば」
すでにこの時点でユウヤは臨戦態勢が整っているが、待て、の指示を念話で出している為待機状態。
同時にクリスに前衛武闘家のリクエストを。
もう少しだけ辛抱してくれよ、店の中で暴れたら迷惑が掛かる。
「じゃあ、お断りします。
チャラ男とかに気をつけなさいと川田さんからも言われてますんで」
ここで店内から笑い声が数か所から聞こえて来た。
ナンパ師達はプライドを傷つけられて頭来たのか、サクラの手を強引にひっぱろうと手を出した瞬間、ユウヤが動いた。
「止めろよ、嫌がってるだろ?」
ここで私も割って入り仲介に。
「店の中で迷惑だろ?そういう事は人に迷惑掛からない所でやってくれる?
それに、この娘達が怖がってるでしょ?せっかく5人ナンパ出来たのに勿体ないやんか?
それとも、一人譲ってやろうか?ナンパ仲間としてさ」
さすがに頭きたようで
「オッサン外に出ろよ!ボコボコにしてやるからな!」
などと吠えている横から
「いや、最初に女に出されそうになったのは俺だから俺も参戦するわ、良いよな?」
「よし、二人で参戦と行こうか。
そこのチャラ男君達それで良いよなぁ!?」
「勿論だ、俺たちが勝ったらそこの女ども全員連れて行って好きにさせてもらうからな!」
店と女の娘達に詫びを入れ外に出た。
もちろん、二人とも臨戦態勢バッチリだ。
念話で
『ユウヤはどっちをやる?』
『もちろん、サクラに手を出そうとした奴』
『じゃあ私はもう片方だな』
「お互い準備出来たら戦おうか?」
「あとで泣きみんじゃねえぞ!」
そんな前座芝居を済ませていざ勝負。
・・・・20秒程でKO勝ちしちゃいました。
思わず・・・えっ?となっちゃったけど。
仕上げはしとかないといけないんで、警察が来る前に顔近づけて
「あのさ、人の迷惑を考えような?
それから、あそこにいた娘達になんかあったら、真っ先にあんたら二人のところにカチコミに行くからね?
判ったのなら二度と悪さしないようにね」
携帯番号とか調べさせてもらった。
最後は優しくしとかないとね。
黙って頷いていたけどどうかな?
最後に女の娘達に対する非礼を詫び、一緒に戦った彼にもお礼を言いつつ逃げるように去った。
だって警察来るし、あとは見てた人が証言してくれるでしょ。
念話で集合場所を確認し合って瞬移し帰宅。
その夜ユウヤの株は上がり、私の株は下がった。
なんで?。




