月刊【フィアマガジン】特集記事
月刊【フィアマガジン】2026年8月号
「巣山西中学校の七不思議について」
矢島美香
皆さんはSNSに投稿された7枚の画像をご存知だろうか?そう、あの約20年前に流行った都市伝説「幽霊記者」こと太田明子の名前が載ったあの7枚の学校新聞の画像である。そのいずれにも巣山西中学校の七不思議について書かれた記事が掲載されていたが、それに関する資料を私は手に入れたのでそれらを紹介させてもらいたい。
まず、7枚の画像の原本。これらには画像には載っていなかったそれぞれの七不思議の元となったインタビューのメモが付けられていました。それらを読み解くとこれらの七不思議は元々、存在しなかったということが判明しました。ですが、学校付近で聞き取りを行ったところ。閉校するまで形を変えながら七不思議は語り継がれていたことが分かりました。
また、3つのファイルには平成9年に起こった同地区での事件、20年ほど前に特集した「幽霊記者」の記事の真実。そして巣山地区の歴史について書かれたものが残されていました。
次にUSBデータについてですが、7つのデータが入っており、どれも巣山西中学校の七不思議とその関係者と思われる人物に関連したモノでしたがその全てにおいて事実だと確認はできずフェイクである可能性があります。
そして最後にボイスレコーダーには巣山神社を研究している人物のお話が録音されていました。この人物が何者か現在でも確定はできておりません。
これら全ての資料を紹介された上で皆さんはどのような印象を受けましたでしょうか?
恐らく、多くの方はこの都市伝説は偽物。創作物だと感じられたのではないでしょうか?
ですが、創作物だとしても私の手元には資料が残されています。
さらに巣山西中学校で遺体が発見されたことやそれらに関連する事件が起きたこと。そしてその関係者も数人、謎の失踪や何らかの事件に巻き込まれているという事実は存在します。
虚構と現実の境界線とはどこにあるのでしょうか?私はもうすでに曖昧になりつつあります。そしてそんな境界にいるからでしょうか。最初は読めなかった7つ目の七不思議を今は読むことができるのです。
だから私は伝えなければなりません。
その7つ目を。ここから先、読むのは自由です。これが私が皆さんに言える最大限の表現ですのでご了承ください。
7つ目の不思議。それはあなたが気づいていないだけですぐそばにいるのです。もしくは気付いていないふりをしているだけかもしれません。その目にその耳にその肌に感じているけど、知らないふりをしているだけであなたはずっと前から知っているのではないですか?その存在に。
ええ、大丈夫ですよ。だってこれは作り物なのですから。恐れなくてもいいのですよ。
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月刊「フィアマガジン」はこの号をもって休刊となります。長年のご愛読ありがとうございました。




