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38 宴とレベルアップ

昨日はクリスのファッションショーが深夜まで。

いちいち着替えるから、時間が掛かり過ぎてこの時間までになってしまった。

もう具現化でいいんじゃないか?一瞬だし。

しかし、嬉しそうに服を仕舞う姿を見ると、、、、言えません。


そんな訳で遅めの起床でボーッとしているとクリスが申し訳なさそうにしていた。

「どうかした?、、、あ〜お金の心配はいらないぞ?事故の保険とか示談金とかで服・家具等の費用を上回って逆に貯金増えたくらいだから」

「あ、いえそっちじゃないです、実は・・・・レベルアップしてました。

ごめんなさい、気づかなくて」

一瞬止まってしまった。

そりゃそうだろう、前回より半月くらいしか経ってない。

「早くない?普通アップする毎に必要ポイント増えて中々レベルアップ出来ないと思うけど?」

クリスは自分がやった事忘れたのか?という顔で

「病院で異能力使いまくりましたよね?忘れました?」

あ・・・忘れてた。

「そんなことあったね、そう言えば」

またボーナスもらえるんかな?さすがにネタが無いぞ。

「ちなみにボーナスあるのかな?」

「もちろんです、何か考えておいて下さいね、時間があまり無いですが」

タイムリミットは多分今日の夕方だろう、難しいなぁ。

「それで、クリスくんのペナルティはあるのかな?」

「えっ?ペナルティですか?いや特には、えへっ」

可愛く誤魔化そうとしても無駄である。

「大事な事を忘れていたのは問題だよ?クリスくん。

自分から詫びをすれば罪は軽く済むかもよ?」

「・・・分かりました、ちょっと待っててください」

隣の部屋でなんかごそごそし始めた。

何やってんだろ?不思議に思ってたら・・・出てきた・・

下着姿で、、、絶句した。

「覚悟決めました、好きにして下さい・・・」

・・・こいつは何やってんだ?呆れていると・・・

「??私を欲した訳では?いつでもOKですよ?」

「・・・襲う訳ないだろ!!服着ろ!」


ひと段落した後

「じゃあ、コスプレしてもらおうかな?クリスくん」

「えっ?なんのです?やはり私を欲して・・・」

言い終わる前にチョップをお見舞いしてやった。

「違うから!本当に襲うんなら既に黙って実行しとるわ!」

疲れるやつだな。

「着物似合ってたから、次はメイド服っぽいのはどうかと思っただけだよ、単純に」

「そんな物どこに売ってるんです?」

アキバとかに売ってるんじゃないかな多分、よく分からんけど。

今日も休みだし、瞬移すればいいだろ。

「東京の秋葉原行けば売ってるんじゃないか?多分」

ネットで検索すると老舗の店があった。

普通のロングタイプもあるみたい。

「あったよ、普通に売ってるみたいだ。行くか?」

「はい、楽しみです。東京も行ったこと無いし」

ああ、前回は新幹線で通り過ぎただけだからな。

はっきり覚えているのはゲーセン3箇所と泊まったビジネスホテル2箇所と駅だ。

小高い丘の上にあったホテルならちょっと離れているし、人もいない瞬間もあるだろう。

「それじゃ支度して行って見るか」


瞬移したらちょうど誰もいなかったようで、丘の上のビジネスホテルの玄関斜め前に出れた。

2回程泊まった事のあるところだ、あれから10年くらい経ってるから懐かしいな。

ここから10分程階段を降りればあの通りに出れる。

懐かしいついでにゲーセンとカードショップ等廻ってみる事に。

お金使ったなぁ、こういうゲームとカードに。

遠い目になってしまったよ。

いかんいかん、こんな事している場合じゃ無い、今日はクリスの萌え服・・・ではなく罰ゲームの服を買いに来たんだった。


店を検索しながら探して、、、、あった。

なんか、おっさん一人では敷居が高そうな雰囲気だ。

ちなみに通りの途中にはメイドさんがいっぱいいた。

「こんな格好なんですね、日本は」

店のパンフレットを持ち、宣伝をしているメイドさんを見て呟いている。

「探しているのはこれじゃ無いよ」

「えっ?違うんですか?」

残念そうにしているんで補足をした。

「いや、こんなにスカート短いやつじゃなくて脚まで隠れるやつがメインだよ、これじゃお店の娘だ。

アメリカで見たことないのかい?イメージはあんな感じなんだけど」

「本場の方をご所望ですか?、なんか残念」

「短いやつも着たいなら買ってもいいよ、値段次第だけどね」


そう言いながら店に入って行った。

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