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正義のススメ ~夜ごはんなんて最初から無かった~  作者: ふじわら・D(ダイナマイト)・B(ボンバー)・しのぶ
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ふじわらしのぶの夜ごはん EPISODE 01 バター醤油ライス


 ふじわらしのぶの夜ごはん。さあ記念すべき第一回目は…バター乗せご飯です。


 まず最初にお茶碗に炊き立てのご飯を、こう、よそおってからバターを乗せます。

 そして上から花かつおと署油を一回し、後はお箸でぐるぐる混ぜて出来上がり。


 さあ、お味の方は…バターと醤油とかつお節とご飯の味しかしねえよ。


 こんなもんはそれ以上でもそれ以下でもねえ。

 腹減ってる時に仕方なく食うもんだ。


 ウスターソースで味変、と。


 もっとジャンクな味になったな。


 はむはむ。


 ご飯追加(※死亡フラグ)。


 ここでキューちゃんの登場だ。

 キューちゃんを乗せて、もぐもぐ。

 

 うむ。さらに半分くらい食べる。


 レピザ用のチーズをかけてオーブントースターで二分、出来上がったらちぎりレタスとキュウリとトマトをトッピングしてケチャップとマヨを混ぜて作ったオーロラソースをぶっかけて…完成。


 もぐもぐもぐ。

 

 もう何お食べ物かわからねえな。ふう、美味かった。


 今回の総評はだ、間食は良くないって事に尽きる。

 チミたちも早死にしたくなければ夜ごはんなんて駄目だよ?


 ふう、さてとポテチにマヨをディップして食うか。


 もぐもぐ。


 さていつものつまんない話をするぞ。


 今回は人の正義の根幹を為す徳についての話だ。

 

 人はどのようにして徳を得るに至るか、その過程についての話を進めて行こう。

 念の為に書いておくが中国の徳治政治というものとはあまり関係無い。

 そっちが知りたければ論語読本というハウツー本を読むと言い。

 中学生が夏休みに読みたいテキスト本というもので断片的にだが説明されている。

 機会があれば是非読んでもりあたいものだ。


 人生において一つの目標とは徳を得る事だと私は考える。

 それは人徳、公徳、利徳だったりする。

 人徳は人気、公徳は名声くらいに考えて欲しい。

 これに天祐が混ざるとさらに面倒な話になるから今回は省略して利徳の話題に絞って行こう。


 さて利徳とは、ぶっちゃけ自分にとって有利になる条件を引き寄せる能力だ。

 理論的には常に利徳に留意して、問題に取り掛かれば成功しなくてもマイナス方面に働く事はないだろう。

 あまり勧められた話ではないが、利徳を積んだ者には恩赦が下るのだ。

 同情という下世話な言葉に置き換えても良い。

 つまり君は普段からお行儀が良いから失敗しても許してあげる、みたいな事になる。


 だが決して甘んじてはいけない。仏の顔も三度までだ。


 さらに利徳を積んで成功を収めた者には信頼が普段よりも多めにリターンされる。


 徳という物は金子のように目に見える褒賞ではない。

 金に換える事は出来ないのだが、また金にはならないという実世界ではあまり役に立たない代物でもある。だが昔流行した歌にあったように「目に見えるから有難いのではなく、目に見えぬからこそ確かに信じられる物でもある」のだ。

 大言壮語ばかりを吐く金色の袈裟を着た自称苦労人の二世政治家を見れば一目瞭然だろう。

 人間本来の価値という物は財貨や身分だけでは判断できないものである。


 結果ばかり求め、過程を疎かにしがちな西洋の未熟な精神文化がそれを如実に示している。

 近年の水かけ論じみた少数派の行き過ぎた自己主張などがそれに該当する。


 結果論は所詮、後付けに過ぎない、

 人々を説得し得る徳が備わっていないのだ。

 成り上がりの口八丁など誰の耳にとっても雑音でしかないだろう。


 ゆえに我々無力な一般人は日々を費やして利徳を重ねるべきなのだろう。


 泥臭い言葉を使えば無償の奉仕に従事して、誰に感謝されるわけでもなく只粛々徳を積み重ねるのだ。


 この無意味な行為の繰り返しこそ、未来の人々への遺産になると私は考える。

 世界が必要としてるのは綺羅星のように輝く少数の天才ではない。

 人語が通じる慈しみ深い人なのだ。


 例え生涯を通じて何も手に入らなかったとしても、決して手の届かない星を目指して歩んだ道は確実に残される。

 それを信じるか、信じられないかは人類の真価が問われる瞬間でもあるのだから。



 そしてバターご飯はやはり駄目だ。

 あれ食ってると目に見えて自分がしようもない人間である事を自覚してしまう。

 そもそも私は自分でも呆れてしまう程に情けない人間なのだから、せめて納豆ご飯にしよう。


 こう塩こんぶと納豆を乗せて…。(プラス七味唐辛子)うむ、美味い‼と煉獄さんネタを混ぜておく。


 次回からは元に戻るだろう。

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