オリバー達の新たな挑戦 ダンジョン潜入編 2
ダンジョン回の続きです。ロック無双は続くのか?
つい先程気がついたのですが、ランキング通知機能ってあるんですね。日曜日の18時に[日間] 異世界転生/転移〔ファンタジー〕ランキング - 連載中とすべての両方で100位台後半から200位台前半くらいでランクインしていました。
苦節10日、皆様のおかげです。現在出先なのでなんとも言えませんが今夜から夜中の間に感謝の小話でも入れればと思います。
応援してくださった方々、読んでくださった方々ありがとうございます。思いつきで5月の最後の金曜日に勢いに任せて投稿を始めましたが楽しく書かせていただいております。
まだXを使いこなせていませんスマホからの更新ができないのでここで告知させて頂きます。今後ともよろしくお願いします。
X(旧ツイッター)でも告知をなるべくします。
https://x.com/bosstank0327
「お、こいつは砥石だな、粒子も細かい、おーいオリバー得意の水魔法でちょろっと水かけてくれよ」
「嫌みか?どうせ俺はコップ一杯の水魔法使いだよ、水よ!」
「すまん、すまん、でも魔法使えるだけ羨ましいぜ、おーヌメヌメしてきた、いい砥石だ、粒子が細かくて自然の研磨剤が出て来る。金貨1枚くらいだな」
「なぁロックそれ持って帰ってもいいぞ、そのくらいの働きはしている、なぁリリィ」
「ええ、と言うか今のところ稼ぎの100%がロックさんの手腕なんだけどね」
「そうか悪いな、分配は出世払いでいいか?」
「気にするな、一杯おごってくれればいい」
「それでも、持ち帰りでも税金は取られる、最悪売るさ、いい稼ぎだったら買い取らせてもらうよ」
「ロックが納得するならそれでいいさ」
「んっ、ちょっと強い寒気だ、ネズミじゃない、天井を見上げるとぞわっと来た、接近している生き物だ!」
話の途中でリリィが散弾のように石礫を飛ばす、コウモリのようだ、しかし全部は落とせない。
「すばっしこいわね、こいつは何してくるのよ?」
「噛まれたら病気になる可能性があるらしい、魔石持ちの個体もいるらしいぞ」
・・・・・・・・・・ロックは少し離れた場所隠密で隠れているみたいで気配を感じない。
「音に反応して攻撃をしてくる、詠唱を必要なリリィと相性最悪だ、かと言ってナイフじゃ届かない」
オリバーは投げナイフやククリナイフを振って対応しようとするが中々有効打にならない。
「音に反応、そうだ。風よ風よ、集まり爆ぜろ!」
5メートルほど先で破裂音がする。コウモリたちは勝手に気絶したり、壁にぶつかり絶命している。
「へっへっへ、流石はリリィさんだぜ、応用力高いな」
どこからともかくロックが現れる。
「凄いな、その性能で隠密3なのか、本当に消えたかと思ったよ。隠密4とか5って目の前でき消えそうだな」
「いや、今俺が隠密を使っても意味ないぞ、乱戦の時にそっと離れて使って効果がある感じだ、流石に4とか5は知らないけどな」
余談だがアヤノ家の精鋭間諜は隠密4で酒場でオリバー達の隣の席で話を聞きながら鉛筆画で姿絵を描いていた。しかも普通に飲食物も自然と注文していたのである。
「おい、オリバーこれって魔石か?2個出てきたぞ」
「あぁ、間違いない。少し小さいけど純度もいい、加工次第では軍事用にもなるレベルだ、値段はわからん」
本当は値段は大体検討が付くがアヤノ家で買い取る値段である、ロックに軽々しく言えない、因みに1個金貨7枚ほどである。
「ねぇー、ロックーこっちに変なキノコあるけどどうなの?」
「それだめ、触るの禁止、種類は分からないけどリリィさんが声かけた瞬間泣きそうになった」
ダンジョンに生えてて魔獣に食べられないキノコだ面構えが違う
「ざーんねん、大きなワンちゃんでるんでしょ?採っておいて口に放り込めば?」
ロックの目が赤くなっている、もう泣きそうだ
「ダメだ、リリィさん。布越しに触ってもいけない感じの反応してる、こいつは本当にヤバい、もしかしたら胞子でも飛ばしたらやばい、離れよう」
しばらく探査をして大きなキノコ魔獣やコウモリを倒し続ける、胞子以外のアイテムは出ない。
「んー急に何もでなくなったわねー」
胞子だけでも銀貨5枚分は拾っている、感覚がマヒしているようだ。
その時遠吠えが聞こえた。狼型の魔獣だろう、十中八九オリバー達をターゲットにしている。
「ロックかくれ.....もういない、流石だな」
冒険者歴6年のリスク管理は半端ではない。
そうこうしているうちに狼型魔獣が突進してきた、オリバーは盾を壁に叩きながら威嚇をして攻撃を受ける準備を整える、リリィは詠唱に入っている、完璧に決まる。そう思った。
狼魔獣はオリバー達を無視して何もない壁の後ろに顔を突っ込み、口には見覚えのある色の服を噛んでいた。
「ローック!今助ける!リリィなんでもいい足を止める感じの魔法を!」
オリバーは今にも泣きそうな顔をしながら必死に狼魔獣に走り寄る。
