√C その①「最強の条件」
〈二〇二五年 七月十二日 超複合都市デンドログ 中央王居 七聖円卓の間〉
「────皆、集まってくれて感謝する。さて、早速だが議題に入ろう……直近の【空想現界】現象についてだ。ああ、いつも通り、私はあくまで裁定者だ。置物とでも思い、激しく論を交わしてほしい」
荘厳な雰囲気が漂っていた。
その中心には確かな高貴さと威厳を煮詰め、飾り付けたような老人が一段高い場所に座っている。
最も上座に位置する老人から少し離れた位置に、純白の真円の机があり、黄金で出来た捻じれた根のような脚がそれを支えている。無論、椅子とてその基調に沿ったデザインであった。
机の中心には真円が描かれており、中に円が七等分になるように装飾剣が配されていた。
机上には見た目は簡素だが水が注がれた杯しかなく、壁や床、窓など所々で勢が尽くされているもののまさしく会議室の様相をしていた。
「────各人間界省庁との通達、連携、封じ込めは既に住んでいます」
老人の言葉から一拍おいて、口を開いたのは老人程とはいかないが妙齢の女性であった。
その言葉は多少枯れてはいるものの、凛としており佇まいも堂々としている。
「そうは言ってもですねぇ……こっちはかなり痛手を負ってますよぉ?赤字は商人としての沽券に関わりますから、ね?」
壮麗の貴婦人に応えたのは、やさぐれた中年の男だった。
剃り損ねた髭を撫で、その軽薄な表情を歪めて苦笑いを浮かべる彼はそれでも彼の立場を表すような覇気を纏っていた。
「我々は利益を享受するような立場ではない。人間界が被ったのは我々魔術界の災害だ」
「ですが、まだ正式な彼らたちとの約定も満足に決まっていないでしょう?その上で、こちらの落ち度だからといって、無条件に協力……と言うより、庇護ですか。それを求められるのは果たして平等なのでしょうか?どう思います?アケハナさんは」
そう、やさぐれた男は飄々と笑みを携えて、真っ向から壮麗の貴婦人の言葉をバッサリと行く。
前者は魔術協会の長……現代で言うところの役所や省庁の総理大臣に近く、後者は蒼白商会の主……大企業で権力と金を兼ね備えたカリスマ社長である。
そんな両者は当然犬猿の仲であり、この会議でも幾度となく舌戦を繰り広げてきた両者であった。
「…………我々としては、本当に犠牲になった魔術師の方々に心を痛めている次第であります。けれど、利益としては一応、暗に享受しているではないですか?我々全員が」
バトンを回されたのは〈軍神聖教会〉の代表、女教皇アケハナ=エン=ラートゥネイアである。
そして、その言葉に協会の長であるグレナ=ブローディスは苦い顔をする……そう、実際にこの件で一番得しているのは我々であるのだから。
戦時特需と言っていいのか、【空想現界人】は我々にとって、人材の宝庫なのだ。
それを名目上は保護するということになっているが、〈七聖円卓〉の中でも彼らを戦力や人材と見ている人間は多い。
グレナはそうではないが、魔術協会内でも【空想現界人】を資源扱いする人間が居ないとは言えない。
そんな、暗黙の了解に無造作に手を突っ込むのが、〈軍神聖教会〉の女教皇であるのだ。
あくまで純粋を好むグレナとは対照的な、清濁併せ吞む女狐はいつも通りなのだろう。
「ハッ、それでも構わんさ……どちらにせよ、我々は保護するという目的がある以上、守ってくれた恩を返そうとするのも咎められはしねえさ」
口を挟んだのは〈冒険者組合〉通称ギルドのギルドマスターであるユーグ=エントマックだ。
ギルト自体は中立を貫く派閥であり、むしろ会議を円滑に進めるために、場を取り持つこともある。
グレナにとってはありがたい存在だ。
