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人物紹介回その2 前編

物語も長くなり、登場人物もかなり増えてきました。

ここで一度、皆さんの現在の様子をまとめてご紹介します。

前編は、アヤノ家・ロッシ家・ショーベリ家の面々です。それぞれの近況、そして時には裏話も交えてお届けします。後編は本日中に投稿予定です。

 オリバーとリリィが結婚した時の時期の人物紹介です。作中時間ではオリバー追放から約3年半たっております。


 アヤノ家関係

 主人公、22歳、ハジメ・アヤノ→オリバー→オリバー・ショーベリに名前が変化しております。アヤノ家の人間しかいない時のみアヤノ家の面々はハジメと呼び、ルイはお兄ちゃんと呼びます。現在22歳。身長と体重は約190センチ95キロほどです。マッチョマン。因みに女性陣の身長と体重はぼかします、女性の体形を気にするのは野暮ですよ。

メイン装備はダンジョン編でゴールドランクパーティーのリーダーから貰ったとにかく硬いだけが特徴の魔獣製の盾とククリナイフとジパンの小太刀です。見た目は熊みたいな大男ですが話すと意外と気さくで誰とでも仲良くなれるタイプです。ジパンで妖怪産女の試練を乗り切り剛力を会得しています。妖怪産女の逸話は本当なので検索してみてください。


 父、イワオ・アヤノ

 40中頃、息子より一回りでかい。この作中の異世界転生者を抜かせば単独では圧倒的に強いです。多分冒険者ギルドで適性検査を受ければ「強さ5」みたいなぶっ飛んだ結果が出ます。とにかく強いです。決して脳筋ではなく柔軟な思考の持ち主で清濁併せ呑む事ができる人物。実は作者が意図的にブレーキをかけないと勝手に建国しそうなくらいのスペックを持っています。妻一筋、最近のルイの奇行を見て幼い頃もっと構ってやればよかったと後悔しています。オリバー(ハジメ)に関しては十分に鍛えたのでその辺に雑に放っておいても勝手に生き延びると思っていたら妻の若い頃そっくりの嫁さんを連れてきてビックリしている。学生時代はマルコ・ロッシと同級生だった。すべての格闘技系部活を出禁にされてマルコと同じ盤上競技部に入部、賭け競技を覚えてからはメキメキと腕を上げてマルコに次ぐ実力となったが現在連敗中。情には熱いが時には冷徹な判断もする。歴代アヤノ最高の将である。


 母、ヘレナ・アヤノ(旧姓ヘレナ・ラング)

現在はアラフォー、体形は釣り目の美人のスレンダー体形である。17~18の頃に弱小貴族な上に父親が元アヤノ兵で現場レベルでそこそこの地位にいたために貴族令嬢としての教育は最低限しか受けておらず剣の修業ばかりさせられていた。剣だこができているような女性のためにお淑やかな令嬢を好むいい条件の男性との縁がなくロクデナシからのアプローチが嫌になり逃げるようにアヤノ式キャンプに参加をしてイワオに見初められ、約1年間口説かれて結婚に至る。剣の腕もいい上に独学で学んだ魔法も使いこなす魔法剣士だが今は封印している。リリィと似て釣り目でスレンダーな茶髪の美人。アヤノの古参兵はリリィを見た時は口をそろえて若い頃の奥方様にそっくりだと言った。息子がどれだけ大きくなってもヘレナの中では可愛い男の子のままである。追放時は時々好物のミートパイを作ってくれとお願いしてくるオリバー(ハジメ)を思い出して涙を流す事もあった。最近は夫とルイが仲良くしているのが羨ましい様子。以前にも書いたが絶対ありえない話だがイワオが浮気をすれば浮気相手を破滅させた夜に浮気相手と同じ格好とプレゼントした装飾品をまとってイワオに抱き着いて耳元で「アナタ、こういうのが好きなんでしょ?」と囁いてくるくらい重い女性でもある。実は最初はルイゼと言う名前にしようと思ったがルイと被るので変えました。ドイツ系の名前で強い戦士の名前らしくてイメージにピッタリだったので残念。


