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魔法少女たちの集会べだ

ある日

「他の魔法少女とあってみないべだ?」


「……はい?」


「実は今度、この市を担当している魔法少女たちが集合するお茶会があるべだ。あかりも参加しないべだ?」


「……魔法少女ってことはその子たちは学生ってことだよね」


「もちろんそうべだ。最年少は中学2年生べだね」


「……行きたくないです。」


「べだ!?」


「だって…私みたいなの年も全然離れてるおばさんがいっても空気悪くなるだけじゃん。」



「それに、「うわこの人いい年して魔法少女かよ」とか絶対思われちゃうよ。」


「で、でもあかり、前に由南にあってたときは平気だったべだよ」


「それは酔ってるときだったからでしょ。素面でいったら私は絶対耐えられないよ」


「……だけど、話し合ったほうが、他の魔法少女たちとの連携がしやすくなるべだし、せめて連絡の交換くらい」


「はいじゃあこれ」

すっと最近直した、スマホを枝豆に渡した。


「な、なにべだ?」


「枝豆が一人で交換しにいってよ。そうすれば私も会わなくて済むし。」


「あ、あかりお願いべだよ」

うるうると枝豆の目が若干潤んできた・


「その程度で私が了承するとでも……」

その発言の直後、枝豆が発光しに子供の姿へと変わった。


「あ、あかり…」

瞳が涙ぐみ手を合わせもう一度私にお願いをしてくる。


……こ、こいつ!わかってやってるな。

子供の姿で…しかも若干泣きそうな顔で。

断ると罪悪感でくたばってしまいそうだ。


「そう私がほいほいなんでも了承するとおもうなよ!!」


■■■

待ち合わせのファミレス店内

私は隅にあるテーブルにすわっていた。


「うぅ…胃がキリキリする。」


「そんな緊張しなくても大丈夫べだよ、みんな優しいべだから」

枝豆は妖精の姿でふわふわと横で浮かんでいた。


「……やっぱ帰ろうかな」


「待つべだぁああ」

すると店内にそれらしき人たち3人がこのテーブルへと足を運んできた。


「こんにちは」


「どうも、こんにちは~。」


「……」


全員それぞれ、ばらばらの挨拶をし向かい側の席へとついた。


「え、えっとこんにちは」

…全員、若すぎるよ……

思わず圧倒されてしまう。


「まずは自己紹介しようべだ」


枝豆の合図とともに左から順に挨拶をしていく。

「月野海麗。高3です。」


「会うのは2度目になりますね。桜宮由南です。高校2年です」


「えーと由南さん前回はホントご迷惑かけました」

深く頭を下げる。


「別に気にしないでくださいよ。助けられたのは私のほうですから」


「で、でもぉ」


「はいはい顔上げて。それじゃあ」

由南が一番右の子に自己紹介することを進める。

……次が3人目、見た目的に一番若そうだけど…


「……」


「こーら、ちゃんと挨拶しなさい……。すみません、この子は住田花音。中学2年生。」

由南が注意するもこっちに目を合わさずぷいっとそっぽを向いていた。


「え、えーーと。私は田中あかりです。……27歳です?」


緊張して思わず訳の分からない自己紹介をしてしまった。


「ふふ、年齢を言わなくてもいいじゃないですか?」

由南がくすくすと笑っていた。


「あ」

冷静になると恥ずかしくなり少し顔が赤くなってきてしまった。

とりあえず、モバイルオーダーでそれぞれドリンクバーと山盛りのポテトを頼んだ。

……とりあえずドリンクバーつぎにこう

何を飲むか悩んでいると隣にいた海麗が話しかけてきた。


「あかりさん。」


「は、はい.!えっと月野さん…」


「海麗でいいですよ。10歳近くも年下なんですから呼び捨てにしてください。」


「う、海麗…………さん」


「…まぁ好きに呼んでください。歳離れていて居心地悪いかもしれませんが、私たちに気を使う必要はないですからね」

海麗はドリンクをついでそのまま席へと戻っていった。

……気使われてる。情けないな。

私も適当にオレンジジュースをつぎ席についた。


「ではさっそく本題に入ろうべだ!」

枝豆がテーブルの真ん中にぷかぷかと浮き呼びかける。

……そういえばこの子たちの妖精はどこなんだろう

今のところ彼女らにそれらしいのは見えない。考えていると


「それで由南からきいたけど本当なんですか、魔法少女になれるってのは?」


「うん本当べだよ……ただ問題が」


枝豆が私が魔法少女になれるのはお酒が飲める状態の時しかできないということについてその理由は仕組みを説明した。


「そんなアホな……」


「例外中の例外ですね…」


「……」

みんな反応は予想通りだった。


「そうなるべだよね…実際にみた由南ならわかるべだ」


こくこくと由南がうなずく。


「うん、あかりさんの力は私が保証します。あれだけの放出量……へたしたら普通の魔法少女100人分以上はあるんじゃないの?」


「……あかりさんの内包してるエネルギーの数値は?」


「数値がカンストしてたべだから正確なものはわからないべだけど……生まれたての赤子の持つエネルギー量と大差ないべだ」


その発言にシーンと静まった。

枝豆から聞いていたがエネルギーというのは、その人自身の内包している希望や可能性などの量を示しているらしい。そして理論上、若ければ若いほどそのエネルギー量は増えるとのこと。


「とにかくあかりがいればこれからの活動は各段に楽になるかもしれないべだ。だから…」


するとさっきまで右端で黙ってポテトを食べていた花音が口を開いた。


「強いのはわかったけど….そもそも、恥ずかしくないんですか?そんな歳で魔法少女なんかやってて。」


「はうっ」

言葉のとげがもろに刺さる。


「こら花音!失礼でしょ。」

由南がすぐに注意するも花音は依然、態度は変えていなかった。


「だって事実じゃん。由南だってこの間高校生で魔法少女は恥ずかしいって言ってたよね。」


「たしかに言ったことはあるけど……」


「とにかく私はあなたみたいな訳の分からない人の手なんか借りるつもりはありません。さようなら。」


「ちょっと花音!」


「私は皆と違って自分の力でなんとかするから」

そう言い残してお金をテーブルに置き花音はそのまま去っていった。


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