「そうですねぇ。確かに、その話をすると皆が損をする羽目になる。ならば、やはり敵の目的についてですかねぇ…………一応駄目元で聞いてみますがオルトリエスさんは何かご存じかな?」
グレナにとって、〈蒼白商会〉の主であるこの男、アーライ=マックステラの存在はいけ好かない。
しかし、それでも彼の積み上げられた人脈とそれに由来する対人スキルで、会議をより円滑に進める能力は認めざるを得ない。
──────が、それでも相手が悪い。
「──────些事だ、興味などない」
「では代わりに我が主の言を上申奉る次第でございます。我々としても調査は行っておりますが、正確な情報は何もないとのことで」
投げかけられた言葉を、叩き落としたのは〈帝国財閥〉の主であり、魔術界最強の『魔聖』と対を成す威圧感の人一倍強い『龍聖』でもあるオルトリエス=ドラグーンであった。
彼が会議で言葉を出すことは稀で、欠席であることがほとんどだ。
代わりに出てくるのは大体後ろに控えた、〈帝国財閥〉の代表取締役であるフダイ=リンカーネだ。
正直、アーライはよくこんな目に見えた地雷を踏み抜けるなと感心してしまう。
その纏った殺意に近い覇気は、何人たりとも寄せつけぬ気迫を幻視するほどだ。
今日は珍しく出席しているが、グレナにしてみれば議論の邪魔なので帰ってほしいくらいである。
「で、あれば……どうせなら、全員聞きたくなってきたので、聞きますがネルテさんはどう思います?」
そしてアーライは〈七聖円卓〉でまだ意見を出していない最後の人間に話しかける。
「………………zz、はっ誰かが呼んでいる!?あ、アーライちゃんだ!おっはよ~!!」
堂々と居眠りを決め込んでいた少女が、置きざまに商会派の主へと気安い挨拶を送る。
その様子に、アーライは何とも言い難い表情をしていたが、ともかく返す。
「ええ、おはようございます。では……」
「ああ、うん!【空想現界】の黒幕のことね!異次元にいることは分かってるけど、それ以外は僕にも視えないんだ~残念だね!ごめんちゃい!!」
まるで、見てきたかのような彼女の言葉に、アーライとグレナは瞠目する。
否、アーライとて一流の魔術師、少女の寝息や仕草は確実に熟睡していると思っていたからこそ、もう一度議題を言い直そうとしたのだ。
だが、彼女はそれが嘘だったように会議の内容を言い当て、あまつさえ【空想現界】の黒幕の居場所を言い当てたのだ。
無論、全てはったりであるという可能性もある……だが、彼女は確かに会議の内容など到底聞くことのできないほど熟睡していたことは確かだ。
「──────なるほど、異次元……それが確かなら、いくらでもやり様はありますねぇ」
「あ、ごめん。会議何にも聞いてなかった!?置いてけぼりにしないで~」
それは的外れな感想であり、年相応な振る舞いとも言えた。
しかし、それでもこの中でもっとも異質であるのが彼女であろう。
〈星刻天文台〉にて最年少で主席を獲得し、その人柄と珍妙な予知で財界や政界の大物にも頼られる正真正銘の大予言者、ネルテ=ファフナスは変人であるが、あまりに有能すぎる。
「──────では、我らが王よ。ここで進言したい議がございまして」
静かに、グレナは緩んだ空気を締めなおすように、言った。
さすがのネルテも、小うるさいアーライも口を閉ざしグレナの言葉を待つ。
そう、これは論議の中で各派閥の宗主のみが認められる、議長である〈王〉への提言であるからだ。
「…………『魔聖』アルト=リオデルタの現地投入を上奏致します」
そう、グレナがこの論議に参加した理由の大部分が、これの上奏を〈王〉に届けることだ。
「────それは道理に悖る行為では?グレナ会長、あまりに性急すぎる提案だ」
真っ先に反対したのは予想通り、アーライだ。
そう『魔聖』の投入ということは、魔術界にとっては事件の解決を意味する。
