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26話 三人の刺客



――【ハク&マオマオ】 VS【土雷神】――


「万雷!」


ピシャァァ!

ゴロゴロゴロ……!


「にゃぁぁぁ!!」


「キャイン!キャイン!!」


土雷神の広範囲雷攻撃に

為す術のないマオマオとハク。


ハクは雷をまともに受け倒れてしまう……!


マオマオはチャイ拳壁で気を念じ防御に徹して

なんとか耐えている状況……!


「こいつ……!雷を広範囲で

ひたすら打ち続けてくるにゃ……

威力は落ちてるけどさすがにこれじゃ

何も出来ないにゃ……」


「なんだ威勢だけか?いいのか?

犬の方はもうくたばりかけだぞ?」


ハクにひたすら打ち込まれる雷。


ピシャ!

「キャイン!!」


「だめにゃ……ハクは雷に恐怖心を

植え付けられてるにゃ……このままじゃ……!」


「よそ見とは舐められたもんだぜ……雷撃!」


ピシャ!


ズドン!!


短刀に雷を付与させた投擲!


「にゃぁぁあ!!」


マオマオは雷を止めきれずついに膝をつく……


「ま、まずい……くそ!くそ……!」



ハクは薄れゆく意識の中で

マオマオが膝をつく姿を目撃。

雷に心身ともに削られていたが……


ついに――


「またやられるわん……

みんなで特訓したのに……

このままじゃ

せっかくできた親友も……

いつも助けてくれるアヤも……

大好きな主様も……

みんなを護れないわん……

そんなの……

そんなの……


絶対嫌だワン!」


「!?」


「アオォォーン!!」


ハクは犬から獣人へと成りましたが

進化はまだ終わりではなかったのです……


先日から雷に打たれ続けたハクは

雷を克服するのではなく

身体に滞留させ、取り込んでしまった。


はるか昔から

ヤマト国において

雷と共に現れるという

伝説の獣

【雷獣】に進化を遂げたのです――


「アオォォーン!!」


「雷を……取り込んでやがる……?

なんだこいつ……?まさか?雷獣……!?」


雷を纏いながら土雷神へ襲いかかるハク!


バリバリバリ!

「ギャァァァ!!」


自らを雷と化したハクにもう雷は効かない。


あっという間に土雷神を黒焦げにしてしまい制圧。


「アオォォーン!!」


「ハク……?お前その姿なんにゃ……?」


「わからないけど……

なんかムカついて雷食ったら

気持ちよくなったわん!」


「にゃはは♪なんにゃそれ?」


「大丈夫わん?マオマオ?」


「ハク〜助かったにゃ〜ありがとうにゃ……」


マオマオはその場で気を失ってしまった。







――【アヤメ&チドリ】 VS 【黄泉醜女ヨミ】――





「擬人化のスキルか……?

お前ら世界中で仲間を集めて

何を企んでいる……」


「我が主は動物が好きなだけの

心お優しき至高の主だ!

貴様らごときに我が主の御心が

理解できることなどありはしない!」


「ふざけるな!

アマハラが隠している

秘蔵っ娘があいつだろう!?

イザナミ家を淘汰する気か!?

それともヤマト天皇までもか!?」


「説明しても無駄だ。貴様はここで斬る!」


「イザナミ流剣術!百花繚乱!」


「黒鉄流剣術!桜花爛漫!」


キンキン!キキキン!


「(バカめまた影縛りで動きを封じて終わりだ)」


「(さぁ影縛りを撃ってこいヨミ!)」


「影縛り!」


カカッ!


アヤメの影にクナイが刺さり

アヤメは動けなくなる……!


「終わりだ!イザナミ流剣術!紫電!」


「黒鉄流剣術!黒閃千鳥!」


カカッ!


シャキーン!!


二人のサムライの動きがとまる……




「……な……刀が……伸びただと……!?」


「アハハハハ!!

残念やったなぁぁあ!?

鬼女ぁぁぁ!?

今からお前を200回斬るッッ!!」


「……妖……刀……!!??」


ズババババッ!!


鬼は不老不死であり死なない。

よって身動き出来なくなるまで

切り刻んでバラバラにするのが一番早い。


妖刀チドリにより

粉々になるまで切り刻まれた

黄泉醜女のヨミは

何かを考えることも、もう出来なくなった……


「アーハッハッハ!!

きもちいぃぃぃい〜♪♪」


「……だから下品な発言はやめろチドリ」









――【ツムギ&ヒナ&ウララ】 VS【鳴雷神】――





「……絵本から人間が飛び出してきた!?」


鳴雷神はわけのわからない現象に目を疑う……!


「トゥインクルウララあぁぁぁ♪」


「呼び出してくれてありがとう〜ムギっち☆」


「うおわぁぁぁ〜!!」


言葉にならない叫び声をあげるツムギ。


「トゥインクル☆トゥインクル☆レインボースター☆」


魔法少女トゥインクルウララのステッキから

飛び出したのはきらめく星々が虹の橋を渡る魔法!


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」


ツムギは涙を堪えきれない。



このおかしな現象に鳴雷神は気付く……!


「そうか……!

前回も幻覚を見せられ誘い込まれた……!

あのもう1人の女が幻覚使いだな?

つまりこれは絵本から人間が出てくる幻覚!

バカめ!こんなもので私が騙されるか!」


「マイマスター。装填満タン発射オーライ」


ツムギはリッカから受け取った

銃型人形ヒナを取り出す!


「ムギっち〜♪いっくよ〜☆」


ツムギとウララは手を繋ぎ魔力を解放する……!


二人の魔法はハートマークになり敵を捉える!


「トゥインクル〜☆マジカル〜☆メテオ〜☆」


「マジックカノンですわ〜!ばきゅうん♪」



――カッ!


ズドドドーン!


「……バカな!?ぐわぁぁぁあ!!」



二人の放った魔法は

鳴雷神を一撃で制圧……!!



「悪い人にはお仕置きですよっ!」

「せーのっ」


「にぱー♪」

「にぱー♪」


ばーん!!


ウララちゃんの勝利時のお馴染みの

決めポーズを二人仲良くお披露目♪




「キメポーズ……ダサっ」

あまりのダサさに

リッカは朦朧としながらも

ツッコまずにはいられなかったという……







土雷神


黄泉醜女のヨミ


鳴雷神の


イザナミ家の刺客を


見事撃破!





やりました!



ツムギ一行の大勝利なのです♪















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