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仮タイトル  アレ  作者: 八味とうがらし
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仮タイトル アレ 昇進

「アレ自体を消滅させることはできなかったが、アレから何も我々を苦しめる物が出なくなった。コレは喜ぶべき事であり、我々の作戦は勝利したといえよう。そしてこの作戦を最前線に一人勇敢に立ち向かってくれた我らの同志であり、また最高の戦士でもある人をこちらに呼ぼう!左右田綾乃中尉。皆盛大な拍手で迎えてくれたまえ」 

本部長が全体式の壇上での挨拶で左右田綾乃を壇上に呼び入れた。大きな会場から沢山の拍手が沸き上がった。左右田綾乃もなんの打ち合わせもなく壇上に呼ばれいささか驚きを持って起立した。

「さぁ早く左右田中尉」

部長は満面の笑みで左右田綾乃に壇上へといそがせた。左右田綾乃が壇上に上がるともっと真ん中に来るよに催促しながら、会場の正面を向き改めて左右田綾乃への拍手を求めた。

「左右田中尉この度の作戦本当にご苦労様。中尉でなければこの作戦は出来なかった!あなたが我々の仲間であることを私たち誰もが誇りに思う。そこで左右田中尉にはこれからもっと我々いや世界の為にその力を発揮していただきたい!そこで本日今から中尉を改めて大尉になってまた世界に力を貸してほしい!そうだろ皆さん!」

会場から割れんばかりの拍手が沸き起こった。

「辞令本日をもって右の者を大尉に任命する。」

左右田綾乃は辞令書をうやうやしく受け取り壇上を後にしようとした。

「大尉一言いいかな!」

部長に呼び止められ引き返すと左右田綾乃は簡単な常套句でお礼と抱負をスピーチし壇上を後にした。

アレを無力化できたことの祝賀会であった二部構成となった祝賀会は一部で身内の会がもようされ、二部では国会議員など来賓を多く招いての祝賀会となっていた。

「大臣紹介します。今回の作戦の最大の功労者です」

「左右田であります」

左右田綾乃は敬礼をして節度を守った。

「まぁここではそう堅苦しくなく!さぁ一杯」

「ありがとうございます」

大臣にビールをつがれ軽く口をつけると一礼をしてその場を離れた。

「本部長!彼女かね爆弾を投下したno.1パイロットというのは」

「そうです大臣彼女です。左右田綾乃大尉です」

「やはり軍人も大尉ともなれば女性でも厳しさが漂ってますね」

「いや大臣彼女は特別ですよ!とにかく何があっても沈着冷静眉ひとつ動かさないスーパーソルジャーですよ」

「なるほどだから平気で核を落とせたわけだ!」

「・・・・」

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