そして、さらに現代風に付け加えるのであれば、敵地のど真ん中に民間人を殺す危険性のほぼない核爆弾を落とす行為に他ならない。
「────ああ、承った。十分に審議する故、議論を続け給え」
〈王〉は、短くそう言って口を噤む。
〈王〉は〈七聖円卓〉で、〈王室〉の全権限を保持する魔術界の舵取り役である。
だが、それは絶対王政や独裁制度ではなく、〈王〉は全てにおいて一番の決定権を持つだけ。
それ以外の全ての稟議や会議において参加できない、その場にいるだけで言葉を発さない。
そして、本人の人格すら彼の持つ《術式》によって、安全装置が設けられている。
〈王〉の暴走で魔術界が滅びる可能性は万に一つもない。
そう、あくまで〈王〉は装置であり、全てを律するための〈法〉でもあるのだ。
故に、グレナは上奏をした、〈王〉はどんなことであっても議決権を持つ者の言葉を絶対に無視しないのだ。そして、魔術師の人命に損害が出た以上、〈王〉とて魔術界最強戦力を出し渋ることはしない。
「何か問題でも?アーライ代表」
「ええ、大問題です。我々の市場を掠め取る卑しい宣言でしかない」
無論、アーライとて苦しいことは分かっている。
だが、利益順守を至上とする〈蒼白商会〉にとって、【空想現界】の早期解決は先行投資から鑑みても赤字にしかならないのだ。
「いえ、我々全ての魔術師を守る上で、【空想現界】の早期解決及び全【空想現界人】の保護は急務。であるなら、その大本を潰し、全ての人民を救うのが最善では?」
「………………」
アーライは黙る。
そう、それらは全て正論で、あまつさえ我ら魔術師だけでなく【空想現界人】や現代人すら配慮したものなのだ。それは〈魔術協会〉の人類の守護者という教範にも悖るものだ。
そう、〈魔術協会〉に全ての手柄も利益も持っていかれることを除いて、全ての者に納得しか残らないものだ
さらに、ネルテの証言でさらに黒幕の居場所が分かり、投入が空振りには終わらなさそうであるという空気を作り出してしまった。
そう、それはグレナの一人勝ちを意味し、だからこそそれは……
「──────しかし、面白くはない」
一瞬の沈黙が流れた円卓に、切り込むように口を開いたのはアケハナ女教皇であった。
「はて?清浄、清廉、慈愛を掲げる〈軍神聖教会〉のトップとは思えない発言ですよ?アケハナ司祭」
グレナの虚を突いた、しかし真っ当な上奏に異を唱えた女教皇は、彼女の嘲りにそれでも笑みを湛えるのみ。
「ああ、勘違いしてはいけない。グレナ会長。貴方は確かに人道に明るい倫理的に素晴らしいお人だ。犠牲を好まず、虐殺を阻止し、人民を守る思想は正しいと思います。ですが──」
口をついたようにぺらぺらと思っても居ないことを口走る女教皇に、青筋を立てて怒鳴りそうになるのをこらえるグレナ。
だが、彼女が出てきたということは、勝算があるということ。
「────少し性急過ぎる、アーライ様が言っていたように。【空想現界】は未曾有の災害であり、人知の及ばぬ天災ですから。確かに『魔聖』様の強さは聞き及んでおります。しかし、こちらが強く出ればあちらとて黙ってはいない。例え災害の根を取り除けたとしても、予想外のしっぺ返しをくらう可能性は大いにある。人間と言うのは万能ではないのだから」
「──────なるほど、一理ある」
ここに来て、アケハナは奇策や裏工作ではなく、こちらの弱点を突く王道で攻めて来た。
アーライも、確かにと頷き、同意してしまう。
「────しかし、我々が縮こまっていれば、被害は拡大する一方です。身を切ってまで、対応する。アケハナ司祭の言っていることも最もですが、ならばしっぺ返しの被害が現状の被害を下回るまで待てと?それでは本末転倒では?」
それでも、グレナは一貫して、意見を突き通す。
