人物紹介回その2 後編
人物紹介、後編です。
王族、冒険者の町の面々、そしてジパンや刺の冠関連の人物たちをご紹介します。
前編に続いてご覧いただければ幸いです。
王族
王様、40代後半。それなりに賢王なのだが王権に固執するあまり視野狭窄に陥っている。王国は王が支配すべきと考えている。馬鹿では無いので決定的な間違った政策はしないし無駄金を使おうとする高位貴族には叱責をする。過去に功績を上げただけの役に立たない高位貴族を引きずりおろそうと画策をしながら伝承に頼りギフト持ちの子は優秀な子が生まれると信じていて異世界転生者のコウタに子どもを作らせている。コウタが逃げてマフィアに殺されたと思い込み焦っている。
長男、20代半ば。傲慢な性格が災いして現在は反省の意味も込めて左遷中。既婚で側室もそこそこいる。第一婦人も王族はそういうものだと割り切っていて夫婦仲はそんなに悪くない。子供はまだいない。それなりの都市でそこそこ自由に楽しんで生きている。
第2王子、20歳。次の代の王候補、今は父に頼み込んでマルコの補佐でカバン持ち。長男が少し残念だったので白羽の矢がたった、権力に固執する父を呆れた目で見ている、もしかしたら優秀な子が生まれるかもしれないという子供ガチャ要素に国のかじ取りをさせようと思っている時点でもうダメだと感じてマルコと組んで暗躍をしている。
冒険者の町に住む人
受付嬢、20代前半。ファンタジー好きな人が想像する受付嬢、金髪碧眼の軽いパーマのかかったロングヘアの美人のおねえさん、名前はユリ。異世界転生者が故郷を偲んで似たような花に付けた名前が定着したようだ。
受付のおじさん、33歳のギルド長。人手不足が招くブラック企業の闇、本来は管理職なのに現場に出る事が多い、元はゴールドクラスの斥候なので初心者の町の冒険者が多少束になってかかっても軽くあしらう程度には強い。年上の妻がいる。
ロック、33歳の職人
準貴族の言いがかりで冤罪を着せられて一時は冒険者になるが色々ありお金を貯めて職人にカムバック、作中屈指のチートスキル第六感を持つ、自分に危険が迫ると寒気がするので危ない事は事前に回避ができる。冤罪でバツイチになったせいで女性とのお付き合いや結婚には消極的である。自分の仕事のビラ配りや商品の回収や配達を冒険者の子供に率先してやらせることで子供の死亡率減少に大きく貢献している。何気に植物採集の才能があり現役時代はギルドに納める薬草の約6割をロックが採取していた。草をむしってカッパーまで昇格した伝説の人物としていまだに冒険者ギルドで語り継がれている。
マーガレット、高位冒険者。20代後半
神を信じないと言いながら修道服を捨てられない僧侶、修道服が何故か体のラインを強調する上にスカートのスリットが深いのは過去の異世界転生者が僧侶でシスターと言えばこういう格好だ!と熱弁して回ったからである、ただの彼のフェチである。ただ偉大な回復術の使い手であったために神聖視されてこの服装が定着した。マーガレットは孤児院育ちで治癒術と杖術の才能が有りメキメキと冒険者として頭角を現すことになる、自分の資金で孤児院を運営するが2度も騙された上に2回目は子供たちが奴隷として売り出された事で絶望した。今まで誰にも頼ることなく生きてきたが生まれて初めて戦い以外で頼りがいがあるロックと出会い無意識に惹かれている、最初は月1で会いに行く約束だったが適当に言い訳をして土日はほとんどロックと会話をして過ごしている、今は日曜日にロックと共に孤児院に赴いて子供たちのいいお姉さんをしている。
有馬 剛、見た目は20歳で中身は50代、日本で死んで異世界転生をするものの権能はいらないから日本に帰せと駄々をこねた結果1週間に1回の土曜日だけ24時間日本に帰れる権能を手に入れる、こっちからは服と金貨数枚以外の持ち出しと日本からの物資の持ち帰りは不可、現地人を日本に連れて行っても帰還時にすべての記憶を失います、鹿児島に伝わる剣術の達人、50年分の経験を持ちながら20代の体を手に入れたのでかなり強い、権能無しで冒険者最高位に半年で駆け上がる、この世界で権能無しでただ一人イワオと互角に戦えそうな人物。