 妹、ルイ・アヤノ

現在19歳、ブラコン気味、ちょっと前までは人前や冷静な時はオリバーの事を兄と呼び冷静じゃない時はお兄ちゃんと呼ぶように心がけていたがオリバーが堂々と帰ってこれるようになってからはタガが外れたのかどこでもお兄ちゃんと呼ぶようになる、以前は自分を見てくれるのは兄しかいないと異常な執着を見せていたがイワオや婚約者のマッテオがちゃんと評価をするようになったので改善されつつある。マッテオが卒業して自分の研究が落ち着く22歳くらいで結婚しようと思っている。小さい頃は父は戦場で母は内政で忙しかったようで夜寝る時以外は乳母が面倒を見ていたが乳母が体調を崩した時に護衛役のおじさんに可愛がってもらい物凄く懐いていた、自分の卒業式や結婚式には絶対に参加してほしいし子供が出来たら見せたいと思っている。ギフテッドであり他人には理解してもらえない自分の事を好いてくれるマッテオに困惑しつつ大切に思っている。武家の娘なので中性的な名前にしました。イワオは後年に後悔して謝りますがルイは気にしていない模様。


 間諜、名前は無い

アラフォー、元は孤児だったのをアヤノ家の諜報機関に拾われて訓練をして育った。成績優秀でイワオとヘレナとルイに好き放題使われている。普段は化粧等で顔を隠して声色も変えている。幼い頃のルイの護衛である、ルイの乳母が体調不良の時に見様見真似で高く持ち上げて見たり振り回してみると思いのほか喜んでくれたのでかなりアクロバティックに遊んであげた模様。12歳の時に護衛を解任された時はルイが三日三晩泣くほどには懐いていた。今はほぼルイの専属。時々卒業式にあの時の世話係のおじさんを呼んで欲しいとか結婚式に参加してほしいから探してきて欲しいとか子供が出来たら絶対に合わせると言われて陰で泣いているようだ。因みにルイの入学式と卒業式にはばれないように参加している。イワオはルイの結婚前には正体を明かしてもいいかなと思っていたりする。密偵と言う身分なので弱点となる家族を持つことは禁止だ。


 執事長

60代、前の当主から仕えていてイワオの真似がうまい。実は投げナイフと鎖分銅の達人だったりする。ハジメの事を孫のように可愛がっていた。戦地とアヤノ本家と王城に行ったり来たりするのに疲れて今はもっぱらアヤノ本家のみの配属。後任は間諜にさせようと考えている。現在教育中。


 ロッシ家、当主マルコ・ロッシ、因みに奥さんはいるが詳細はまだ考えていません。

イワオと同じ年、中肉中背の絵に描いたような中間管理職。イワオとの出会いは学院の盤上競技部、当時からイワオに振り回されている。何故か馬が合うようでイワオの「いい事を思いついた」に何だかんだ言いながら協力をして学生時代から酷い目にあっているが、大人になってからはいい青春の思い出だと感じているようだ。特に好んでプレイする盤上競技は現在イワオに対して連勝中。マルコはアヤノ家の奴らは転ぶときは相手の服を掴んで一緒に転んで起き上がる時は顔を踏んで起き上がると思っているがイワオに言わせたら起き上がった後に法外な慰謝料を請求してきて最終的には一人勝ちしていると思われている。過去に武官からハンコを押しているだけで給与がでて羨ましいなと挑発をされて一緒にアヤノ家主催の軍事訓練に参加をして挑発してきた武官も途中離脱する中、10か月コースを最後までやりきりアヤノ兵からは一目置かれている。今も時間があれば朝のトレーニングは欠かさず行っており、普通の武官程度なら軽くあしらうくらいには強い。ロッシ家は教育に力をいれており王城内には親戚や息のかかった人材を多数輩出し、陰で内政を取り仕切っている立場だ。堅物かと思いきやイワオと違い娘のオリビア関係では公私混同をするタイプだ、特に娘のオリビアの陰口を叩く奴がいたら容赦ない制裁を下す。王がだんだんと権力欲に捕らわれて来ていて頭を悩ませている。