そう、ここで折れては意味がない、王道の返しは確かに有効だが、それでも突き崩せる要素はある。
「確かに、報復が怖いからと未然に防げた被害を見逃すのはナンセンスだな。俺としてはグレナの意見を支持する」
ギルドマスターであるユーグは私の意見に同調する。
中立であるギルドらしい意見だが、今は追い風だ。
「僕ちんとしても、まあアルトちゃんなら報復も抑えてくれると思うなァ!あ、これはただの私見だよ?予知じゃないよ?」
さらに珍しく、星見のネルテも援護射撃をしてくれた。
これで、二対三、意見はこちら側が上回った。
──────あとは、彼らだけ。
「───興味などない。だが、あの詐欺師に任せるのなど言語道断だ」
「主に代わって上奏申し上げます。我々〈帝国財閥〉の私見を述べるとすれば、舞台は魔術界ではなく人間界。故に、いくら大賢者様の結界があろうと我々は彼の世界の住人ではない。対処を間違えれば、死ぬのは無関係な人々です。我々のせいで、です。これは災害の対処だけではなく、外交問題も孕んだ重大な事案です。最悪、彼の世界との戦争すら視野に入れなければならない。その引き金を引くことがあなたに出来ますか?」
そう、理路整然と並べたてる〈帝国財閥〉の代表取締役フダイ。
彼は主など比べ物にもならない、やり手である。
故に、グレナは最も警戒しなければならない帝国派が敵に回ったことに歯噛みしてしまう。
「───それでもやらねばならない」
会議室に、少しの沈黙が流れる。
それはグレナの決意の目線が、各陣営の主たちを貫いたからだ。
そう、ここで決まったことで、大勢の人間が死ぬ。
それはこの場の誰もが分かっていたはずのことだ。
ただ、グレナは人間界も魔術界にいる人も、等しく人類であると考えている。
それが他の長たちとの決定的な差であったのだ。
「我々が手をこまねいていれば、死んでゆくのは等しく人間。魔術を使えるか否かは関係がない!」
そう、声を荒げて、全員に訴える。
グレナにとって、成果を独り占めすることなどどうだっていい。
ただ、どうにかできるのは自身と『魔聖』だけ。だからこそ、どんな理屈があれ、できるのであれば、手をこまねいているのなど、ただの怠慢にほかならない。
「───あなたは、何を言っているのです?私は別に『魔聖』を投入しないとは言っていませんよ?」
「………………は?」
突如、女狐が意味不明なことを言ってくる。
それを聞いたグレナは素っ頓狂な声を上げてしまう。
「現状、『魔聖』を出す必要はない。【ゲーム】とやらも、現地人を巻き込むという形態ではないし、魔術師も参加は不可だと聞きました。ならば、今の被害は【ゲーム】外の【空想現界人】が魔術師に行ったもの。ですが、それもあくまでこちらから手を出した事例が多い。ならば、劇薬を投入するよりも、例えばより強い魔術師を派遣したり、封じ込め作戦を強化するべきでは?」
「それは……」
だが、あくまでそれは対処療法だ。
根本的に効果がある者ではない。
「だからこそ、『魔聖』を軸時投入すべきと言っているんです。今、性急に強力な戦力を投入したとして、現状それを生かしきれる土台、情報や支援を行うものが足りていない。故に、全てを整え、敵の情報を整えた上で臨むべきだ。それにあなたの上奏は時期を指定していない」
そう、彼女が言わんとしていることがグレナには沁みるようだった。
否、おそらくそれも意図的なものであろうが、それでも利害や裏の意図を感じない。
「───よい、意見です。アケハナ教皇、では具体的な法案などを知りたいですね」
ぬけぬけと、アーライは言い放つ。
だが、今更ながらグレナも気が付く。
自分はつい一人で盛り上がっていたことに。
「申し訳ない。熱くなっていました」