植物ハンターズ、20歳前後
片方は大盾持ちの田舎育ちの植物に詳しい堅物、片方は短剣と罠使いの軽薄な斥候でチャラ男な孤児院出身。
実は作者は最初はこの二人を主人公にしようと思っていたのだがダブル主人公だとヒロインが二人いる事に気が付いて諦めました。ロックが引退したので2代目植物ハンターとしてギルドに貢献している。二人ともそこそこ人情家。作者の腕が上がったらいつか男二人のバディ作品を書きたいと思う。
農民夫婦、トルフィン30代中頃とイルヴァ20代前半。イルヴァは農民として潜入するプランもあったのでアヤノのスパイ訓練である程度農家の知識があるためトルフィンに厳しく農業指導をしております。第2子の誕生も近いです。落ち着いたら1年目の夏はスイカ、秋は大根、翌年は赤芋だけの2年3作の輪作体系農法を試そうと考えています。この方法だと連作障害の回避を見込まれます。実は作者の地元で行われている農法である。
北の国、本格的に蛮族の侵攻を受けていたのはショーベリ家のみだったので危機感が薄く兵も弱兵である、しかし雪の中での戦闘力は侮れない。完全に蛮族を排除できたわけではなく国内に数か所蛮族の砦があるが、積極的に攻める気は無く兵糧攻めにしている。
北の国の王様、今のところ存在感無しです。いつかでるかも?
ブゥタ家、王国の助命嘆願書のおかげで地方に左遷程度で済みそうだったが政治の中枢から抜けると国が回らないので領地縮小と地位はく奪だけにして裏方として忙しい日々を送っている。長男も同じ立場である。
次男、領地縮小により騎士団も一度解散をして山を切り開き農作業の指揮をとっている。アヤノに頭を下げて赤芋の生産をしたいと考えている。
三男、ひっそりと処刑される。最後まで惨めに自分は悪くない、生まれる順番が悪かっただけだと言い続けて死んだ。
ジパン関係
綾野 葵 20代前半、他国の外交官に危害を加えようとした罪で謹慎中だがただでは転ばない、次の章でちらっと出ます。主人公一家のとても遠い親戚。
異世界転生者の符術士、20代中頃。この作品で今のところ最強です。イワオですら一方的に殺せるポテンシャルがあります、基本的に平和主義者でまわりからチヤホヤされたいだけの人物、現代日本の価値観で人死にを出すのを嫌うが自分の身に危険が迫ると容赦はしない。2度の蛮族の襲来時にはこれって授業で習った元寇と同じじゃんと思い付き徹夜で特製の符を作り台風を起こして勝利を収めた。そのせいで大量の蛮族が奴隷になるのを見て心を痛めている。何とか人道的に扱うように政府に働きかけている最中。次の章で出しますよ。その時は名前もつけます。転生前はラノベを嗜んでおり異世界転生にはすぐ順応できた。
刺の冠を操るマフィア
汚い金の匂いを嗅ぎつけ袖の下を使い刺の冠の幹部と接触してアドバイザーになる、ボンクラしかいない刺の冠を本格的に反社化にする事に成功する。こいつらを何とかしない限り刺の冠は壊滅しない上に治安は悪化するばかりである、比較的安定している王国と北の国はなんとか治安を維持できるが小国は絶賛治安悪化中。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
前後編にわたってお届けした人物紹介、いかがでしたでしょうか。これだけ多くの人が、それぞれの場所でそれぞれの人生を歩んでいるのだと思うと、感慨深いものがあります。
さて、次回からは物語もいよいよ本格的に動き出します。ジパンからの使者、そして刺の冠の核心へ、お楽しみに。
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次話もお楽しみに。