 長男、名前はまだない。

20代中頃既婚者、マッテオの事をそれなりに心配をしている、過去に父の命令でアヤノの軍事訓練に参加したが1か月でギブアップした。アヤノ兵からは文官にしてはやる方だなと一定の評価をうけているようだ。父の補佐をしているが父の新たな補佐に第2王子がついてしまってどう接すればいいか悩んでいる。


 長女、オリビア

22歳、体形に関しては背が小さく童顔で胸が大きいとだけ。赤毛である。かつてコウタの権能によりカフェテリアで寸暇も惜しまずコウタと会話を楽しんでいていつの間にか目の前から婚約者のオリバーが消えた、自分のした事がかなりショックで一時は記憶の混濁も起きていたが母親と専門医のカウンセリングで回復を果たした。国内では悪い意味で有名になりすぎたのとヘレナの暗躍でいい嫁ぎ先は全滅してマルコの政治的な思惑もあり6歳年下のショーベリ家長男のアンテロと婚約をした、最初は自分なんかと婚約をしたアンテロがかわいそうと思っていたようだが純粋にアンテロが自分に好意を寄せていると気が付き今はいい関係を築いている、アンテロの卒業後に結婚予定。オリバーとヘレナには謝罪と話し合いをして和解を果たす。


 次男、マッテオ

18歳、そろそろ学院は卒業である、ルイとの約束を守って常に学院の座学は4年生からはトップを守り通した、週2回の地獄の特訓もいつの間にか軽い運動程度に思えるようになっている、調教は順調なようだ。当初は子犬のように震えていたが今は柴犬くらいには成長している。ヘレナに睨まれると半泣きになっていたが今は普通に会話をできるようになる。卒業後にルイと結婚できると思っていたがルイはもう少し国の研究機関で研究をしたいらしく2年ほどお預けを食らう事になり、その間はアヤノ式軍事訓練に放り込まれる予定。長男のハジメはいない事になっているので事情を知らない周りの人間には常にイワオと比べられる人生を送る事になるが、戦争が無い時代ではインフラ整備においてイワオ以上に力を発揮する事になる。マルコと似て人間関係においては潤滑油タイプの人間のようだ。将来はルイの悪口を言う人間がいたら容赦なく合法的に葬るタイプの人間になるであろう。愛妻家になる予定。


 ショーベリ家

当主、エリック。アラフィフ。当初は柔和な人物であったが長年の山奥の砦での蛮族との防衛戦を経て歴戦の戦士のような風貌になっている。娘のリリィ(リンネア)がブゥタの三男に追い回されていた時に何もできなかったことを悔いている、その反動もありオリバーを紹介された時に二人で話をした際に軽いジャブのつもりで娘のどこが気に入ったのかと聞いたら蛇口が壊れた水道のように惚気られてもうこの男でいいやと決心がついた。ロッシ家に良い意味で領内が改造されて驚きの毎日を過ごしている。領民に好かれていて蛮族が攻めて来た時は逃げる事が出来ない老人が率先して決死隊に加わり何とか山頂の砦で防衛網を構築する事ができた、今でも取り戻した土地に石碑を作り領を守るために時間稼ぎをして散った老人たちのために毎年祈りを捧げている。イワオが同盟諸国全体の大英雄に対してエリックは2番目に蛮族から領を完全開放を成し遂げた英雄として北の国限定でご当地英雄として有名である。


 妻、シグリッド。40代半ば

エリックとは幼馴染である、身分差はあったがショーベリ家自体が地位の低い貴族であったためにいつの間にか結婚していた。お互いに隣にいて当たり前くらいに思っている。毛糸の手編みと家事と料理が得意な普通のお母さん。娘のリリィに似て美人である。常にエリックについて回っていたので近い年の男は早々に諦めていた。蛮族襲来時にはシグリッドは妊娠も重なりながら内政も担当しており定年退職をした元メイドや文官を頼ってなんとかショーベリ領を維持していた。内心ではブゥタの事は三男どころか一族全員を憎んでおり法が許すなら自分の手で抹殺したいとすら思っている。アンテロの事は我が子ながらとんでもないイケメンだとわかっているので悪い女に引っかからないか心配だった。噂と違い婚約者のオリビアが優しい女性だったのでホッとしている。高位貴族のお嬢様にどう接すればいいか悩んでいたがオリビアがグイグイと家事や裁縫を教えてくれと頼んでくるのでリンネアもこのくらいお淑やかだったらよかったのになと思いながら楽しく義理の娘と過ごしている。