「こっちだよ、犬っころ、これでも食らえや!」
至近距離からのロックの投げナイフ、狼魔獣はよけきれずに足に刺さる。
「オリバー今だ!早く一発入れろ!」
反射的にオリバーはククリナイフを狼魔獣の首に突き刺し切り裂いた
「水よ、水よ、凍れ、凍れ!」
リリィの魔法が発動する。
傷口に大量の水を流し込み一気に凍らせる、首から入った水が臓器や脳を突き破る様に凍る。
狼型魔獣は痙攣して倒れ、オリバーがとどめを刺した。
「結構、大きいな、狼の毛皮はほぼすべて使える、今日はこいつに魔石が無いか確認してできるだけ毛皮を持ち帰ろう」
「そうだな、そろそろまだ行けるって気分になってきた所だ、いい言葉だな”まだ行けるはもうダメだ”って格言、俺は気に入ったぜ、帰ったらギルドに進言して新人教育に取り入れるように提案しようぜ、シルバーの二人の提案なら採用されるぜ」
オリバーとロックは毛皮を剥いだり魔石を探している。ギルドでは定期的に動物の解体の講義を開いている、リリィはオリバーかロックにやらせればいいと思い参加すらしていない。
「なぁロックさっきのはどういうカラクリなんだ?俺はロックが食われたと思ったぞ」
「ああ、俺も隠れたつもりだったんだけどな、第六感がすげー反応してな、このままじゃ死ぬって思ってよ、あいつ犬じゃん鼻が利くと思って、マントと上着を岩に括り付けて俺は引き下がったら震えが止まったってわけよ、投げナイフは偶然いい所に当たったな、当たらなかったら追撃で怪我か最悪死んでたぜ、サンキューなオリバー、投げナイフを準備しておけって言ってくれて」
「いや、まさか。心臓とふとももの血管を守れればいいと思っただけで訓練も無しに本来の使い方をするとは思わなかったよ」
「日頃の行いってやつだな、まぁでも時間ある時に投擲の講習くらい受けておくか、俺の商売はいつ閑散期が来るかまだ読めないからな、体が動くうちは暇なときは冒険者して貯金するわ」
「ねー二人ともーそこに見えるのって石っぽくない?魔石だったりして」
狼魔獣の死体を指さしてリリィが指摘する
「お、結構大きいな。大当たりじゃないか?帰っての鑑定が楽しみだ」
3人で今日の成果を確認しながら和やかに解体作業を続ける
「!!!!!!おい、二人とも、魔石だけ持って全力で入り口まで走れ!最大級の反応だ震えがとまらねぇ」
大粒の涙を流しながらロックが叫ぶ、魔石だけ持ち毛皮を諦めて逃げようとした瞬間ダンジョンの奥から助けを求める声が響く
「だ、誰か!助けてくれ!、大群だ!魔獣の大群が押し寄せて来る」
ゴールドのネームプレートを下げた集団が逃げて来る、オリバー達も逃げようと思った瞬間カッパーのネームを下げた女性が明らかに走るペースが落ちている、彼女は荷物持ちだろう。
「おい、ロック、リリィ、持てる戦利品を持って逃げろ、俺はあの女性を助けて逃げる」
「無茶よ、私はあなたが大事、今から石礫をあの子も殺すつもりで撃つわ、私に人殺しをさせたくなければ逃げるわよ」
「ごめんな、リリィ、俺は騎士なんだ、弱きを助けろって家訓なんだよ」
「いやよ、石よ礫になりて......」
「おい、ゴールドの奴ら!今夜うまい飯食いたいだろ!協力しろ、全員生き残りたいなら戦え!」
ロックが叫ぶ、ゴールドランクパーティーも腹をくくったようだ、カッパーの女性の腕を引っ張り戦闘態勢に入る、どのみち逃げ切れる可能性の方が低い、強さは不明だが謎の3人組に賭ける事を選択したようだ。
「お前らが言い争っているうちに逃げるタイミング逃したじゃねーか、俺は隠れる。お前らに命を託したぜ」
少なくともオリバー達三人にとって生まれて初めての命がけの、分の悪い戦いが始まる。
ダンジョン回2回目、なんとかロックの動きを封じ込めたけど隙を見せたせかまだ活躍しようとする。こんなに元気なキャラになるとは思いまんでした。
触ったらやばいキノコ.....実際にはダンジョンと言うか洞窟にはキノコは生えないようです、異世界ですから、そういうものだと納得してください。
リリィが行ったコウモリ型魔獣に対する風魔法を使った炸裂音,,,,実際のコウモリにも同じことをするとコウモリの感覚器官や脳が激しい混乱に陥り、これにより、パニックを起こして一斉に飛び立ち、壁に衝突したり、最悪の場合はストレス死したりする事があるそうです。何故こんな簡単な攻略法が共有されないかって?大きな音を立てると魔獣を呼び寄せるからとかですかね?他のつよつよパーティは静かに凄い攻撃で瞬殺します、作者は考えるのを放棄した。
この後どのようにピンチを潜り抜けるのか?犠牲者は出ないのか?作者は割と名無しキャラはサクッとやっちゃう可能性があります、しかしハッピーエンド過激派でもあります、当然これを書いている時はノープランです。
次話を20時50分にアップします。
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