表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/115

指名依頼3 久しぶりの貴族仮復帰

 オリバー君は今でも訓練はほぼ欠かさず続けています。


 今夜は17時50分、19時50分、20時50分と夜中まで1時間おきに連続投稿しました、現在も執筆中ですので22時以降も投稿するかもです。


 帰宅をしてオリバーは「しばらく一人にしてくれ」といい手持ちの剣でずっと素振りをしている、上段からの振り下ろし、下段からのかち上げ、片手での横なぎを両腕で何回振ったか分からない、余裕がある時は早朝にやっているいつもの訓練、しかし今日は回数も時間も段違いだ。裸の上半身と顔から大粒の汗が飛び散っている。


 どうやら満足したみたいだ。


 「リリィ、すまない。滝のように水を1分ほど頭からかぶせてくれ」


 リリィはいわれたようにする。オリバーがここまで怒っているのを見るのは初めてだ。婚約者に裏切られた話をした時も怒ってはいたが今は違う、怒り狂うとはこの事だった。


 水浴びを終え、服を着替えてリリィが用意したお茶を飲んで落ち着いたようだ。


 「ロックは......ロックがクエストから帰ってくるのは三日後だな」


 「見せるの、大丈夫?」


 「正直気が引けるが、今から俺がする事が本当に正しい事なのかちゃんと調べないとダメだ、ロックがいい奴なのはわかる、ほぼ被害者だ、あの親子と準貴族はきっと嘘をついている、でも、ほぼとかきっとで判断したらダメだ、ちゃんと100%納得して、動こう」


 「そう、あなたがそう判断するならそうするべきね」


 「リリィはどう思うんだ」


 「女の感だと100%あのクソ父娘とクソ貴族は黒よ、誰も見てないなら口に生活魔法で水ぶち込んで凍らせれば本当のことしゃべるわよ、ロックさんとは何度を交流したわ、誠実でいい人ね。雰囲気で判断したらダメな人2号よ」


 1号は間違いなく熊みたいな男である。


 「あんないい人があんな理不尽な目にあったのに土下座までしたなんて、とどめは私でいいよね?」


 「それはロックにまかせよう、まずは話を聞こう、俺がいってくる、ロックは女性であるリリィの前で情けない話はしたくないだろう、悪いけど待っててくれ、それに三日あればもしかしたら裏がとれるかも」


 ロックは山菜やキノコをギルドに納め上機嫌で帰宅してきた。


 「よう、ロック、景気がよさそうだな、飯おごれよ」


 「ばーか、さっき今年分の納税してきたんだ、後4年分だよ」


 「そっか、なぁロック、申し訳ない、つらいかもしれないがどうしても見てもらいたいものがある」


 ポケットから小さな透明な玉を出したところでロックは察したようだ


 「何で持っている?売っていたのか?あいつ食い詰めて女の記録映像でも売りはじめたのか?」


 ロックは冗談っぽくしかし声に怒気がこもっている。


 「すまない、その辺は守秘義務なんだ、これを見せるのも厳密にはアウトだ、でも......俺は納得したい」


 「ああ、いつでもいいぜ」


 「スタート」


 あの時の映像が映る。ロックの顔が強張る。


 「ストップ」


 「相変わらずぶっ飛んだ性能の魔法だ」


 「ロック、お前が帰ってくる間に調べ物をした、あの女に診断書を出した医者は2年前に貴族相手の書類偽造の容疑で捕まっていた、刑も確定している。ギルドの資料室で過去の新聞を調べたら記事があった、でもだからと言ってロックの元嫁の書類が嘘とは言えない」


 


 「そうか、あのやぶ医者はお縄になったのかざまぁねぇな」


 「お前の意見が聞きたい、俺とリリィが本気を出せばあんな小物、簀巻きにしてここに連れて来れる、ロックの好きにしてもいい、別の容疑があるから怪我は拿捕時に暴れたとか何とでもいえる」


 「.....いやいい、公正な法の元で裁かれるのならいいんだ。今更おせぇよ、殴ったって俺の6年は帰ってこないし残り4年も早まらねぇ、今回の事であいつがどんな罰が下るか知らないが奴は犯罪者、俺は夢に向かって折り返し地点だ、俺の勝ちだよ」


 「公正な法は保証する、アヤノ領で行われるらしい、あそこの裁判所はその日になるまで担当者がわからないくらい賄賂対策はばっちりだ、そうか、ロックは大人だな、俺は意気揚々とこれについて話をする奴をみてリリィがいなかったらどうなっていたか」


 「ありがとうよ、でもなんでこれが?」


 「あんまり詳しく言えないけどあのクソ男はよく無い物を横領して逃げる時にとある工務店から宵越しの金品を奪ったんだとさ、その中に風の魔獣のふいごもあるらしい、全力を尽くすよ」


 「そうか、頼むわ、終わったら、飯おごるぜ」


 つぎの日の夜、ギルドの完全防音部屋で着飾った二人が揃う。


 「作戦はリリィが近寄ってナンパされてあいつの自室の部屋を開けた瞬間に取り押さえて俺が突撃って、大丈夫なのか?リリィが怪我したらあいつ死亡確定なんだけど?」


 「確定事項なんだ、ひっかき傷くらいつけられるかもだけど大丈夫よ、あいつの資料もらったわ。昔お遊びで冒険者ゴッコをしたらしいの、3以上の技能に戦闘系無しよ、因みにだけど私は徒手格闘3あるわよ」


 「え?なんで、魔法使いだよね?怖いんだけど」


 「詠唱が長いから、最終手段として寝技とか関節決めながら詠唱できるように学生時代に格闘術の授業全部取ったのよ、先生がね、立ち技はセンスだが寝技は努力でどこまでも上達するって言ってずっと寝技から関節技に持っていく練習をしてたわ、騎士科の子引いてた」


 「そっか、俺もしっかり引いたよ」


 因みにオリバーは基本的な動作を習ったに過ぎない、でかくて力が強い奴が基本に忠実な動きで相手を素手で全力で殴ると相手は死ぬからである、寝技とか細かい事をしなくてもオリバーパンチは当たれば相手の防御ごと粉砕するのである。


 馬車が到着した、作戦開始の合図だ。


 どんな目に合わせてやろうかオリバーは頭の中で親友の仇が泣き叫ぶ姿を想像していた。


 決戦の時は近い、今夜で決着をつける。悪党に鉄槌を下す時が来た。


 

 次でラストになるといいね、6日の17時50分に上げます。


 剣の訓練、作者は陰キャなので卓球部でしたが隣は剣道部でした、一人同級生で片腕がなんらかの事情で動かせず剣道は無理と言う状態でした。彼は腐らず3年間作者が描写した訓練を片手で剣道場の隅でひたすら毎日ずっと行っていました。作者は剣の事は分かりませんが学生ながらあいつこそが剣士なのかもしれないと思ったことがあります。 

 

 流石本番前なので着飾ってもお互い緊張しません、二人ともロックの事で怒り心頭なのです。


 リリィまさかの肉弾戦系魔法使い。

 

 立ち技はセンスだけど寝技は努力でどこまででも強くなれる、作者が大好きな帯をギュッとねと言う漫画のセリフ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