 長女でありヒロイン、リリィ(本名、リンネア・ショーベリ)因みに強引にリリィをあだ名として定着させた。

 26歳、オリバーとは新婚を楽しんで思う存分いちゃつきたいと思っているがそろそろ子どもを作らないといけないと少し焦っている。3人は欲しいらしい。小さい時はとても可愛らしくて世界全体が自分を愛してくれていると思っていた、実際に天使のように可愛くて何かをねだるとみんな喜んでさしだしていたようだ。蛮族に攻められて優しくしてくれた領民を失い父親と長い事会えなくなって苦肉の策で学院で男性を標的に媚びを売る事で自然と男性が喜ぶ仕草を覚えていった、それに比例して女子の友達はいなくなっていく。年の離れた弟のアンテロをとても溺愛している、何かあると泣いて抱きついてくるので溺愛は加速したようだ。しかし最近は弟離れが進んでいる。お淑やかな令嬢の皮を被ったかなりのおてんばである。強引に言い寄って来る高位貴族のブゥタの三男から逃げきるために死を偽装して冒険者となりオリバーと恋仲になる。今はすでに結婚をしているのにどうやったらオリバーが自分に夢中になってくれるか日々研鑽を重ねている。ヘレナとは違いあり得ない事だが仮にオリバーが浮気をしたら相手を陰で処す位の事は平気でする。過去に学院の魔法科で詠唱速度の遅さから落伍者の烙印を押されたがルイが開発した杖のおかげでこの世界でもトップクラスの魔法使いになった。同窓会があれば見せつけてやりたいと思っている。過去のトラウマから自分の大切なものを奪おうとする物には容赦がなく、激昂すると口調が荒く変化をする、詠唱速度の遅さを補うために学院時代に徒手格闘の授業はすべて履修して寝技を達人レベルまで鍛え上げている。格闘術も高水準なレベルである。


 長男、アンテロ 16歳

 凄いイケメン、ショーベリ領から蛮族が撃退されたので不安要素が無くなり下級貴族の女性から上級貴族の次女、三女レベルまで幅広くロックオンされている。しかし本人はオリビアに夢中なので意にも介していない。言い寄って来る女性と話す機会も増えて徐々に女性に慣れてきている。最初は緊張でうまく会話をできなかったオリビアとも自然と会話をできるようになっている。オリビア式スパルタ教育のおかげで座学はトップレベルで元々領地を守れる男になりたいと言う夢もあり高い志で戦闘技術を磨いている。ただし父エリックがもう領主個人が武を誇る時代は終わると考えており学院では訓練はそこそこにして領地経営や軍隊指揮の方面の勉強に力を入れている。夏休みにオリバーの紹介でアヤノの軍事キャンプに毎年参加しているが毎年しっかり後悔している、現在ショーベリ領にはアヤノの兵が駐屯しているので将来的に同じ釜の飯を食べた仲として軍事キャンプに参加した事がいい方向に動く事になる。卒業後にオリビアと結婚予定。



 ここまで読んでいただきありがとうございます。

アヤノ家、ロッシ家、そしてショーベリ家。それぞれの家族が、この長い物語の中でどう変わってきたか、少しでも伝わっていれば嬉しいです。


 後編では、王族、冒険者の町の面々、ジパン、そして刺の冠関連の人物たちをご紹介します。本日中に投稿予定ですので、もう少しお待ちください。


 「へぇ、こんな裏話が」「みんな幸せそうで何より」と思っていただけましたら、ぜひ【お気に入り登録】をお願いします。更新のたびに通知が届きますので、この先の展開もお見逃しなく。

評価や感想も、大きな励みになります。よろしければお気軽にどうぞ。

後編もお楽しみに。

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