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27話 みんな魔法少女





⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆





みんな〜☆こんにちわっ☆

あたしの名前はウララ!

どこにでもいる、ふつーの女の子!

ママのやってるお料理屋さんで

お手伝いをしている13歳だよっ!


今日もお手伝い頑張ったんだけど、

疲れて学校の宿題するの忘れちゃった☆

いっけな〜い!てへぺろっ☆


「ウララちゃん!

悪いことしてる宇宙怪獣がいるよ!

魔法少女に変身だぷるっ☆」


この子はプルル!

ウララを魔法少女にした

相棒のペットなんだよ!


ウーラーラー♪


「トゥインクル☆トゥインクル☆ウララララ〜♪」


魔法少女に変身できることは誰にも内緒なの!


ウララは今日も悪いことする宇宙怪獣を

凝らしめて愛するこの街の平和を守ったのです☆


「悪いことする怪獣はお仕置だよっ☆にぱー♪」


魔法少女トゥインクルウララは

今日も1人、平和のために戦うのでした☆


ちゃん♪ちゃん♪






⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆








「ウララちゃん☆

つまりここは……

パラレルワールド☆

違う世界に来てるんだぷる〜!」


「ええ〜!!パラレルワールド!?

プルルどどどどうしよう!?

ウララこれから一体どーなっちゃうの〜☆」


ウララちゃんとプルルが

部屋で相談をしていると……


バターン!

突然開く扉!


「ウララちゃぁ〜ん♪

一緒にスウィーツを食べましょ〜♪」


問答無用で乱入してくるツムギ。


「わ!わぁあ!ムギっち!

今入ってきちゃダメですぅぅ☆」


「ああ!あ〜っ!プルルがいるぅぅぅ!」


あっさりプルルが見つかってしまう。


「こんにちわ☆君がこの世界に

ウララちゃんと僕を呼んだ魔法使いぷるね〜?」


「そうなの〜♪わたくしなのですわ〜♪

きちんと、責任をとります覚悟ですので〜♪」


「ええ?プルルどうしよ!

ウララ魔法少女だってバレちゃうよ〜☆」


「いや、余裕でバレてるわよあんた」


「きゃぁぁ!!大きな蜂さんですぅぅぅ!」


「あちらも、魔法使いだぷる〜☆

これはもう腹をくくるしかないぷるね〜☆」


「うふふ〜♪とりあえず

イチゴのタルトをみんなで食べましょう〜

お話はそれからで〜♪」






魔法少女トゥインクルウララと

その横にいるマスコット的な何かのプルル。


彼女たちからしたら

突然別の世界へ呼び出されて

パラレルワールドに来てしまった……

ということになっているらしい。


ずっとプルルと魔法少女として

宇宙怪獣と戦ってきたウララちゃんは

かわいそうな事に突然謎の変な見た目の人達に

囲まれてしまい恐怖に慄いている。


「つまり、ウララちゃん……

この世界には

魔法少女はたくさんいるのですわ〜♪」


「ええええ〜魔法少女がたくさん〜!?」


「びっくりぷる〜☆」


「わたしは魔法少女吸血鬼《ヴァンパイア》だ。

不老不死だよろしく」


「ハクは魔法少女イヌだわん♪

最近雷を出せるようになったわんっ♪」


「あたしは女王蜂魔法少女よ。

少女だけど蜂の子が百匹いるわ」


「魔法少女の木でございます。

色々魔法が使えます……キラン」


「パンダの魔法少女アルヨ!

チャイ拳を使えるにゃ!あちょー!」


「あちきは夢の中の魔法少女でありんす。大人だよ」


「私ヒナ。マスターノ銃デス魔法少女?」


「なんじゃいワレ?魔法少女いてこますぞぉ!?」


「きゃぁぁあ!怖いですぅぅう!?」


「バカか!チドリ!合わせろよ!」


「この刀はちょっと荒れてるが

ただの刀だから気にしないでくれ……」


「うぅ……」


「大丈夫よウララちゃん〜♪

みんなわたくしの従者なのよ〜♪」


「うう……ウララです……

みんなに内緒で魔法少女やってました……」


「この世界では内緒にしなくて良いのですわ〜♪

みんなで魔法少女をしているのよ〜」


「み、みんな魔法少女……す、すごいですぅぅ☆」


「そうよ〜

もう一人で戦わなくて良いのです〜

これからはみんなで一緒に

宇宙怪獣をやっつけるのですわ〜♪」


「みんなで……うう今までずっと

一人で魔法少女してましたので……

突然お友達がたくさんできたみたいで

ウララは嬉しいですぅぅ☆」


だいぶ困惑していたようだが

なんとか納得してくれたようです。


まだ13歳の女の子。

そりゃ怖いよね。

でもみんな同じ魔法少女なんだよ☆

ということにして

なんとか安心させることに成功しました。




イザナミ家の刺客を無事返り討ちにして、

それぞれ装備も揃え、

ハクも雷獣に進化したし、

仲間も大きく増えたツムギ一行。


イザナミの連中は宿を襲ってきた賊として

フロンティア合衆国の警察に引き渡し済み。

あとのことは知らないっ。




「ムギ様。次の国はどうしましょうか?」


「そうね〜まだまだ行きたいところが

たくさんありますわ〜♪

どこから行こうかしら〜♪」


次の行先をみんなで相談していると


「あ、あの……!」


「どうしたのウララちゃん?

行きたいところあるの?」


「は、はい……皆さんが良ければなんですが

……その、みなさん魔法少女ということで

みなさんと一緒なら行けるかなと……」


「どうぞ?遠慮なく言ってみて?」


「あの……ウララは前の世界で

どうしても勝てなかった怪獣が

いまして……」


魔法少女トゥインクルウララは

原作の絵本の中で

数多の怪獣を倒したが

唯一、倒せなかった相手がいるのだ。


「あの、みなさんと一緒なら倒せるかもと……」


ガタ……


立ち上がるツムギ。


「し、知ってますわ、そのエピソード……

唯一ウララちゃんが敗北するエピソードですもの」


「へぇ?何者なの?それは」


それは……


それは……








――ドラゴンです――













読んでいただきありがとうございます!


もし少しでも面白いな、

続きが気になるなと

思っていただけましたら

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