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ファルーサ・カイデン9-2

 第2層は状態異常攻撃をしてくる魔獣等が多いので、「防御」は「毒耐性」、「麻痺耐性」、「精神異常攻撃耐性」、「石化耐性」をレベル7(「それぞれの攻撃のダメージ又は効果を70%軽減する。又はそれらを70%の確率で回避する。」)まで上げた。ついでに、と言っては何だが、「高温耐性」と「低温耐性」も7(「2,000℃までは熱さに耐えられダメージを無効にする」、「-200℃までは寒さに耐えられダメージを無効にする」)まで上げた。

 「回復」では、「治癒魔法」をレベル7に上げて「治癒魔法・大」を使えるようにするとともに、「生命力量回復速度向上」、「魔力量回復速度向上」、「疲労回復速度向上」を6(「それぞれ回復速度が500倍早くなる」に上げた。

 「基本」では、「生命力量」と「魔力量」をレベル7まで上げ、どちらも総量が1万を超えた。また、「筋力」、「敏捷」、「持久力」は6(「それぞれ(おそらく能力値のようなものが)500加算される」)に上げた。

 併せて「攻撃」では、「剣術」をレベル7(「自分の周囲の任意の範囲にいる敵複数体に対し、剣閃を飛ばし攻撃する」)、「体術」を6(「一度の攻撃で二度のダメージを与える」)まで上げ、物理攻撃の威力を高めるとともに、「火魔法」、「水魔法」、「風魔法」、「合成魔法」も6(「生み出した火の温度を上げることができる」、「任意のものの温度を下げることができる(距離が近いほど低温にできる)」、「圧縮した空気で盾を作ることができる」、「レベル6までの複数の魔法を合成して使える」)まであげた。

 「空間魔法」も6まで上げて、アイテムボックス中が使えるようになったこともあり、「弓術」のスキルを取って6(1「弓の扱いの基礎が理解できる」、2「弓での戦い方の基礎が理解できる」、「3「一時的に視力を格段に上げ、遠くの標的を見ることができる」、4「他人に教えられるほど弓での戦い方に長ける」、5「一度に複数の矢を射ることができる」、6「射程距離が格段に長くなる」)まで上げた。

 これは、第2層では大型の鳥(肉食)がよく飛んでいるのだが、魔法の射程距離をはるかに超えた、かなり遠くの方を飛んでいることが殆どなので、放置しているとしばらく後に俺をターゲットに定めて、高速で飛んで襲い掛かって来るのである。

 丁度、第1層の終盤に宝箱から弓と矢を入手していたので、その鳥共を見つけ次第、矢で射てみることにした。

 長射程の「弓術6」を取り、レベル5に上げた「筋力」で思い切り弓を引き、「風魔法」に乗せて矢を放つ。

 巨大な鳥を簡単に射抜いて落とせる威力は良いのだが、欠点は、走って回収に行こうとはとても思えないような距離にまで矢が飛んで行っていることだな。ありがたいことなんだけど、矢がもったいない。

 幸いなことに、第2層でも矢が入った宝箱を何回か見つけたので、矢には困らなかったが、アイテムボックス小では容量が一杯で矢が入らなかったため、空間魔法のレベルを上げてアイテムボックス中まで使えるようにしたのである。

 ついでに、服が汚れる等、そのままの恰好では家に帰れなくなった時のために着替えも一式入れたり、お腹が空いた時のためにおやつを入れたりと、結構便利に使っている。

 また「生活」の「思考」と「記憶」のレベル5を取った。

 「思考」のレベル3から5は「並列思考」が可能になる。つまり2つの異なる魔法を同時に使用したり、物理攻撃をしながら一方で魔法を使ったり、と言うことが出来るようになる。

 レベルで何が違うかと言うと、一度このスキルを使った後、次に使えるようになるまでの時間の長短だ。(3「24時間」、4「12時間」、5「6時間」)

 このスキルはかなり脳に負担が掛かるらしく、使った後は疲労を感じたり、少し頭痛がすることがあるので、制限時間の5分を超えて使おうとはとても思えないが、第2層では、仲間と連携したり、役割分担して襲ってくる魔獣等もいるので、相手がある程度の数を超えると重宝する。

 例えば、「重力魔法」で身体を浮かせてから「風魔法」で横に移動し飛ぶことが出来るように、一つずつ順番に魔法を使っていくことで魔法を重ねることは出来るし、「合成魔法」で複数の魔法を一つの魔法として発動することも出来る。

 しかし、二つの異なる魔法をそれぞれ同時に行使するのは、まず不可能だろう。片方の敵に剣で斬りかかりながら、同時に、別の敵に魔法をぶちかますのも不可能だろう。

 それが可能になるということだ。すごい!

 「記憶5」(1~4は効果なし、5「今まで見聞・経験した事を、いつでも思い出せるようになる」)は、図鑑に載っていた魔獣等の特徴や弱点を思い出すために取った。読んだ数冊の図鑑の膨大な内容について、必要な情報を必要な時に完全に引き出すなんて、普通は無理だ。なのでスキルに頼ることにした。

 最後に「その他」の「探索」をレベル7まで上げた。これで敵や罠の方向だけでなく、数まで把握できるので、討ち漏らした敵がいることに気付かず攻撃される、なんてことを防ぐことが出来る。


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