四十三話 「Gサイズ」
バイト給与日。
「っしゃ入ったぞー!!」
優子のバイトの給料は、およそ十万円程だ。
優子は、アパートの外で発狂していた。
「実輝ー!私の財産って今いくら?」
「えぇと......二百万?」
優子の稼ぎは、ミテチャンネルによる収益もあった。
「なんか食べに行こうかなー。ハンバーガー」
「ハンバーガーですか。いいですけど」
二人は、大家に車を出させ、ハンバーガー屋に行った。
「んじゃ、大家さんはここで」
「おいおい、俺もいいだろ別に」
大家は一人車に取り残され、優子と実輝は入店した。
二人はそれぞれ注文し、席に座る。
「......」
「......そういえばですけど」
「何?」
「お金があったら何に使うんですか?」
「んー......」
「......」
優子は、腹が空いて頭が働かなかった。
「......」
「お待たせいたしました」
すると、女性店員が、優子のハンバーガーを持ってきた。
「あっ」
その店員は胸が当たり、飲み物をこぼしてしまった。
「あ、ポテトが......すみません!新しく持ってきます」
新しいものを取りに、奥へ戻っていった。
「......」
「......あのポテトさ。Gだね」
「G?そんな大きいサイズあるんですか?」
「世の中にはあるんだよ。そういう存在が」




