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10章 女の疑問

「マネージャー、どうして男の人は結婚しているのに、こういう店に来て、自分の大事なところをお金を出してぺろぺろしてもらうのか?私には解らない。別れた旦那も品のないような名前の店のマッチがポケットに入っていたもん。」

「好きなら嫁さんにやってもらったらええやん。」

「お金を出して知らない女の人にやってもらう。」

「これがわたしには解りません。思いません、マネージャー。」とあゆみに言われた明は、「それは旦那が嫁さんに、そんな行為をして欲しいと、口に出して言わないんや。」

「旦那は嫁にあほな奴と思われたくない。拒否されたら恥ずかしい。自分の性癖がばれるのがいやなんや。だからまだ夫婦になってないんや。ほんまの夫婦なら嫁さんに、こんなんして欲しいと嫁さんに行ったらええねん。あとは嫁さんがいうこと聞いてくれるか、くれやんか知らんけど。旦那のことを思うなら、旦那の言うこと聞いてあげたらええやん。旦那が会社でいやなことがあっても、仕事がうまいこと行かなくても、小遣いが少なくても、家族のために頑張っているんや。ちょっとぐらいサービスしてあげたらええんや。」と独身の明が言った。

「もし、あゆみさんが旦那さんにミニスカート履いて、旦那のちんちんをぺろぺろしてと言われたらどうします。」と明に聞き返されると、

「あほちがう。」というとあゆみが言った。

「だから旦那は嫁さんに言えへんね。」

「嫁にあほと言われるの嫌やから。だからこの店が流行るのです。」

「だからみなさんに働いてもらっているのです。」

「それでみなさんにニコニコしてもらえるのです。」と明が言った。

「あゆみさん、これは浮気違うで。日頃たまっているストレスを他人に迷惑かけないで、一気に大放出するストレス解消法です。マスターベーションです。少しお金はかかりますが、自分へのご褒美ですね。」と明が言うと、

「一人ですればええやん。誰にも迷惑掛けないし、お金もいらん。」とあゆみが言った。

「ええ年のおっさんが、布団の中でひとりシコシコせんづりするのはかわいそすぎるやろ。」と明が言った。

 控室には上が白、スカートが紺のセーラー服のあい、黒いバドワイザーのラブ、ピンクのチャイナ服のさくら、ミニの浴衣のゆかり、ふとももが出ている白衣のあゆみ、黄色のチアガールのまり、胸元が開いている緑のニットミニのジュンが店のオープンを待っていた。

「そういえば化粧品の浪花屋の社長、昨日来とったわ。」とラブが言った。社長っていつも化粧品持ってくる人?

「たまにおじいちゃん来るけど?」とあいが言うと、

「その人は会長やで。」さくらが言った。

「4,5日前かな。お客さんで来てな。毎度おおきにと言うからどちら様ですかと聞けば、浪花屋の会長やと自分で言っていた。なんでも化粧品買ってもらっているから店のことが気になって来たと言っていたわ。」とさくらが笑っていた。

「外国語学校の先生も来とったよ。いつも米を配達してもらってお世話になっているから来たと、片言の日本語でしゃべっていたよ。私、外人さん始めてやし、バナナより大きかったし、金髪でビックリしたけど、「どうにでもなれ!」と思って、激しくしゃぶって、しゃぶって、しゃぶりまくれば、出たわ。口ほどにも無かったわね。」とゆかりが言った。

「洗濯屋のケンちゃんがみんなも応援している。」とまりが言った。

「それってなんなん。自分がさぞ、応援していると言いたいの?。弱い者の味方のつもりかの。偽善ぶっているけれど、要は好きなだけやん。。」

 男ってほんまにあほやね。嫁さんなさけないわ。マネージャー思いません。」とジュンが言うと、

「だから仮面の館ミステリアスなんです。」と明がほほ笑んだ。


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