仮タイトル アレ 変化
no1パイロットはすぐに艦長室に向かい作戦の報告を行なった。
「お疲れ様見事だったよ左右田綾乃中尉爆弾投下作戦は無事成功だったよ」
「ありがとうございます。それで現地はどうなったのでしょうか」
「それはもう少したたないと調査班が現地には入れないからな」
「?もう少したたないと・・・とは?」
「左右田中尉、君には知らせていなかったのだが今回使用した爆弾なんだが・・・実は核爆弾だったんだよ」
「・・・」
(核爆弾・・・そんな物でアレを吹き飛ばすなんて・・・狂ってる)
左右田綾乃は自ら核爆弾を投下した事に感情をかろうじて抑える事に成功していた。
「なので残留放射がある程度落ち着いた頃に調査班が現地に入ってアレを確認する事になっている。まぁ核の爆発と熱で粉々に破壊されて溶けてなくなっているだろうから慌てたことはないのだが、まぁ念のためだな」
「承知しました。私は戦闘機の整備が終了次第基地に向かいます」
そう艦長に挨拶をすると艦長室を後にした。
(私が核を落とした・・・!大変な事をしてしまったんじゃないか・・・。もし街に放射能が漏れてしまったら・・・)
左右田綾乃は作戦とはいえ核を落としてしまったことへの責任の重さに心が潰れてしまいそうだった。
「中尉どうしたんですか?顔色が優れないようですが」
左右田綾乃が搭乗した戦闘機を整備した担当者が迎えにきた。
「いやなんでもない整備はどうなった?」
「はいいつでも飛べます」
「・・・・ありがとうコーヒー飲んだらむかうから」
強制的⁉︎に研究をさせられている渡部たちは、自分たちがどう役立つのか全く知らされずにほぼ監禁状態で3週間が過ぎていた。
「この部屋自体になんの不満もないんだけど・・・俺たちのあつかいには大いに不満がある。そう思わないか」
「ああ全くだよ目的も教えられずただひたすら3週間・・・一度帰ってから改めて判断した方がいいんじゃないか」
「よし。一度帰ろう。そして大学でまとめてそれをここへ提出すればいい」
「おかしいぞ・・・扉が開かない」
ドンドンドンドン渡部達は部屋の扉を叩いて外の誰かを呼ぼうとした。
「なんの返事もない・・どういう事だ⁉︎」
突然室内スピーカーから場違いなアラーム音が流れ、そのあと声がした。
「皆さんどうされましたか?」
「最初に申したように建物の中を勝手に出歩くことは禁止です。よってあなた方が今しようとしていることは違反となりペナルティが与えられます」
「何をいってるんだこいつらは・・・馬鹿な・・ペナルティだなんて!ゼッタイにここからでてやるからな」
「えー君らが今置かれている状況を把握しなければならない。君らは志願してここに集ったのです!よって想像と違ったとか!窮屈な扱いが嫌だとか!・・・そんな話は一切通じません。君らこれから我々の指示のもとしっかりと行動していただく。以上。」
「・・・なんなんだ・・・まるで軍隊か囚人じゃないか」
「いやそれ以下だ・・・よしみんな研究を続けよう!こうなったらしっかりと研究成果を出していこう。みんな集まってくれ!役割を決めよう」
渡部に促されみんなが渡部のもとに集まって役割分担をきめることにした。
「彼等は物分かりがいいじゃないかこれなら彼らをリーダーにしてアレの作業もうまく行くかもしれないな」




