# 372. ガルーナ・コロニーでの休暇/エヴィ編
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少しずつ面白くなっていく…と思います!(精進します)
エヴィは、食料調達をキャシーに手伝ってもらったあと、駐輪スペースに停めてあるビークルのチェックを始めた。
「いつ何が起こるかわからないからよ!万全にしておくぜ!」
と、一台ずつチェックしていった。
「バギーは、もう限界かもしれないな。パーツ交換だけじゃもうあんまり持たないぜ。ドクターから医療用M.A.C.S.化の話が来ているから、チャッカムまでの辛抱だな。アマリア、我慢してくれよ!M.A.C.S.化したら、このバギーはハウスに飾っておくことにするぜ!」
全てのビークルを見終わり、
「あとは特に修理したりはないな。補給だけで終了だぜ!」
と、エヴィは流石に疲れたのか、柱を背にしてぺたりと座ってしまった。
「疲れたな。ちょっと休もう…」
そう言って、そのまま寝てしまった。
それから丸一日が経過した。
はっと、起きるエヴィ。パーソナルハンドヘルドコンピューターに何十件という連絡が来ていた。
「おっと、ヤバいな!」
と腰を上げようとしたが、すっ転んでしまった。
「あれ?どうしたんだ?」
今の状態では立ち上がることも難しいので、そのままドクターを呼んだ。
数十分後、はぁはぁと息を切らしつつもドクターが駆けつけた。
「一体どうしたの?呼びかけにも応じないなんて」
「済まない。ちょっと寝てたみたいでよ。立てないんだ」
「診てみるわ。じっとしてて」
ドクターは様々な器具を使ってエヴィの状態を調べていった。
「なるほどね…」
「どうだったんだ?」
「『疾走症候群』ね」
「しっそう?」
「簡単に言えば、頑張りすぎてちょっとバテてしまった、そんなところね。ビークルのチェックは終わっているわね?今から宿で休息を取りなさい。食事はアマリアに言っておくわ。これはドクター命令よ」
「わ…、わかったぜ…」
ドクターが読んだと思われる医療用ベッドが駆けつける。このベッドはAIによる判断で患者を的確に、しかも素早く運べる賢いベッドだ。
「ここのコロニーに医療用ベッドがあってよかったわ」
エヴィをベッドに寝かして、宿へと一直線に運んだ。
宿には先に連絡を受けていたネイトと早苗が待っていた。
「おう、何か済まねぇ。疾走なんたらってやつみだいでよ!」
「疾走症候群な。影で頑張りすぎていたんだ。そこはありがたいが、無理はするな」
「わかったぜ…」
とネイトの肩を借りる感じで宿のベッドまで運ばれた。
「早苗、何か良い感じの言霊はないのか?」
とエヴィは早苗に聞いた。
「はい、あることにはあるのですが、気休めですよ?」
「ああ、構わないぜ」
と、早苗は言霊を唱える。
しばらくして、アマリアも駆けつける。
「エヴィが倒れたって!?」
「おう、アマリアか!」
「大丈夫なの!?」
「頑張りすぎたらしくて、ちょっと休んでろとドクターが言っていたぞ」
「そっか!ネイト、どんな症状かわかる?」
「疾走症候群とドクターは言っていた。要は『走りすぎて疲れた』状態なんだそうだ。何もせずに休めば数日で回復するらしいが、今後もこういう事が起きるとまずい。体制の見直しをしなくちゃならないな」
とは言うものの、エヴィにしか出来いないことが多すぎる。食事にビークルの補修・改造にM.A.C.S.での戦闘。
「増やすか…」
とネイトがポツリと言った。
そこに、ドクターが駆けつけてくる。
「エヴィは…うん、ベッドに横になってるわね。いい?これから3日間絶対安静よ。何もしてはいけないわ。パーソナルハンドヘルドコンピューターで何かを調べるのも、バーチュフレームに何かを映すのも禁止よ。とにかく身体と脳を休めなさい」
「わ、わかったぜ…」
「ネイト、出発は少なくとも3日後にしてちょうだい」
「了解だ。俺も色々と考えないとならないしな」
「アマリア、エッダはあたしが見るわ。だからエヴィについてあげて。熱が出るかもしれないわ。その時は教えてちょうだい」
「うん、わかった!」
「それから、1日3回、食事のあとでいいから、ジェットスプレーでこれを投与してちょうだい。栄養剤みたいなものよ」
「わかった!1日3回ね!」
そう言って、エヴィの様子を見ながら、ひとりまたひとりと部屋から出ていって、エヴィとアマリアだけになった。
「オレ疲れてたんだな。全然気が付かなかったぜ!」
「エヴィは人一倍頑張っちゃう性格だから、気づかないのよ」
「そうか!わはは!」
「笑う元気はありそうね。その元気があるうちに寝ておきなよ。後のことはわたし達に任せて!」
「ああ、そうするぜ…!」
と言い終わらないくらいに、スーッと寝息を立てて眠り始めた。
「相当疲れていたのね…」
アマリアも、備え付けのソファに腰を下ろし、やがてうたた寝しはじめた。
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拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。
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