お・し・お・き
やっふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
パソコンがやっとこさ解禁されましたああああああああああ!!!!
では、どうぞ!
今ヤバいですね。んもう!何言ってんのさこの子は・・・
「ちょ、ラブフェイスぅ・・・」
「うるっさいわね!!!親父はだまってて!」
おおう、国王を親父呼ばわり・・・つーかどこでそんな言葉聞いたんですかー
「ちょ、嬢ちゃんそれは神を捕まえてひざまつかせる行為だよ?神に対する忘却行為だよ?わかってんのかな?それに今このときだって神様は聞いてるんだよ?」
ダイラがめっちゃ震えてボクの方をチラ見しながら言った。おびえすぎてフードの中がモヒモヒ動いてる。あの下にはきっとケモミミが出ていることだろう。
「うるさあい銀髪!てかお前誰よ!?」
「ダイラだよ!」
「ああ、あの灰色のぱっとさえないやつだったかの?おお、なんだかえらい様変わりしたのぉ。まあ、大魔術師ユキには負けるがな」
「あーその大魔術師っていうのやめてくんない?ボクはそこらへんに転がってるただの冒険者だよ?」
あ、今声震えちゃったかな?ン?怒ってるかって?そんなわけないわけないじゃないの。だってさ、ボクこっちの世界きて13年たったけど前世と換算すると23なんだよね。前世でギリ10になったとこだったからねえ。そうさ、あの死んだ日はボクの誕生日だったのさ。
ボクはまだまだ血気旺盛な若者だからね。
沸点は結構低いんだよ?
あれあれ?ダイラ君とウィング君がカタカタし出したよ?なんでだろうなー
ダイラ曰くその時のユキから何か得体のしれないどす黒いオーラが徐々に拡散し出してたらしい。
「そ、そうか・・・ではユキよ!わらわと一緒に神竜討伐に行ってくれんかの?」
「やだ」
「即答!!!」
「「サンタ(親父)は黙ってろ」」
「ハイ」
「何でよ!!一般市民の下戸が!!!こんな大出世なんかめったにないのよ!?」
「ふーんだ。それならボクはじゃじゃ馬を押さえつけるというこの場の約一名を除いた全員が思っている大義をこなしたいね!」
「はああん!?この屑!下戸!ぉ、お前なんか私の命令ひとつでこの世から消し去れるのよ!?」
「やーれるもんならやってみろ―!!!ボクはこの場にいる全員よりもはるかに上を行くよ?」
「じゃあやってやるわよ!!捕まえて服従させて一生私の側近としてこき使うわ!!!!!皆の者お!喫、ユキ・シャイニングをひっとらえよ!!!」
「その前にこっちが攻撃すれば問題はありませーん!麻痺電波、極弱!!!」
ユキの手から電気のエネルギーが拡散する。それはユキたち一行以外のこの場にいた全員に降り注ぐ。それはボルトにして10ボルト。え?十万ボルト?そんなんやったら死にますよ?
「あばばばばばばばば」
「喋れないから解きなさいとでも言いたいんでしょ?甘い。これが本気だとでも思ってる?ボクはネ、この場にいる全員、ああ、ダイラ達も含めて全員殺すことぐらい容易にできるんだよ?賢竜だろうが一ひねりさ。でもまあ、サンタがいるから今日のところは勘弁しておくよ。」
その瞬間電気の束縛を解からた者たちが一気にへたり込む。ここで兵士なんかは王に無礼な、とか何とか言うのがセオリーだろう。だが少しイラつき気味のユキを前にしては言葉も出ないのであった。
「でも、次そんな無謀なことを言ったりしたらこの国を滅ぼすよ?君の決断で王都100000人の命が失われることになるね。」
「わ、わわわ、分かったのじゃ!!分かったからやめてぇ~」
「はいはいよしよし。嘘だよー」
「本当か?なら・・・」
「あ、でもこの国を滅ぼせることは嘘じゃないね。」
「う、うあああああああああああん嫌なのじゃあああ」
あ、やりすぎたかな?ジョンナを泣かせてしまった。ま、いーや。ボクはロリコンとこじゃないから別に甘やかしたりはしないんだもん。
「と、と、と、と、ところで賢竜を一ひねりとはどういうことなのですか?」
「あれれ?サンタさんは仮にも国王でしょ?平民に向かってなんで敬語なの?ボクは敬語きらーい」
「あ、う、うむ。改めて聞くが・・・」
「あ、それについてはノーコメで」
「ああ、うむ。」
「さてと。」
そこでジョンナの方を向く。
「ヒッな、なんじゃ?」
「もー自分から遊ぶ約束入れといてそれはないでしょ。ボクはそのためにここに来たんだからね。」
「”ボク”って俺たちはお前の中で物かなにかなの?ねえ?」
「じゃあ、まずは何がしたい?」
「ぐすっ許してくれるのか!?」
「ねえ、ユキくん・・・」
「黙れ駄犬、別にボクはいつまでもギャーギャーいわないからね。でももうあんなふうに自分の考えだけで権力を使って国民たちをも巻き込むようなことはしちゃダメだよ?」
「うん、なのじゃ」
「ユキくんヒドイ・・・」
「じゃあまずは何する?」
「お菓子が食べたいのじゃ!」
「そっかーお菓子ねえ・・・あ!ねーサンタさーんキッチン使ってもいい?」
「キ、キッチンか?まあいいが・・・」
「じゃあ1時間後に大広間にいろんな人を呼んどいてね!今日のアフタヌーンティーはボクに任せてよ!じゃあ、いざ行かん!台所へ!」
「おやつなのじゃー!!!」
「ユキ君が俺を無視する・・・」
「ダイラ君・・・かわいそう」
「キューン」
お城でのひと騒動です。
今度はちゃんとテストべんきょもがんばらなくては・・・