グレナは〈魔術協会〉のトップでありながら、頭を下げた。
そう、彼らが人命を軽視し、利害や利権で考えていることにただ、腹を立てつい反抗してしまったのだから。
だが、アケハナ女教皇の意見はもっともであり、この場でもっとも正しいのは彼女だ。
そう認めたグレナは、口を噤みただ会議が進むのを見ていた。
そう、それからは終始、アケハナ女教皇が主導権を握っていた。
そして、段階的な『魔聖』の投入と現地員への支援、並びに人材派遣も決まった。
「───委細構わぬ。纏まったのであれば、会議は閉廷する。『魔聖』の投入並びに、現地員への支援強化…………確かに上奏賜った」
やがて、〈王〉が会議の締めに入った。
かくて、〈七聖円卓〉の臨時会議はこれにて終了する───
◆◇◆◇◆
「まったく腹立たしい限りよ。全て、あなたの言う通りになるなんて」
「そうかな?単純な手口さ、まずは通りそうにない意見を言って、本来通るはずのない意見が折衷案でも通るという簡単なものだよ」
──────そして、全ての暗中に笑う者あり……『魔聖』と人は彼をそう呼ぶ。
そして、会議はおおよそ、彼の筋書きどおりにことが運んでいたのだ。
グレナはため息をつく。
そう商会派も帝国派も、この魔人にしてやられたのだ。
聖教派がそこに相乗りしたのは偶然、されど確かに『魔聖』の書いた筋書き通りに事が進んでいたのだ。
「いい、演技だったじゃない?まるで舞台女優さ」
「からかわないで、まったく途中でアケハナ女教皇に勘づかれた時は冷や冷やしたわ。どうにか軌道修正できたけれど、そこそこな借りをつくってしまったじゃない」
からかい調子でそういい、微笑む少年のような魔人に悪態をつく。
おそらく、彼女は気づいていた。
それでもあの女狐は彼の策に乗った。
今回、反対してくるだろう派閥には予想をつけていた。
本来の敵は帝国派と商会派だ。
聖教派が敵に回ったのだけが予想外、されど結果的には良い形に収めることができた。
「そうかい?存外いいコンビじゃないか」
「考えただけで背筋が震えるわ。本当にあなたは……昔から、無茶ばかり押し付けて」
それでも彼女はため息を吐いて、彼を容認する。
そう、彼は『魔聖』なのだから…………少なくともこの男が最も強い人界の守護者である限り彼が必要なのだ。
だからこそ、彼女は既に決めている。
例え、悪魔にすら何を売ってでも成さなければならないということを。
それは人類すべての守護であり、この世界の異変を正す最も面倒で……けれど最も速い近道だ。
そう彼との関係をグレナは定義づけている。
「──────さて、せっかくなんだ。僕も参戦するよ遅ればせながらね?」
悪魔のように呟いた少年がまだ人類の味方であることに、グレナは安堵する。
かくして、彼女の暗闘により、魔術師最強と目される『魔聖』が【ゲーム】へと参戦を決めたのだった。
〈Tips!〉
・七聖円卓と七聖について
〈七聖円卓〉とは、かつて栄華を誇った七つの大国が、厄災に見舞われ縮小し寄り集まった都市国家超複合都市デンドログの意思決定機関。
デンドログ以外の国家は魔術界には存在せず、幾つかの大貴族の領地があるのみ。
〈七聖円卓〉は競い合うライバルでもあるが、厄災の前には団結するくらいの良識があり、〈王〉は更に全てにおいてその意思をまとめる議長に過ぎない。
〈七聖〉はかつて、邪神を討伐した〈七聖英雄〉を元にしたそれぞれの派閥の最も強い魔術師。
〈魔術協会〉には『魔聖』『槍聖』〈帝国財閥〉には『龍聖』『剣聖』〈蒼白商会〉には『艦聖』〈星刻天文台〉には『占聖』〈軍神聖教会〉には『護聖』がおり〈冒険者組合〉と〈王室〉には存在しない。
〈七聖〉には魔術界で最も強い七人といわれており、彼らが争うことになれば派閥同士の戦争にすらなりうる。




