表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
366/379

# 366. さえずりの都・後編

この度はご愛読ありがとうございます。


お陰様で、24,000PVを突破することができました。

引き続き、一生懸命執筆していきますので、もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。

少しずつ面白くなっていく…と思います!(精進します)

窓から見える空は、明るいと思ったらすぐに暗くなったり、日の出や日の入りがばらばらになって見えてくる。


「大宮殿がめちゃくちゃに繋がっているからそう見えるんだろう」


とネイトは推察した。

やがて、漆黒の闇に月明かりのみが差し込む大きな広場に出た。


「ここがそうなんだな?」


「はい、そうです…」


わずか20メートルほどの先に、女王の服を着た「何か」が苦悩に持ちた表情で何かを絶えているようだった。そしてネイト達の存在に気が付き、振り向いた。


「うぐぐ…、昼間の奴等か…。フェアリーめ、喋ったな。ならばお前たちも倒さねまなるまい」


と言い終わるのと同時に口から可変を吐き出す。が、ネイトの盾でそれは防がれた。


「M.A.C.S.の操縦と大差ない。クロスボウは副砲だと思って撃ってみるんだ」


「なるほどな!」


エヴィとロニーは矢を装填してスカーベインへ放つ。惜しくも火炎で焼かれてしまったが、軌道は完璧だった。


「お前ら、オレを倒すとどうなるか知っているんだろう?」


「ああ、知っていての攻撃だ。皆、奴の言うことには耳を傾けるな」


ときを凍てつかせ、永遠とわに眠れ-ゼロ・アブソリュート」


ドクターの呪文が炸裂し、スカーベインの足元に命中、機動力を奪った。


続き、接近戦舞台に補助魔法をかける。


「大気の加護を、瞬きの彼方へ-アクセル・ヘイズ」


キャシー、ベルダ、アマリア、早苗の機動力が増した。


「早く動ける!」


続けて、


「運命の糸を繰り、必勝の軌跡を描け-フォーチュン・リンク」


「はい。ブレがなくなったような、気がします」


続き、スカーベインへ弱体魔法を唱える。


「勇気は枯れ果て、剣はもろく崩れよ-ロスト・ブレイブ」


「雷鳴のかせよ、その四肢を地の底へ繋ぎとめよ-ボルト・チェイン」


足止めしていたお陰か、呪文はヒットしてスカーベインは鈍足化した。


「今よ!」


とドクターの一言で、前衛部隊がスカーベインに突撃する…、がその反対側に泣いて涙を流している女王の姿が見えた。


攻撃をせずに一歩引いたところへ着地する。


「へへへ、やはりお前ら女王に甘いな。オレと女王は表裏一体。俺への攻撃は女王への攻撃にもなる。いくら攻撃してもいいぜ、女王がどうなってもいいならな!」


「大丈夫です!」


とフェアリー。


「わたしが、女王の意識体を全力で守ります。なのであなた方はその得た力いっぱい、叩き込んでください」


「わ…わかった。皆!スカーベインに合図とともに遠距離攻撃から近距離攻撃で倒すぞ!」


「よし来た!」


「遠距離部隊…今だ!」


弓矢の雨が降り、スカーベインに突き刺さる。


「グオア…」


「近接部隊、今だ!」


スカーベインが怯んだ隙に次の攻撃を叩き込む。


「よし、これで最後だ。シールドリフレクション!」


スカーベインが最初に放ち防いだ炎を、今度はそれを利用して盾から排出する技のようなものが発動した。それはスカーベインに命中して、最後の咆哮を発した。


「…お前等…どうなるか…わかって…」


スカーベインは女王と共に崩れ去った。そして美しかったさえずりの都も少しずつ崩壊し、辺りは真っ暗になって、ネイト達は宙に浮かんだ状態になった。


かろうじて女王の魂はフェアリーによって守られていた。


「さぁ、これに触れて、さえずりの都を再興してください」


「アマリア、頼んだわよ」


「うん!」


アマリアは静かに目を閉じて、短い時間しかいなかったが、輝く太陽、香る花々、生い茂る森、チュンチュンと鳴く鳥を次々と構築し、最後に女王を…復活させた。


気がつくと、先程までいた大広間に皆立っていた。


「これで大丈夫かしら?」


「はい、問題ございません」


しばらくして女王が目を覚ます。


「みなさん、ありがとう。スカーベインは居なくなり、邪悪は消え、風が戻ってきました。ですが、邪悪な心はすぐにでも襲ってきます。が、そちらのお嬢さんが邪悪な心が侵入できないように私を創ってくれました。これは悪を跳ね除け、破壊する能力です。本当に助かります。ありがとう」


「アマリアすごいんだぜ!」


「えへへ…」


「本当にありがとうございました。名残惜しいのですが、お別れの時間です。現実世界ではもうそろそろ起きる時間です。ここでの出来事は夢として記憶され、記憶力の良い方ならばそれを覚えているかもしれません。が、非現実と決めつけて話すことは無いでしょう」


「そうか、それは残念だ」


「それでは…!」


辺りが真っ白くなったかと思うと、乾ききった土の匂いがネイト達を襲い、目覚める。


「何か…夢を見ていたんだと思ったが…」


「私も!皆出てきたような気がするよ!」


「不思議なこともあるもんだぜ!」


ただひとり、アマリアだけはそれを覚えていた。


(バッチリ、記録しちゃうからね!)


読んでいただき、ありがとうございます!


拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。

もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。


みなさまからの応援が、私の何よりのモチベーション維持となります。

頑張って書きますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